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赤ちゃんに市販の離乳食は使っていいの?メリット&デメリットを押さえて上手に取り入れよう

赤ちゃんに市販の離乳食は使っていいの?メリット&デメリットを押さえて上手に取り入れよう

2019年6月24日 公開

赤ちゃんの市販の離乳食は色んなメーカーから販売されていますが、そもそも赤ちゃんのうちってレトルトの離乳食は食べてもいいのでしょうか?気になっているママもいるかと思いますが、市販の離乳食は活用することでメリットがたくさんあるんですよ。でも市販の離乳食に頼りすぎてしまうのは心配。市販の離乳食はデメリットも押さえながら上手に活用すれば、ママの育児と赤ちゃんの成長をサポートしてくれる頼もしい存在です。離乳食の種類やメーカーも押さえて、上手に取り入れてみましょう。

赤ちゃんの市販の離乳食を活用してみよう

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ベビーショップやドラッグストアでは、赤ちゃん用の離乳食のコーナーが大きく展開されています。離乳食はなんとなくママの手作りの方がいい?なんて思うかもしれませんが、色んなメーカーから商品が展開されていてパッケージを見てみるとどれも美味しそうで、つい気になっちゃいますよね。

離乳食を毎日用意するのは意外と大変!パッケージに密封されている離乳食は日持ちもするので、いくつかストックを用意しておけば、忙しいママを助けてくれます。衛生面でも安心できるので、お出かけの時にも助かりますよね。

市販の離乳食を上手に取り入れ、成長をサポートしてあげましょう。

赤ちゃんに市販の離乳食を食べてもらうメリット

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赤ちゃんの離乳食は市販のものを取り入れることで、様々なメリットも。さっそく確認してみましょう。

忙しい時は時間短縮!

手作りの離乳食は、特に初期の方ほど煮たりすりつぶしたりと手間がかかりますよね。離乳食を毎日用意するのは大変!時間がない時には湯銭やレンジで温めるだけですぐに食べられる離乳食はとても助かるし、中にはパッケージを開封したらそのまま食べられる離乳食もあります。

月齢に合った離乳食の様子が分かる

本などを見ても、実際の離乳食の様子を見ないと今の月齢の赤ちゃんがどんな状態の離乳食を食べられるのか分かりにくいですよね。そんな時に、月齢に合った市販の離乳食は参考になります。硬さや大きさなど、ママも実際に少し食べてみると、とても参考になるかと思います。

※ただし、市販の離乳食の味付けは少し濃い目のものが多いです。味付けに関しては、市販のものより少し薄目を心がけるようにしてみてください。

初めて食べる食材を取り入れやすい

月齢によって食べられるようになる食材はどんどん増えていきますが、中には取り入れにくい食材もありますよね。市販の離乳食は月齢に合った様々な食材を使っているので、初めて食べる食材も取り入れやすいです。上手に活用してみましょう。

薄味でおいしい味付けができる

お湯で戻すタイプのフリーズドライの粉末調味料は、離乳食期の赤ちゃんに合わせた薄味仕様となっています。素材の味だけだとちょっと物足りないという時や、お出汁をすこし効かせたいときなんかにお湯で戻して手軽に使えるのが便利です。

栄養バランスを考えて作られている

レトルトタイプの離乳食は、赤ちゃんの栄養バランスを考えて作られています。手作り離乳食で品目数が足りないかな?という時なんかにも便利です。

お出かけに便利

瓶や容器に入っている離乳食はお出かけに便利!温めなくてもそのまま食べられるし、蓋を閉めて容器を持ち歩けるので、ごみの処理にも困りません。中にはスプーンがついているお弁当タイプの離乳食も。手作り離乳食は持ち歩きが不便という場合に利用してみてください。

赤ちゃんに市販の離乳食を使うデメリット

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とっても便利な市販の離乳食ですが、ちょっと気になる点もあるので、覚えておきましょう。

手作りするよりコストがかかる

レトルトタイプの離乳食の場合、1つあたり88円~お弁当タイプだと300円くらいする離乳食もあります。時々使うならともかく、毎日取り入れるとなるとコストが気になります。

味付けが濃いのが気になる

レトルトタイプの離乳食は、手作り離乳食と比べても味付けが少し濃い目にできているものがあります。特に離乳食初期~中期は薄味で素材の味に慣れていきたい時期なので、市販の離乳食で濃い目の味付けに慣れてしまわないよう注意が必要です。

手作り離乳食を嫌がることも

市販の離乳食の濃い目の味付けに慣れてくると、ママの手作り離乳食を嫌がってしまうというお子さんもまれにいるようです。市販の離乳食はママが忙しい時やお出かけ時など、時々活用するのが望ましいです。

赤ちゃん用市販の離乳食の種類

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市販の離乳食の種類については先述でも少し触れているのですが、いくつかあります。改めてどんな種類があるのか見てみて、ママが取り入れやすいタイプを探してみてください。

