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産後の里帰りユックリしたいケド…皆は何日くらい帰っているの?

産後の里帰りユックリしたいケド…皆は何日くらい帰っているの?

2017年1月19日 公開

無事に出産したのはいいけれど、産後の赤ちゃんとの生活ってどんな感じなの?そもそも赤ちゃんに触れるのも初めて。というママも少なくないのでは?そんな時に頼りになるのが実家の存在。今回は産後の里帰りについてまとめました。

産後の里帰りはなぜ必要なの?

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かわいい我が子を無事出産。入院中は栄養バランスのとれた食事も出てくるし、院内はいつだって清潔。
ママは赤ちゃんのお世話に集中できました。
ところがどっこい!退院すると、掃除、洗濯、食事の準備・・・赤ちゃんのお世話以外にもやること目白押しです。
赤ちゃんのお世話は、およそ3時間おきの授乳とその間のおむつ替えで、数ヶ月は半徹夜作業が延々続きます。外出だってままなりませんよね。その上、初めての子供となると、授乳や沐浴など慣れないこと続きで不安になることも。正直赤ちゃんのお世話だけで、手いっぱいです。
そこで頼りたいのが実家のサポート。産後の疲れた体を十分に休めるために、その他の家事を親に頼って、赤ちゃんのお世話に専念できるというのが里帰りの最大の目的といえるでしょう。

産後の里帰りはいつ頃帰るのが良い?

・1ヶ月検診まで

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赤ちゃんとの生活に慣れ始めたころに行われる1ヶ月検診。出産した産院で受けるのが一般的です。
1ヶ月検診では、赤ちゃんの成長や健康状態と、ママの体の回復などをチェックします。検診結果に問題がなければ、徐々に外出もできるようになりますよ。
出産した産院が自宅近くにある場合、この機会に自宅での生活をスタートさせるママさんが多いようです。

・ワクチンデビューの生後2ヶ月頃まで

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1ヶ月検診が終わると、考え始めたいのが予防接種のスケジュール。
定期接種や公費助成があるワクチンを受ける際に必要な「予診票(接種券)」が各自治体から配布されます。
予診票は各自治体が指定する医療機関で使用することができます。
指定する医療機関は基本的に自宅付近であること、受けるべきワクチンの種類も多いので、遅くても2ヶ月頃までには、自宅での生活をスタートさせるとよさそうですね。

・生後6ヶ月過ぎてから

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実家が遠方のママにオススメなのがこのスタイル。
生後2ヶ月頃から始まった怒涛の予防接種も一息つき、赤ちゃんも寝返りし始めたり、離乳食が始まったり!かわいい盛りの時に、普段会えないじいじばぁばにかわいがってもらいましょう。
産後、夜泣きなどで疲れ切っているパパも、しばしの休憩ということで、長期の帰省も歓迎してくれるかも♪

産後の里帰りは一般的にどれ位帰るの?

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産後の里帰りの期間は、やはり1ヶ月検診頃までの方が多いようです。
実家の居心地が良すぎて、ついつい長居したくなりますが、「出産で疲れ切った体を回復させる」のが本来の目的です。あまりに長くなってしまうと、パパが寂しすぎて拗ねてしまいます。
「若い夫婦で新しい家族を築いていく」ことを意識して、離れている間もパパとのコミュニケーションをとっておきたいですね。

産後の里帰りのメリットは?

・家事の負担が減る

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新生児のお世話は、昼夜問わずの授乳やおむつ替え、夜泣きなど、とてもハードです。
産後の里帰りの最大のメリットは、掃除、洗濯、食事の準備など赤ちゃんのお世話以外の家事をサポートしてくれる人がいるということでしょう。
産後の身体は予想以上に疲れているもの。育児に周りの援助は不可欠です。「こどもはみんなで育てるものだ」と甘えることを覚えて、心からリラックスできる環境で体を回復できるとよいですね。

・お世話の疑問をすぐに解決できる

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育児を一通り経験した母の存在というのは、とても頼もしいもの。特に第1子の場合、赤ちゃんのお世話は授乳の方法からウンチの色まで、始まってから「え!?これで大丈夫なの!?」という事態が次々起こります。そんなときに育児の先輩にすぐ聞けるというのは心強いですよね。

産後の里帰りのデメリットは?

