冬に欠かせない”加湿器”の選び方!赤ちゃんや子どものいる家庭におすすめの機種をご紹介

冬が近づくと空気が乾燥しますよね。風邪やインフルエンザのウィルスは空気が乾燥していると蔓延しがち。予防には部屋の中を適度な湿度に調整することが大切です。まだ体の免疫力が弱い赤ちゃんや小さい子どもがいると、そういった病気から守ってあげたいですよね。そこで重要なのが加湿器の選び方。上手に加湿器を使って加湿することで、病気が予防しましょう。子どもにとっても大人にとっても快適に過ごすために、種類や部屋の広さなどを考慮した、加湿器の選び方をご紹介します。

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2019/09/19 公開 | 615 view

冬に欠かせない”加湿器”の選び方!赤ちゃんや子どものいる家庭におすすめの機種をご紹介

加湿器の選び方≪種類で選ぶ≫

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加湿器とひとことで言っても、いろんな種類があることをご存じでしょうか。まずは、それぞれの特徴をご紹介しながら、その種類の加湿器をご紹介します。

特徴を比較した表もありますので、確認しながら自分に合ったものを選ぶといいですよ。

✔スチーム式

加湿器の中で一番仕組みが想像しやすいのがスチーム式です。やかんを思い浮かべると分かりやすいでしょう。中の水を沸騰させ、水蒸気を出す仕組みがスチーム式です。

ストーブの上にやかんを置いて、部屋を加湿しているという家庭もあるかと思いますが、それと同じ仕組みです。パワフルに加湿できますが、水を沸騰させるのに時間がかかるように、起動に時間がかかり電力を消費するため、コスト面は高め(1時間あたりの電気代:3円~13円)です。また、加湿器の吹き出し口が熱くなりやすいので、赤ちゃんや小さな子が触らないよう要注意。

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・蓋が大きく開き、給水が簡単!
・転倒するとスイッチがOFFになる機能付き
・1時間あたり:約13.5円

✔気化式

気化式水に空気を送ることで、水蒸気を作り出す仕組みです。洗濯物へ扇風機やサーキュレーターで風を送り、衣服についている水分を蒸発させ、その水分で室内を潤しているというイメージだと想像しやすいでしょうか。

室内干ししている洗濯物が乾きにくいように、スチーム型に比べ、パワフルに加湿することはできません。また、フィルターの交換が必要な機種です。しかし、ただ水へ空気を与えるだけなので、電力消費は少なめ(1時間あたりの電気代:0.1円~0.5円)です。

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・プラズマクラスターを搭載
・中まで洗えてお手入れ簡単
・エコ運転ができる

✔ハイブリット式

ハイブリット式は、スチーム式と気化式の特徴をあわせもったものです。湿度が低い時にはスチーム式のようにパワフルにヒーターを使い、温めた風を水へ送り、湿度が高くなってくると気化式のような働きをします。

部屋の湿度を感知し、それに合わせた稼働をするので、消費電力はできるだけ抑えた加湿が可能(1時間あたりの電気代:0.1円~7円)です。しかし、気化式と同じくフィルターの交換が必要です。

✔超音波式

超音波式は他の加湿器の種類とは全く違い、超音波によって水を粒子化し、その粒子化されたものを噴出することで部屋を加湿します。超音波は水へ振動で伝わります。

起動が早く、スイッチを入れるとすぐに加湿してくれるので、素早い加湿が可能です。しかも消費電力は比較的少なめ(1時間あたりの電気代:0.7円~1.1円)です。しかし、小まめなお手入れが必要です。
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