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【流産の原因は私?】流産の確率や次の妊娠のタイミングなど~流産について知りたい7つのこと~

【流産の原因は私?】流産の確率や次の妊娠のタイミングなど~流産について知りたい7つのこと~

2020年5月16日 公開

待望の妊娠。幸せな気持ちだったのもつかの間、残念ながら流産してしまうことがあります。妊娠しても6人に1人が流産してしまうことがわかっています。もしかしたら周りにも流産の経験がある人はいるかもしれません。おなかの中の赤ちゃんとのお別れはとても悲しいこと。一人悲しい思いを抱えているママはいませんか。流産を乗り越えるために流産の情報をまとめました。また赤ちゃんを迎えるためにも、流産についてみてみましょう。

妊娠したのに流産となってしまったママへ

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結婚して妊娠して出産する。それは当たり前のことのようですが、けして当たり前ではありません。流産する妊婦さんは6人に1人と言われています。きっと周りの女性のなかにも流産経験者はいるでしょう。

多くの人が経験することなのに、流産の話ってしにくいですよね。突然病院で流産を告げられ、自分のせいではないかと自分を責めたり、流産手術を不安に思ったりしているママはいませんか。

流産について正しい知識をつけて、きちんと赤ちゃんとお別れができるように気持ちの整理をしましょう。

流産の基礎知識①流産の原因を知りたい!流産しやすい行動って?

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流産の原因は、

・受精卵の異常
・喫煙や感染症
・不育症


などがあげられるようですが、流産の原因を特定するのは難しいようです。原因を特定できないことで不安になり、食べ物に注意が足りなかったのではないか、体が冷えていたのではないかと悔やんでいるママもいるかもしれません。

でも妊娠に気づかず飲酒したり生ハムを食べる女性はいますし、女性の水泳選手が流産しやすいなんて言わないですよね。次の妊娠を考えると原因は気になるところですが、深刻に考えすぎないのが一番かもしれません。

流産の基礎知識②流産の時期と確率~いつまでリスクがあるの?~

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おなかの中の赤ちゃんの成長が22週までにとまってしまうことを流産と言い、22週を超えると流産ではなく早産死産となります。流産率は9週の壁や12週の壁を越えたら下がるともいわれていますが、仙台市立病院の「自然流産に関する実態調査」によると、流産時の妊娠週数別頻度は、

・4週~11週 66.3%
・12週~15週 22.2%


となっています。12週を越えたらつわりが落ち着く方も多いでしょうし、12週はひとつの目安になると言えるでしょう。

流産の基礎知識③出血なしでも流産になる?流産の症状は

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流産の症状は様々で、症状なしの方や出血がない場合もあります。

進行流産の場合は腹痛や出血が見られることが多いようです。出血した場合もその量や色は様々で、流産でなくても妊娠初期は出血がある場合もあります。そもそも妊娠中は体がママへと変化していくため、いろんな症状がでます。頭痛がしたり、立ち眩みがあったり、寒気がしたり、その変化は妊娠ごとで違います。

出血=流産ではないので、出血があっても慌てずに病院へ相談しましょう。          

流産の基礎知識④流産の手術

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赤ちゃんとお別れする方法として、自然排出と手術があります。病院でしっかり相談して、納得のいく方法を選んでくださいね。

自然排出

手術をせず、自然に赤ちゃんがおりてくるのを待つ方法です。手術と比べて体への負担は少ないものの、完全に妊娠が終了したかがわかりにくいです。いつ排出となるかわからないので、仕事などのスケジュールが組みにくくなります。

流産手術

手術は日帰りと入院と2パターンあります。病院によって細かい部分が異なりますので、気になることは病院に聞いてみましょう。手術が保険の対象となることもありますので、ご自身の保険会社に連絡をしてみてくださいね。

流産の基礎知識⑤流産後の生理は?いつから妊活していいの?

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流産後の生理はいつくるのか、次はいつ妊娠できるのか気になるところですよね。流産後は次の妊娠まで期間をあけないといけない、流産後は妊娠しやすいなどウワサもあります。

流産後の体の変化は人それぞれで、1か月ほどで生理が再開されることもあれば、なかなか生理がこないこともあります。期間が空きすぎて不安な時は婦人科に行ってみましょう。

妊娠している状態がきちんと終わっていれば、次の妊娠はすぐでもかまわないという考えのドクターもいます。次の妊娠を急ぐわけではないのなら、まずはしっかり体と心を休めてみてもいいかもしれません。

流産の基礎知識⑥周囲や勤務先との対応

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流産したことを周りに打ち明けるのってなかなか難しいですよね。すでに妊娠を伝えた人には必ず流産したことが知られてしまいます。

ケースバイケースですが、一番はママの気持ちを大切にすることです。打ち明けられないなら時間をおいてもいいでしょう。
また、手術や経過観察などで、流産の判明直後に職場で打ち明ける必要がでてくることもありますよね。詳細に伝える必要はありません。知られたくないなら有給を取りたいとだけ伝えるのもいいでしょう。

流産の基礎知識⑦流産を繰り返してしまうときは

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流産の原因はコレ!と特定することはできません。

ですが、流産を繰り返すときは不育症が考えられ、病院で検査を受けることもできます。費用は高額ですが、簡単な血液検査で流産に関する因子を調べられます。私も受けたことがあり、検査結果で不育症と分かり、妊娠中は毎日注射をしていました。妊娠中は不安もありましたが、不育症の対策が心のお守りにもなっていました。

検査を受けてみたい方は病院の先生と相談してみてくださいね。

まずは心の整理から…パパと一緒に流産を乗り越えよう

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子供を失って悲しい気持ちはパパも一緒。まずは夫婦でしっかり話をしましょう。お互いの気持ちとしっかり向き合うことは家族を作っていくなかで大切なことです。

流産の悲しみについてパパと温度差を感じてしまうこともあるでしょう。そんなときは、ママとお空の赤ちゃんの時間を作るのもおすすめです。私も流産経験者ですが、毎年出産予定日にお菓子を焼いて、一部はお供えして、一部は流産後に生まれた娘と一緒に食べています。悲しみの乗り越え方は人それぞれ。気持ちの整理がつく方法を探してみましょう。