鬼は外!福は内!まいて楽しい豆まきのいろはと節分の由来とは?

節分といえば豆まき!というぐらい子供の頃は慣れ親しんでいましたが、今は恵方巻きを食べる習慣も浸透しつつあります。なぜ豆をまくのか、豆はいくつ食べれば良いのかなど意外に知らずに豆まきしている方も多いのでは? そこで節分についての由来や珍しい風習などを知って、子どもさんと楽しく豆まきをしてみませんか?

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2017/01/23 公開 | 183 view

鬼は外!福は内!まいて楽しい豆まきのいろはと節分の由来とは?

節分ってなあに?

リアル (22641)

もともと古代中国から伝わった季節の分け方で、1年を24等分して約15日ごとに分けたもので、農作業、年中行事、季節の挨拶などに役立てられていました。
「立春、立夏、立秋、立冬の前日」という季節の分かれ目を節分と言っていたのですが、室町時代ごろから春は1年のはじまりとして「節分=立春の前日」を指すようになったのです。
これらのことから、「節分」とは立春の前日のことを指すということが分かると思います。

小さいころから2月3日が節分の日だと思っている方も多いと思います。私もそのうちの一人です。
実はその年によって立春の日が違うので、節分の日も変わるのです!

節分の日は

1901年~1984年  2月4日
1985年~2021年  2月3日
2022年~2100年  2月2日

になります。

旧暦では、立春を1年のはじまりであると考えられていたので、立春の前日は大晦日にあたり、新しい年を迎えるために前の邪気を払って福を呼び込む宮中行事として、陰陽師らによって旧年の厄や災難を払う「追儺(ついな)」という行事が行われるようになったのです。
その中の「豆打ち」という行事が、庶民の間で豆まきとして残りました。

一年の初めが立春とする旧暦の考えを採用している神社の神主さんは、正月から節分までに厄払いをすればよいとおっしゃる方もいるそうです。

どうして豆をまくの?

いらすとや (22269)

「鬼」という字は「陰(おん)」に由来していて、「陰」とは目に見えない気や邪気をさしており、「陰(おん)」が転じて「鬼」と呼んだのです。災害、病気、飢饉などの人智を超えた恐ろしい出来事は鬼の仕業と考えられ、新しい年を迎える前日に、鬼に豆をぶつけて邪気を払い、福を呼び込もうと考えられたのです。

豆まきには大豆が使われるのですが、大豆は穀霊が宿るとされており、お米に次いで神事に使われてきました。お米よりも粒が大きいこと、穀霊であること、魔の目(魔目=まめ)に豆をぶつけ魔を滅する(魔滅=まめ)にも通じているということから、豆まきに使われるようになったのです。
その他に、京都の鞍馬山に鬼が出て、毘沙門天のお告げにより大豆を鬼の目にぶつけて退治したことから大豆をまくようになったとも言われています。

こうして鬼を退治して福を内に呼び込むということから、「鬼は外」「福は内」として豆をまくようになりました。

鬼のパンツの由来と?は

いらすとや (22267)

鬼といえばトラのパンツというイメージが当たり前で、昔の絵を見ても鬼はトラの皮のパンツをはいています。
決して、ヒョウ柄ではないのでご注意を!

鬼がトラのパンツをはいている訳とは、「鬼門」に由来しており、鬼の出入りをする方角が「北東」とされています。この方角は十二支にあてはめると「丑寅(うしとら)」の方角にあたります。
その丑寅の方角から「トラ(寅)」のパンツをはいているのだそうです。
ちなみに鬼の角も、丑寅の方角である「丑=牛」からきています。

丑寅は時刻にあてはめると深夜の2時から4時くらいにあたり、真夜中に北東からやって来るといわれています。

豆まきに作法はあるの?

ここでは家庭で行う豆まきの方法をご紹介します。

①豆の準備

花鳥風月 (22654)

豆まきに使う大豆は、必ず炒った大豆でなければなりません。別名「福豆」とも言います。なぜ炒った大豆でなければいけないかというと、拾い忘れた大豆から芽が出てしまうと縁起が悪いためです。大豆を「炒る」と「射る」にも通じていて、「魔目」を「射る」とういことで「魔滅」になるのです。

福豆は神様の力が宿るようにと、豆まきをするまで神棚にお供えしておきます。神棚がなければ、たんすなど目線より高いところに半紙を敷いてお供えしてもいいようです。

お供えとしても、節分のディスプレイとしても、お子さんと一緒に楽しむのもいいと思います!
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