赤ちゃんのうつ伏せには気を付けて!うつ伏せの怖さと潜む危険とは
2017年1月16日 公開
赤ちゃんのうつ伏せ状態で目を話すとどういった危険があるのかご紹介。またうつ伏せのメリットも。大事なお子さんを守るの私たちの役目です。
赤ちゃんのうつ伏せとうつぶせ寝について
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赤ちゃんを下向きで寝かせる状態をうつぶせ寝といい、腹這い状態(起きているとき)をうつ伏せといいます。よく大人でもうつ伏せが癖になりうつ伏せ寝じゃないと寝れない!という人がいますが、赤ちゃんの場合は別です。大人に比べて筋肉も発達していない赤ちゃんは自由に身動きが出来ないため、うつ伏せ・うつ伏せ寝の状態が続くと思わぬ事故になってしまいます。
赤ちゃんの発達のためにうつ伏せは大事なことですが、危険が伴うことをよく理解してうつ伏せにする必要があります。危ないのならうつ伏せにしなくていいのでは?と思いますが、赤ちゃんの成長を促すためには必要な行為でもあります。
しかし、月齢や年齢が幼いほど危険度は高くなるのも事実なので、うつ伏せ・うつ伏せ寝にするときは必ず目を離さないようにしましょう。
赤ちゃんの発達のためにうつ伏せは大事なことですが、危険が伴うことをよく理解してうつ伏せにする必要があります。危ないのならうつ伏せにしなくていいのでは?と思いますが、赤ちゃんの成長を促すためには必要な行為でもあります。
しかし、月齢や年齢が幼いほど危険度は高くなるのも事実なので、うつ伏せ・うつ伏せ寝にするときは必ず目を離さないようにしましょう。
赤ちゃんのうつ伏せ・うつ伏せ寝に潜む危険とは
では赤ちゃんをうつ伏せ・うつ伏せ寝にするとどんな危険があるのでしょうか?最悪の場合、死に繋がることもありますので絶対にうつ伏せ状態で赤ちゃんから目を離すのは止めましょう。
窒息の危険がある
布団や衣服、枕やクッションなどが気道を塞いでしまうと窒息の恐れがあります。主にうつ伏せ寝の時の方が危険度が大きいですが、うつ伏せ状態で赤ちゃんを放置してしまうと窒息の危険があるので気を付けましょう。
赤ちゃんの周りにはふわふわの毛布やクッションを傍に置かないようにしましょう。
赤ちゃんの周りにはふわふわの毛布やクッションを傍に置かないようにしましょう。
乳幼児突然死症候群のリスクが高まる
乳幼児突然死症候群とは普段病気もなく元気に過ごしていた赤ちゃんが、何の前触れもなく突然死んでしまう疾患です。特に深夜から朝にかけての時間に発生しやすく、1歳までの赤ちゃんの発症率は高くなっています。
この乳幼児突然死症候群のリスクを高める要因として赤ちゃんをうつ伏せ状態で寝かせてしまっていることが挙げられています。なぜ乳幼児突然死症候群が起こるのか、という原因は詳しく解明されていませんがうつ伏せ寝はリスクを高めてしまうので、ママやパパも一緒に長く寝てしまう時間でのうつ伏せ寝は大変危険です。
この乳幼児突然死症候群のリスクを高める要因として赤ちゃんをうつ伏せ状態で寝かせてしまっていることが挙げられています。なぜ乳幼児突然死症候群が起こるのか、という原因は詳しく解明されていませんがうつ伏せ寝はリスクを高めてしまうので、ママやパパも一緒に長く寝てしまう時間でのうつ伏せ寝は大変危険です。
うつ伏せの練習は首座りの練習に良い?
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さまざまな危険があるうつ伏せ・うつぶせ寝ですが、赤ちゃんのうつ伏せは首の筋肉をつけて首座りを早める、なんて聞いたことがありませんか?確かにうつ伏せ状態にすると赤ちゃんは首を持ち上げようとします。
では赤ちゃんの首座りとうつ伏せがどんな関わりをもっているのでしょうか?
では赤ちゃんの首座りとうつ伏せがどんな関わりをもっているのでしょうか?
首座りとは?何ヶ月頃から首が座ってくるの?
首座りとは首の筋肉がついてきた証拠で、支えなくても赤ちゃんが自分で頭を安定させることができる状態のことです。生後間もないとお母さんやお父さんが支えていてあげないといけませんが、生後3ヶ月頃から赤ちゃん自身で頭を支えていられるようになります。
首が座ればお母さんたちの抱っこは楽になりますし、首の不安定さからくる危うさも少しは無くなります。また首が座るのには個人差があるので生後半年になっても首がなかなか座らないという赤ちゃんもいます。
首が座ればお母さんたちの抱っこは楽になりますし、首の不安定さからくる危うさも少しは無くなります。また首が座るのには個人差があるので生後半年になっても首がなかなか座らないという赤ちゃんもいます。
うつ伏せがどうして首座りの練習になるの?