・パパが赤ちゃんとの生活を実感できない

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産後の里帰りのデメリットは、パパとのコミュニケーションが密に取れないことでしょう。
特に男性は妊娠、出産を体験しないので、親になった実感が女性に比べると湧きにくいものです。
授乳の頻度や夜泣き、赤ちゃんのあやし方など、赤ちゃんとの実際の生活というのも想像できなくて当たり前。
里帰り中は、赤ちゃんの様子やママの心境など、こまめに連絡を取り合って、帰ってからもスムーズに過ごせるようにしたいですね。

・実家に甘えすぎてしまう

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実家の両親に甘えっぱなしになっていると、実際に帰ってみてから慌てることも多いもの。体力が回復してきたら、無理のない範囲で少しずつ家事を手伝っていくとよいでしょう。

・育児方法について親と意見が合わない

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育児方法は日々変わっていくものです。
親の世代が子育てをしていた時には、「良し」とされていたものが、今も「良い」とは限りません。
産後は赤ちゃんのお世話で手いっぱいになってしまうため、出産前から育児本を読んでおいてもらうと、育児の方針も話し合えますよ。

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産後の里帰りパパとのコミュニケーション

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ママと赤ちゃんの里帰り中は、パパは自宅で一人です。出産の喜びを共に分かち合ったはずなのに、いつも帰りを待っていてくれた家族がいないなんて、想像するだけで寂しいですよね。
最近は写真をメールで送ったり、Skypeやアプリのテレビ電話など無料でできるツールもたくさんあります。それらを利用すると、泣き声や表情もよく分かるので、寂しがり屋のパパも喜んでくれますよ。
パパは子供が生まれて、お仕事も頑張っている時期です。「返信が遅い」「反応が薄い」と感じることもあるかもしれませんが、これはお仕事を頑張っている証拠!!と言い聞かせて、ぐっとこらえましょう。夫婦がお互いを支えあっていかないと、これから長く続く子育てを乗り越えることはできません。お互いの立場を考えて、「子供をともに育てるパートナー」としてお互い思いあっていける関係を築いていきたいですね。

「産後の里帰りをしない」という選択をする人も多い

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里帰りをして帰ってきてから散らかっている自宅を見るのが嫌、上の子の学校や習い事の関係で帰れない。また、実母が働いていたり、親の介護をしている場合は娘の産後のサポートまで手がまわらない。などの理由で、「産後の里帰りをしない」という選択をする方も多くいます。
「里帰りをしない」場合は、逆に両親に自宅に来てもらったり、地域のファミリーサポートセンターやボランティア、民間のサービスを利用するなど、何かあったときにすぐにサポートしてもらえるよう、妊娠中から情報を見つけておくと安心ですよ。

産後の里帰りをしなかった人の体験談

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産後の里帰りをしなかった人はどのように過ごしたのでしょうか?
みなさん、いろいろな体験をしているようです。

実際、私も第1子のときは里帰りなしで過ごしました。実家が遠方な上、母も私も仕事をしていたという物理的な理由と、赤ちゃんのお世話がどれほど大変なのか想像できていなかった。というのが一番の理由です。結果としては、産後の私の身体の回復も早く、赤ちゃんも元気、家事の手抜きに理解のある夫のおかげで、なんとか過ごすことができました。
しかし赤ちゃんとの日中二人きりの生活は、想像以上に不安が付きまとい、赤ちゃんがお昼寝している間も、「息してるかな?」不安になったり、乳腺炎を発症したりと、いろいろ大変でした。
出産ではなにが起こるか分かりません。産後の回復が悪かったら乗り越えられなかったよな。と思って身震いしたのと、上の子のイヤイヤ期に参っていたので、第2子の時には迷わず里帰り出産しましたよ。
帝王切開で里帰りしませんでした。
上の子の幼稚園の送迎があったので術後12日目から赤ちゃん抱っこで外に出てましたけど、しんどかったです。でも生きてます。

