産後のママの「体」
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出産後、ママの体は約8週間ほどをかけて妊娠前の状態に戻ろうとします。
この時期を「産褥期(さんじょくき)」といい、出産で傷がついた部分などが回復していく大切な時期です。
産後のママの体は、赤ちゃんを産んだ際にさまざまな変化を遂げています。
出産による骨格の変化による腰痛や、生理のような出血が数週間続く悪露(おろ)、母乳の分泌による乳房の痛みや張りなど、妊娠前とは違う自分の体に戸惑うことも多いでしょう。
また、妊娠中とは違うホルモンバランスも、体の変化の一つです。
妊娠中は女性ホルモンと呼ばれるエストロゲン、プロゲステロンの分泌量が増えていましたが、産後はそれらが急に減少していき、母乳ホルモンであるプロラクチンの分泌量が増えていきます。
出産を期に体の中のホルモンバランスがガラっと変わり、そのホルモンバランスの乱れは、抜け毛や肌荒れ、むくみなど、体に様々な影響を及ぼすことがあります。
この時期を「産褥期(さんじょくき)」といい、出産で傷がついた部分などが回復していく大切な時期です。
産後のママの体は、赤ちゃんを産んだ際にさまざまな変化を遂げています。
出産による骨格の変化による腰痛や、生理のような出血が数週間続く悪露(おろ)、母乳の分泌による乳房の痛みや張りなど、妊娠前とは違う自分の体に戸惑うことも多いでしょう。
また、妊娠中とは違うホルモンバランスも、体の変化の一つです。
妊娠中は女性ホルモンと呼ばれるエストロゲン、プロゲステロンの分泌量が増えていましたが、産後はそれらが急に減少していき、母乳ホルモンであるプロラクチンの分泌量が増えていきます。
出産を期に体の中のホルモンバランスがガラっと変わり、そのホルモンバランスの乱れは、抜け毛や肌荒れ、むくみなど、体に様々な影響を及ぼすことがあります。
産後のママの「心」
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「十月十日(とつきとおか)」とよく言いますが、長い時間をかけてお腹の中で赤ちゃんと赤ちゃんに対する愛情を育んできたママ。
経験したことの無い痛みと苦しみを経て、やっと産まれてきた赤ちゃんはどうですか?
「とても可愛い」「いとおしい」「守ってあげたい」など、思いは様々ですが、同時に思いのほか大変なことの多い育児に対して苛立ちや戸惑い、悲しみを感じてしまうママが多いです。
経験したことの無い痛みと苦しみを経て、やっと産まれてきた赤ちゃんはどうですか?
「とても可愛い」「いとおしい」「守ってあげたい」など、思いは様々ですが、同時に思いのほか大変なことの多い育児に対して苛立ちや戸惑い、悲しみを感じてしまうママが多いです。
産後のママに降りかかる、「マタニティ・ブルーズ」という壁
産後多くのママが経験する「マタニティ・ブルーズ」は、産後のホルモンバランスの乱れや育児の疲れなどが要因となります。
イライラしたり、涙もろくなったり、気分がふさぎこんでしまったり、自分でもどうすることもできない心の変化が現れる状態です。
多くの方は10日~2週間で自然に治ることが多いため、必要以上に恐れる必要はありませんが、だからといってその状態のまま放置することはよくありません。
マタニティ・ブルーズに必要なものは、「無理しない」ことと「周囲の理解」です。
ママになったんだから何でも自分でやらなくちゃ!と意気込みすぎる気持ちは、上手くいかないことがあると空回りしてしまい、ママの心の負担になってしまいます。
たまには誰かに赤ちゃんを抱っこしてもらって、まとまった睡眠時間をとったり、ゆっくり音楽を聴いたりしてもいいんです。
また、ホルモンバランスが乱れているのだから、自分ではどうしようもない!ということを理解すること。
「私はこういう時期だから、心が不調なんだ」ということを自分も周りも理解して、割り切ることも大切です。
イライラしたり、涙もろくなったり、気分がふさぎこんでしまったり、自分でもどうすることもできない心の変化が現れる状態です。
多くの方は10日~2週間で自然に治ることが多いため、必要以上に恐れる必要はありませんが、だからといってその状態のまま放置することはよくありません。
マタニティ・ブルーズに必要なものは、「無理しない」ことと「周囲の理解」です。
ママになったんだから何でも自分でやらなくちゃ!と意気込みすぎる気持ちは、上手くいかないことがあると空回りしてしまい、ママの心の負担になってしまいます。
たまには誰かに赤ちゃんを抱っこしてもらって、まとまった睡眠時間をとったり、ゆっくり音楽を聴いたりしてもいいんです。
また、ホルモンバランスが乱れているのだから、自分ではどうしようもない!ということを理解すること。
「私はこういう時期だから、心が不調なんだ」ということを自分も周りも理解して、割り切ることも大切です。
産後の心のケアが必要な理由
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赤ちゃんに対してのサポートは充実!でもママに対しては?
出産すると、赤ちゃんに対しての検診や手当て等の行政のサポートが手厚く用意されています。
では、その赤ちゃんを産んだお母さんに対してのサポートといえば、すぐに思いつくものがあるでしょうか。
パパやその他の家族、そしてママ自身も、体重や体調など赤ちゃんのことばかり考えていて、出産や慣れない育児で疲れきっているママのことを二の次にしてしまってはいないでしょうか。
では、その赤ちゃんを産んだお母さんに対してのサポートといえば、すぐに思いつくものがあるでしょうか。
パパやその他の家族、そしてママ自身も、体重や体調など赤ちゃんのことばかり考えていて、出産や慣れない育児で疲れきっているママのことを二の次にしてしまってはいないでしょうか。
産んだからすぐにママになれるわけではない
ママだって一人の人間です。赤ちゃんを産んだからと言って、自動的に母親になれるわけではありません。
赤ちゃんには様々なサポートが用意されていますが、ママに対してのサポートはどうでしょうか?
何か思いついたとしても、それは結局「子供を育てるための母親」のためのものであり、ママだけのことを考えたサポートというのはすぐに思いつかないのが現実です。
子供が生まれたから、母親にならなくてはいけない。
それは確かにそうですが、例えばお子様が生後1ヶ月としたら、ママとしての自分が誕生したのもたった1ヶ月前なんです。
理想としている母親像と現実のギャップに、心が参ってしまうこともあります。
心が参ってしまったまま、マタニティ・ブルーズに陥り、回復することが出来ずに産後鬱にかかってしまうママも数多くいます。
そうなる前に、周囲や自分自身で、心のケアをしていくことが大切です。
赤ちゃんには様々なサポートが用意されていますが、ママに対してのサポートはどうでしょうか?
何か思いついたとしても、それは結局「子供を育てるための母親」のためのものであり、ママだけのことを考えたサポートというのはすぐに思いつかないのが現実です。
子供が生まれたから、母親にならなくてはいけない。
それは確かにそうですが、例えばお子様が生後1ヶ月としたら、ママとしての自分が誕生したのもたった1ヶ月前なんです。
理想としている母親像と現実のギャップに、心が参ってしまうこともあります。
心が参ってしまったまま、マタニティ・ブルーズに陥り、回復することが出来ずに産後鬱にかかってしまうママも数多くいます。
そうなる前に、周囲や自分自身で、心のケアをしていくことが大切です。