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痒くて痛いしもやけ!症状や治療法を大公開!予防法を知って子供の手足を守ってあげよう♡

痒くて痛いしもやけ!症状や治療法を大公開!予防法を知って子供の手足を守ってあげよう♡

2017年11月29日 公開

しもやけは、小さな子供や女性が多く苦しむ冬に特徴的な皮膚のトラブルです。手足が真っ赤に腫れて、痒さにたえるのは、特に小さな子供たちにはかわいそうなもの。症状と治療法、予防法を知って、しもやけフリーの冬をめざしましょう。

これってしもやけ?しもやけの症状とは?

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しもやけになったことはありますか?
私は小さい頃から指先や耳によくしもやけが出来ていましたが、実は、つい先日も足がしもやけになってしまいました。大人になってからのしもやけは久しぶりで、痒さがつらく、最終的には皮膚科に行くほど悪化してしまいました。
小さい子供や赤ちゃんは、特に冬はしもやけになりやすいです。
しもやけの症状とはどういったものでしょうか?

赤く腫れて痒みをともなう

しもやけの一般的な症状は、赤みと痒みです。しもやけが出来やすい箇所は、手の指や足の指、耳などの体の先端部分で、外気に触れやすいところです。
ほっぺたや鼻にもしもやけはできます。
赤く腫れて、ひどい痒みを伴います。

紫に変色する

赤くなったしもやけを放置してしまうと、紫色に変色する場合もあります。皮膚も硬くなったり乾燥したりして、ひび割れたりあかぎれにもつながります。
ひどくなったら、家での治療にとどめず、病院を受診した方がいいでしょう。

しもやけが出来る原因

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しもやけは、外気温が低い時期に寒さで身体の一部が冷え、それによって起こる血行不良による症状です。気温が5度くらいのときに最も発症しやすいですが、気温差が10度以上あるときにもなりやすいので、春や秋にしもやけを発症する場合もあります。
女性や子供が特にかかりやすいようです。また、体質や遺伝も関係すると言われているそうです。

しもやけには大きく分けると、2種類あるそうです。
*樽柿型(たるがきがた)
手足などが全体的に腫れるもので子供に多いです。
*多形滲出性紅斑型(たけいしんしゅつせいこうはんがた)
耳たぶや鼻、頬などにできやすいものです。

しもやけは、日常生活のちょっとしたことがきっかけで、なってしまいます。
寒さや冷えのために血液の流れが悪くなることが原因なので、冬の朝と夜の気温差や、寒い外から暖かい部屋に急に入った時、雨や雪に濡れた靴下や手袋をすぐに着替えなかったことなど、ちょっとしたことで、しもやけになってしまうんです。
手足をちゃんと拭かず濡れたままにしていると、乾く段階で徐々に皮膚の温度が低下していき、しもやけを引き起こすことがあるので、手洗いのたびに、しっかりと手を拭いてしまうことも大切です。また、水仕事をするときにゴム手袋をして、指先が濡れたり冷えたりしないようにすることも大事だそうです。

しもやけの出来やすい場所

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しもやけができやすい身体の部位は、血管の細い手足の指や、冷たい外気にさらされやすい鼻や耳、頬などが挙げられます。
肌が冷えると血管が収縮し、結果、血の巡りが悪くなってしまいます。
そのため、太い血管よりも身体の末端を流れる毛細血管の方が寒さの影響を受けやすいのです。
患部に感じる症状としては「痛み・かゆみ・熱を帯びている」などが多く、特に温まるとその感覚が強まる傾向にあります。例えば外出していて冷たい外気に触れていたのに、急に暖房の効いた部屋やこたつの中に入った場合などが当てはまります。
痒みがひどいときに、強く押したり、かいたりすると、一時的に痒みが治まり、気持ちがいいのですが、かきすぎてしまうと、皮膚が傷ついて炎症を起こしたり、そこから細菌が入ったりして、ますます悪化してしまいます。
小さなお子さんは、コントロールができないので、特に注意してあげましょう。

しもやけが酷くなったらどうしたらいい?しもやけの治療法は?