赤ちゃんをうつ伏せ状態にすると、赤ちゃんは頭を持ち上げようとします。この赤ちゃんが頭を持ち上げようとする行為が首の筋肉を刺激して発達を促進させるので、首座りの練習をするならうつ伏せに、と言われている理由です。
練習になるならどんどんやらせた方が良い、と思うかもしれませんが、赤ちゃんのうつ伏せは非常に危険を伴うので、お母さんたちの横で1~2分ほどの短い時間から練習をするようにしましょう。
月齢が短いほど長い時間うつ伏せで練習させてしまうと首への負担が大きくなってしまいます。またうつ伏せ状態にしたままでの放置は絶対にやめましょう。少しそばを離れるだけでも、必ず仰向け状態に戻して赤ちゃんの安全を確保したうえで離れましょう。
練習になるならどんどんやらせた方が良い、と思うかもしれませんが、赤ちゃんのうつ伏せは非常に危険を伴うので、お母さんたちの横で1~2分ほどの短い時間から練習をするようにしましょう。
月齢が短いほど長い時間うつ伏せで練習させてしまうと首への負担が大きくなってしまいます。またうつ伏せ状態にしたままでの放置は絶対にやめましょう。少しそばを離れるだけでも、必ず仰向け状態に戻して赤ちゃんの安全を確保したうえで離れましょう。
うつ伏せのメリットもあるけれど…
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うつ伏せとうつぶせ寝にはメリットもあります。夜泣きが少なくなったり、ゲップで吐きにくくなることがメリットとしてあげられますし、首の筋肉を付けることにも繋がります。しかし、その反面窒息などの恐れがあるため積極的にうつ伏せを、とは言い切れないのです。
しかし私たち親がしっかりと見ている範囲でのうつ伏せなら問題はありません。首座りの練習にもなりますし、赤ちゃんの成長を促進させる行為でもあります。スキンシップの時間に取り入れるなどする場合には特に問題ないでしょう。
ですが、よくニュースでも乳幼児がうつ伏せ状態で亡くなってしまうという悲しい出来事が後を絶えません。メリットとデメリットがあることをよく熟知して、うつ伏せ状態にするのであれば必ず目を離さないようにしてください。
しかし私たち親がしっかりと見ている範囲でのうつ伏せなら問題はありません。首座りの練習にもなりますし、赤ちゃんの成長を促進させる行為でもあります。スキンシップの時間に取り入れるなどする場合には特に問題ないでしょう。
ですが、よくニュースでも乳幼児がうつ伏せ状態で亡くなってしまうという悲しい出来事が後を絶えません。メリットとデメリットがあることをよく熟知して、うつ伏せ状態にするのであれば必ず目を離さないようにしてください。
赤ちゃんをうつ伏せにするときは目を離さないで!
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赤ちゃんをうつ伏せにするときは事故防止のために目を離さないようにしましょう。ちょっとの時間だけなら…という心の隙が悲しい事故に繋がります。
またうつ伏せ寝は医師から特別な指導がない限りはしないように。うつ伏せ寝は最も窒息の恐れがありますし、ママやパパも一緒に寝てしまっては気づかなかったというケースもあります。
中にはうつ伏せでしか寝られないという赤ちゃんもいると思いますが、その時は適度に様子を見て、完全に寝たのを確認出来たら仰向けに直してあげましょう。またうつ伏せ寝の窒息は大きくなっても起こりうる事故ですので赤ちゃんの時期だけ気を付ければ良い、というわけではありませんから注意しましょうね。
またうつ伏せ寝は医師から特別な指導がない限りはしないように。うつ伏せ寝は最も窒息の恐れがありますし、ママやパパも一緒に寝てしまっては気づかなかったというケースもあります。
中にはうつ伏せでしか寝られないという赤ちゃんもいると思いますが、その時は適度に様子を見て、完全に寝たのを確認出来たら仰向けに直してあげましょう。またうつ伏せ寝の窒息は大きくなっても起こりうる事故ですので赤ちゃんの時期だけ気を付ければ良い、というわけではありませんから注意しましょうね。
まとめ
うつ伏せとうつ伏せ寝では意味が違いますが、両方とも親が目を離したら危険が伴うことは変わりありません。首座りや身体の筋肉の発達のための練習で一緒にスキンシップを取ることは重要ですが、必ずうつ伏せ状態で目を離さないようにしましょうね。
大事なお子さんの成長のために必要な行為で悲しい事故が起こりませんように。
大事なお子さんの成長のために必要な行為で悲しい事故が起こりませんように。