レトルトタイプ

いくつかのメーカーから商品が展開されていて、種類や味付けも豊富なレトルトタイプ。

☑レトルトパウチ
湯銭やレンジで温め、お皿に盛り付けて食べるタイプ。麺類やチャーハン、炊き込みご飯などそのまま主食として食べられるものや、おかずとして食べられるものがあります。

☑瓶や容器に入っている
瓶やプラスチック容器、お弁当のようになっているものなどがあり、お出かけに便利。こちらも麺類やご飯など主食になるタイプのものもあるし、ゼリーやじゅれなどデザートとして食べられるものもあります。

フリーズドライタイプ

お湯をかけると離乳食になるフリーズドライタイプは、ママの離乳食の味付けやもう1つ食材が欲しい時に便利です。

☑固形タイプ
野菜が固形になっていて、お湯をかけると食材がでてきます。お粥、ほうれん草などの野菜、魚、レバーなどがあり、もう1つ食材が欲しい時に助かります。

☑粉末タイプ
だしやコンソメ、中華風や和風のそぼろなど、食材の味付けに便利。他にもお粥や水分補給したい時のお茶や果汁などがあります。

赤ちゃんにオススメの市販の離乳食メーカー6選

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離乳食の商品を展開しているメーカーは様々ありますが、ベビーショップやドラックストアで幅広く展開しているメーカとその特徴をまとめてみました。離乳食を買いに行って迷ったら参考にしてみましょう。

①キューピー

レトルトタイプの離乳食の他、瓶や容器に入った持ち運びが便利なタイプの離乳食などを取り扱っています。瓶詰めされたフルーツのジュレは、赤ちゃんの特別な日の食事やおやつにもピッタリ。

②和光堂

離乳食の商品の種類が多い和光堂。値段も手ごろで美味しいのが特徴です。レトルトタイプや持ち運びに便利なお弁当タイプ、フリーズドライの商品も多く、ドラッグストアでも多く取り扱っています。

③ピジョン

レトルトタイプの離乳食も多くありますが、特にフリーズドライの粉末タイプの離乳食の種類が豊富。離乳食を美味しく仕上げたい時にとても便利です。

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豆腐にかけてあんかけ風に、おかゆにかけて丼風に、うどんやそうめん、お芋にも使えるそぼろあんかけ。このような粉末離乳食を数多く取り扱っています。

④ビーンスターク

ご飯類や麺類など、主食となる食材を使ったレトルトタイプの離乳食が多いのですが、3つの栄養群からバランスよく作られた離乳食を取り扱っています。

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具材たっぷりのレトルト離乳食。新しい食材にチャレンジしてみたい時や、栄養バランスが気になる時にオススメです。

⑤森永

くまのがっこうのパッケージがかわいらしい森永のレトルトパウチの離乳食。120gと大容量なので、たっぷりたべる赤ちゃんにおすすめです。

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パッケージのかわいさについつい欲しくなっちゃう離乳食。主食となるご飯や麺類を使っていて大容量です。

⑥はくばく

穀物を使った商品を展開するメーカー。5ヶ月から食べられるそうめんや、月齢が上がるとうどん、スパゲッティ-なども取り扱っています。赤ちゃんが食べやすい大きさに切ってある麺類は、お粥やご飯がない時の主食としても大活躍です。

市販の離乳食を取り入れるときの注意点

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便利な市販の離乳食。ママが大変な時は大いに頼りになる存在ですが、取り入れ方にも注意が必要です。

離乳食初期の頃は控える

離乳食初期から食べられるジュレなどもあるのですが、初期のころは食べる練習。無理に品数を増やす必要はないので、離乳食初期は手作りのおかゆから始めてみましょう。食べることに慣れてきたら、市販のものも取り入れてみてください。

赤ちゃんに合った量を与える

市販の離乳食は大体がその月例の赤ちゃんが食べるに好ましい量となっていますが、赤ちゃんによって食べられる量にも個人差があります。その量を必ずしも間食しなければならないわけではないので、適量を与えるようにしましょう。

賞味期限に注意!

市販の離乳食の賞味期限は多くの物が長めとなっていますが、セール品などまれに賞味期限が迫っていたり、安い時にまとめ買いして食べきれないことも。うっかり期限切れということがないよう、こまめにチェックしましょう。

赤ちゃんの離乳食は市販のものもチェックしてみて

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離乳食は何となくママの手作りが良いなんて思いがちですが、市販の離乳食は赤ちゃんに与えるメリットもたくさんあります。忙しいママはベビーショップやドラッグストアで商品をチェックしてみてくださいね。

便利な市販の離乳食ですが、一方でちょっと気になるデメリットも。市販の離乳食を利用する時は与える頻度や赤ちゃんが食べられる量、期限などに気を付けて、育児に上手に取り入れていきましょう。