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家で出来る改善法

民間療法的ですが、手足の指などはお湯(40℃位)と冷水(5℃位)に交互に浸けると効果的だとされています。
その際「お湯からはじめてお湯で終わる」ということがポイントのようです。
耳や鼻の頭、頬などお湯や水に浸けるのが難しい部位については、まずお湯で絞った「おしぼり」で患部を温めます。
水で絞ったガーゼハンカチなどを電子レンジで温めると、温かいおしぼりが作れます。火傷の危険に気をつけましょう。
患部が温まったら、指でゆっくりとマッサージします。
マッサージの時は、強い力で肌を押したり揉んだりすると、毛細血管が破裂して症状が悪化する場合があるので、やさしく気をつけましょう。

しもやけに効果的な薬は?

しもやけには、ビタミンEの入ったクリームが効果的です。
ビタミンEには、血管を収縮させる神経物質の働きを抑えて、毛細血管を広げる働きがあるそうです。また、血液をサラサラにする効果もあるため、全身に血流が行き渡りやすくなるといわれ、しもやけに効果があるといわれています。

病院に行くべきか?

しもやけは悪化すると、靴を履くのや歩くのも大変になったり、痛みがひどくて、日常生活に支障が出たりします。市販のクリームなどで症状が良くならない場合は、我慢しすぎずに早めに皮膚科を受診しましょう。
特に、小さなお子さんは、痒さや痛みで睡眠にも影響が出ますので、早く治してあげたいですね。

しもやけを予防するためには?

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しもやけは、ちょっとしたことに日々気をつけていれば、予防することができます。
寒い外から帰ったり、汗をかいた後は、手洗いの後、しっかりと水分を拭き取って、清潔な乾燥した靴下に履き替えましょう。
靴が雪や雨で濡れてしまったら、しっかり乾燥させてから履くことに気をつけたり、外出時は、手袋やマフラーや帽子でしっかり防寒することでも、しもやけは予防できます。
お子さんが、帽子を嫌がる場合には代わりにフード付きのコートなどでもいいでしょう。
寒い日は、お風呂に入って身体を温めることも大切です。
お子さんの手足が寒さのために赤くなっていたら、温かいお風呂のなかで、やさしくマッサージしてあげましょう。
冷えた身体をしっかりと温めることは、しもやけの予防だけではなく風邪の対策にもなりますね。

ビタミンEのたっぷり入った食品を摂取しよう!

先ほど述べたように、ビタミンEには、血行促進の効果があり、しもやけで悩んでいる人たちには積極的に摂取してほしい栄養素です。ビタミンEを食生活に取り入れると、自然にしもやけ対策につながります。
ビタミンEを多く含む食材は、ひまわり油、とうもろこし油、菜たね油、落花生、ヘーゼルナッツ、アーモンドなどがあげられます。また、魚類では、うなぎ、たらこ、明太子、いくらなどがあげられ、他には、カボチャ、アボカド、抹茶、とうがらしなどにもビタミンEが含まれますので積極的に摂取しましょう。
小さなお子さんには、ふさわしくない食材もありますので、お子さんの体質と年齢も考慮して、食材を選びましょう。

しもやけ予防グッズ

身体の先端を冷やさないこと、汗をかいたまま蒸れた状態にしないことなどから、5本指ソックス、手袋、そしてイヤーマフラーは冬は絶対に準備したいですね。
特にイヤーマフラーは色々な種類が出ていますので、家族みんなで揃えたいものです。
しもやけ予防をしていたら、風邪の予防にもなるし、しっかり防寒できれば、冬の寒い日の外出も楽しくなりそうですね。

まとめ

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しもやけは、小さな子供やママが冬にかかりやすい、厄介なものです。体質的に一冬に何度もしもやけになってしまう場合もあります。
でも、しっかり予防をすることも、早めに対策して悪化させないようにすることもできるんです。
子供のかわいい小さな手足が痛くて痒くてかわいそうな状態になってしまわないように、早めに気づいて対策をとってあげましょう。
先日、しもやけになったばかりの私ですが、もううんざりなので、もうこの冬はしもやけにならないように、しっかり予防したいと思います。
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