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産後骨盤矯正が必要なわけとは?ダイエット効果だけではない骨盤のひみつ♡

産後骨盤矯正が必要なわけとは?ダイエット効果だけではない骨盤のひみつ♡

2017年9月29日 公開

産後6ヶ月以内に骨盤矯正をしたほうが良い、骨盤矯正はダイエット効果があると聞いたことはありませんか?。ダイエット効果があるから骨盤矯正をするというママもいると思いますが、骨盤矯正にはしたほうが良い大切な理由があります!出産によって開いてしまった骨盤ですが、骨盤を元の位置にしっかりと戻すことは生理痛や肩こり、生理痛など女性特有の症状を緩和させるためにも必要なんです。ダイエット目的だけではなく、自分の将来のためにぜひ骨盤矯正をしてくださいね。また、ダイエット効果を上げるためにはインナーマッスルを鍛えることがポイントです。

産後の骨盤は開いている!

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産後は骨盤が開いているから、骨盤矯正をしなければいけない!と聞いたことがあるママは多いでしょう。
産後すぐに骨盤ベルトを着けていたママもいたと思います。

そもそも骨盤が開くとはどういうことでしょうか?
産後による骨盤の開きについてご説明します!

骨盤が開くのはなぜ?

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結論から言うと「産後は骨盤は開いていない!」そうです。
衝撃的ですよね。私自身ずっと開くものだと思っていました。
では産後の骨盤の開きとは何か…

骨盤が開くというのは、具体的に2種類あるようです。
それは「寛骨アウトフレア」と「寛骨インフレア」です。

寛骨というのは、腰に手あてた時に触れることができるでっぱりです。
骨盤というとこのでっぱりと結びつくママが多いと思います。
このでっぱりに合わせて骨盤ベルトをしてしまうママもいるようですが、それはベルトを着ける位置が間違っているので、正しい位置につけてくださいね。

産後に骨盤が開くと言われているのは、後者である「寛骨インフレア」だそうです。
写真を見てもらえばわかると思いますが、骨盤はハートのような形をしています。
出産時は骨盤のでっぱりである寛骨が内側に入り、ハートのとがっている方の骨(恥骨)が広がります。

赤ちゃんが通るために広がるのでもちろん、出産後はもとに戻ります。
しかし、戻るまでに時間がかかりますし、仙骨という骨も元の位置からずれてしまっているので、それなりのサポートをしてあげなければ元に戻すのは大変です。
そのサポートの1つとして代表的なのが、「骨盤ベルト」です。
足の付け根を目安に骨盤ベルトを着けるようにしてくださいね♪

産後は骨盤が開くというよりは、骨盤が歪むという表現があっているようです。

骨盤の開きチェック

□歩くときにガニ股になる。
□仰向けに寝たとき、左右の足の指の向きが違う。(片方が外側を向いている)
□仰向けに寝たとき、左右の足の長さが違う。
□正面から鏡を見たとき、寛骨の高さが左右で違う。

どれか一つでも当てはまっていたら、骨盤が歪んでいる可能性が高いです。
また、歩くときにガニ股になるのは、寛骨インフレアの特徴の一つなので、骨盤が歪んでいるでしょう。

骨盤が開いていると起こる不調

尿漏れ

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産後に尿漏れを経験したママも多いはずです。
骨盤が元に戻っていないと、尿漏れを引き起こすことが多いです。
これは、出産時によって骨盤周辺の筋肉が伸びてしまったことによって起こります。

直接の原因は骨盤ではなく、骨盤にある「骨盤底筋」が緩んでいるからです。
骨盤底筋をトレーニングすれば、尿漏れは改善されるようです。
また、骨盤自体も元の形に戻りやすくなるので、骨盤底筋のトレーニングはおすすめです。

トレーニングと聞くと難しく思うかもしれませんが、産後でいう「産褥体操」がそのトレーニングに当たるので、面倒とは思わず、無理のない程度に産褥体操を行ってくださいね。

トレーニングをしても尿漏れが改善されない場合は、一度専門医に相談してくださいね。

下半身太り

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これに悩むママが多いのではないでしょうか?
体重は元に戻ったけど、体型は戻らない…
特に下半身が太って、出産前のボトムが入らないなんて経験があるはずです!