基本的には家事も炊事もお金で解決できるものは、そうしてました。
裕福ではないので、食事は生協、ヨシケイ、セブンミール。
掃除はルンバ。
洗濯は干すのが面倒だから乾燥機使うとか。

傷の痛みが治る頃には育児も慣れてくるので家事もできるようになりました。
1ヶ月くらいです。
その間くらい食生活が乱れても節約しなくてもなんとかなります。
私の母は、昔から過保護で口うるさく、何にでも口を挟むタイプでした。
娘の進路に関しても、相談もしないのに、ああしなさいこうしなさいと言うタイプで、私は素直に聞き入れることができませんでした。
そういう母でしたので、里帰りはありえないと、妊娠前から固く決めていましたf(^_^;
母の誘いを断り、里帰りしませんでしたが、一人目の時は頻繁に様子を見に来ましたね。
母が来るたびに喧嘩になりましたので、帰らなくて良かったと思っています(^_^;)

そんな母と私ですが、今はまぁまぁうまく行っていると思いますよ。
子どもが家族をつないでくれるものです(^-^)v

自宅で新生児の世話をすると、パパも早くから自覚を持って、子育てに参加することができますので、そういう面でも、利点はあります。
今はオムツから食料品までネットで手に入ります。家事代行サービスやお弁当宅配も充実しているので、なんとかなるという方も結構いらっしゃいました。パパも新生児からお世話に参加すると、慣れないながらもママと一緒に頑張ってくれて、すごく頼もしいですよね。
ほかには、実家にいるより自宅の方が気を使わなくて楽。という方も。
一方、里帰りしないで大変だった!という意見もありますね。
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大変です!!というか、睡眠不足だし、おまたや腰は痛いし、思うように体が動かない・・・10日、1ヶ月健診があったので、重たい体をおして赤ちゃんを抱っこし一人で受診。。
全く寝ようとしない赤ちゃんに半分朦朧としながら抱っこしてウロウロ・・・。ひっきりなしにやってくるお祝いをかねての訪問・・・。
私は時々義理母のおかずの差し入れがありましたが、それ以外一人で家事やら沐浴やらやっていたので非常につらかったです。
一人ではダメだ・・・と思ったのは・・・
子どもが夜の10時から翌朝7時まで寝てくれず、ひたすらぐずっていたとき。。抱っこを代わってくれる人が欲しかった。。朝がきたらまた1日が始まるわけで、食事の支度、家事、育児・・・どれか一つでも丸投げできる人がいるとどんなに楽かと思いました。
あとは健診に付いてきてくれる人が欲しかった・・・結構赤ちゃんを連れてだと荷物も多いし、抱っこ紐も使えない首の据わらないうちは助けが欲しかったですね。健診は平日ですし。。
旦那様に心おきなくいろいろリクエストできるならよいと思うのですが、たとえば昼夜逆転した新生児が朝まで泣き続けたとして、睡眠がまったくとれない日が3日続いたとして・・・・旦那様に「ちょっと抱っこしていてね、私は一時間だけ眠りたいから」って言えますか??

私はそれが言えなくて・・・ 大変なおもいをしました。

ママのストレスにならない選択をしよう♪

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実家に帰ることでストレスになるママも居ます。逆に家に一人で居ると不安やストレスになるママも。どちらを選ぶにしても、ママのストレス・負担にならない方を選ぶことがとても大切です。
実家に里帰りしないまでも、産後に短期間だけ両親にお手伝いに来てもらったり、困ったときにピンチヒッターで来てもらう方が、お互い気が楽だったりすることも。
産後はただでさえ、ナイーブになっています。ママの居心地の良さを一番に考えて、最適な環境を整えていきたいですね。

まとめ

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いかがでしたか?
産後の里帰りのスタイルは、親子の数だけあります。
何より大切なのはパパとママの気持ち。
出産前から、パートナーとしっかり話し合って、出産・育児を両親、パパママ、子どもたち、みんなで楽しんでくださいね。