私も2人目を産んだ後は下半身太りに悩んでいます。
何とかボトムは入るものの、残念なスタイルになってます(笑)

内臓下垂

内臓下垂という言葉を初めて聞いたというママもいるかもしれませんが、「胃下垂」は聞いたことがあるでしょう。
胃下垂も内臓下垂の1つらしく、内 臓が下がっている状態です。

原因としては、筋肉量が不足していることが1番らしいです。
産後は骨盤が歪み、骨盤周辺の筋肉や骨盤底筋、腹筋など絶対的な筋肉量不足になっていることが多いので、産後の体調などを見て筋肉トレーニングをしていきましょう。

不定愁訴

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頭痛や腰痛、血行が悪くなるなど様々な体の不調を引き起こします。
不定愁訴は、原因がはっきりとわからないようですが骨盤の歪みによって起こる可能性もないとは言えません。

そのまま放っておくと、生理痛がひどくなったり、情緒不安定になったりと症状が悪化する可能性もあります。
骨盤の歪みが治ることで必ずしも症状がなくなるとは限りませんが、骨盤の歪みを治すことも症状を緩和する上でも大切です。

骨盤矯正は女性の将来のために必要!

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骨盤の開きによってさまざまな不調が引き起ります。
特に女性は、赤ちゃんを抱っこしたりおんぶしたり、買い物で重たい荷物を持ったりと腰に負担がかかることが多いです。

産後の骨盤の歪みをそのままにしておくと、仙骨も元に戻らず腰痛の原因になります。
セルフケアでは限界があるので、産後体調がよくなったら接骨院などで骨盤矯正を受けると良いでしょう。

産後6ヶ月までに骨盤矯正はウソ⁈

「骨盤矯正は産後6ヶ月までに!」という言葉を1度は耳にしたことがあるでしょう。
産後6ヶ月を過ぎたらもう手遅れなのかと言われると、それは違います!
骨盤矯正はいつでもできるので、あきらめていたママは安心してくださいね。

産後6ヶ月は、骨盤がやわらかいそうです。
だから元の位置に戻しやすいのですが、反対を言えば「歪みやすい」ということにもなります。
旦那さんが接骨院で働く友人に聞いたところ、骨盤矯正は1度やっただけでは意味がないそうです。(特に産後6ヶ月は再び歪む可能性大なので、産後6ヶ月以降も骨盤矯正を受けたほうが良さそうです。)

産後1~2年ほどであれば、効果は期待できるようなので気になるママは、ぜひ骨盤矯正を受けてみてくださいね。

骨盤が開くと太る?

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骨盤が開くと太るというのはうそです。
産後の下半身太りは、筋肉の衰えが原因です。

だからと言って、骨盤を元の位置に戻しておかなければ、筋肉としっかりとつけることはできません。

産後は筋力の衰えで太る!!

産後自分のお腹や太もも、背筋などの筋肉が減った!というママが多いと思います。
私自身、産後入院中のベッドの上でお腹に力を入れて触りましたが、「腹筋いずこ?」状態でした。

骨盤が開く=下半身太りと思われがちですが、下半身太りになるのは筋肉量が不足しているからです。
妊娠時は胎児を守るために脂肪が付きます。
付いた脂肪は、出産とともに消えることはなく(消えてほしいですが)、そのままついています。
脂肪を燃焼させる筋肉が少ないうえに、産後といえど脂肪が付きやすい状態になっています。

骨盤矯正をしたからと言ってかならずしも痩せることはありません。
しっかりと確実に痩せるためには、骨盤周りの筋肉を鍛える必要があります。

骨盤周りのインナーマッスルを鍛えよう!!

産後ダイエットを成功させるためには、インナーマッスルを鍛えることが大切です。
インナーマッスルを鍛えることで、「痩せ体質」を手に入れることも可能なんです♡

インナーマッスルを鍛えると聞くと難しく思えますが、動画のように簡単な動作で鍛えるとができます。
家事や育児の合間や仕事の合間の気分転換などにぜひチャレンジしてくださいね。

ポイントは、骨盤底筋と大腰筋、腹横筋を鍛えることです。
私は意識してやっていなかったのですが、腰回しもインナーマッスルを鍛えるのに効果的みたいです。
【腰回しのやり方】
1、足を肩幅に開き、腰に手を当てる。
2、上半身を動かさずに、腰を八の字を書くように回す。
3、左右各8回する。

簡単です!
私は、夜お風呂上りにドライヤーをしながらやっていました。
ウエストにとくに効くと思います!(友人に腰をよくほめられました!)

いすに座りながらなどいろいろな鍛え方があるので、自分の好みの鍛え方を継続して行ってくださいね。

産後は骨盤周りの筋肉を鍛えてスリムに♡

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産後は、骨盤が歪んでいるだけでなく、筋肉も衰えています。
産後きれいになるママは、この歪みと衰えを逆手に取っているのかもしれません。

産後ダイエットを成功させるためにも骨盤周りのインナーマッスルを鍛えることはとても大切です。
骨盤の歪みに関しても、更年期など女性特有の病気などを防ぐうえで矯正はしたほうが良いでしょう。

育児に家事に忙しい上に、ホルモンバランスも崩している産後ですが、自分に無理をせず産前よりもきれいになりましょう♪
もちろん産後1年以上経っていてもインナーマッスルを鍛えることもできますし、骨盤矯正もできますよ。
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