「離乳食にパン」はアリ?美味しいパンで赤ちゃんを「笑顔」にしよう
2017年1月17日 公開
赤ちゃんの離乳食にパンを使用できるというのはご存知でしょうか。フワフワしてあま~いパン、大人が食べても美味しい物ですので、赤ちゃんでも食べられるなら、食べさせてあげたいですよね。離乳食にパンを使用する際の注意点や、オススメの食べ方をご紹介します。
海外ではパンは「離乳食として一般的」それってホント?
via pixabay.com
赤ちゃんが最初に口にする離乳食。日本では、お米を使ったおかゆが一般的ですが、お米を食べる文化がない外国では、離乳食はどうしているのでしょうか。
お米を食べる文化のあるアジア圏では、離乳食はおかゆから始める国が多いようですが、お米をあまり食べない国では、ジャガイモやトウモロコシ、野菜、豆、小麦、ライ麦などをペースト状にしたり、ミルクでといだりして与えています。
離乳食に慣れてくると、パンを使用したパンかゆを与える国もあるようです。パンかゆは、見た目はちょっと悪いのですが、手軽に作ることができてとても便利!
フランスでは、8ヶ月以上の赤ちゃんにはフランスパンを与えることで、歯が丈夫で元気な子に育つとも言われています。お米を食べる習慣のない国では、パンを使った離乳食も珍しくはないようです。
お米を食べる文化のあるアジア圏では、離乳食はおかゆから始める国が多いようですが、お米をあまり食べない国では、ジャガイモやトウモロコシ、野菜、豆、小麦、ライ麦などをペースト状にしたり、ミルクでといだりして与えています。
離乳食に慣れてくると、パンを使用したパンかゆを与える国もあるようです。パンかゆは、見た目はちょっと悪いのですが、手軽に作ることができてとても便利!
フランスでは、8ヶ月以上の赤ちゃんにはフランスパンを与えることで、歯が丈夫で元気な子に育つとも言われています。お米を食べる習慣のない国では、パンを使った離乳食も珍しくはないようです。
「離乳食にパン」はいつからOK?
via pixabay.com
パンは離乳食初期の段階でも食べることができますが、パンには卵、牛乳、小麦が使用されており、これらはアレルギーを引き起こしやすいと言われている成分ですので、与える時には注意が必要です。
また、パンには塩分が多く含まれていますので、与える量にも注意が必要です。
以上のことからパンを離乳食に使用するのは、離乳食の中期のモグモグ期間(7、8ヶ月頃)が望ましいでしょう。最初のうちは、比較的塩分の少ない食パンを使用したパンかゆから初めてみます。
また、パンには塩分が多く含まれていますので、与える量にも注意が必要です。
以上のことからパンを離乳食に使用するのは、離乳食の中期のモグモグ期間(7、8ヶ月頃)が望ましいでしょう。最初のうちは、比較的塩分の少ない食パンを使用したパンかゆから初めてみます。
「パンの種類」なんでも良いの?
via pixabay.com
パンは種類によって、使用している塩分やバター、砂糖、ラードなどの量が違いますし、離乳食には向いていないものもあります。
食パンやロールパン、フランスパン、蒸しパン、ホットケーキなどであれば食べることができます。離乳食の後期であれば、硬いみみの部分や外側の部分を取り除けば、調理せずそのまま食べることもできます。お出かけの時には便利ですね。
食べられないパンは、胚芽パン(消化が悪いため)や、クロワッサン(バターや砂糖をたっぷり使用しているため)などが挙げられます。離乳食が完了してから食べるようにしましょう。
食パンやロールパン、フランスパン、蒸しパン、ホットケーキなどであれば食べることができます。離乳食の後期であれば、硬いみみの部分や外側の部分を取り除けば、調理せずそのまま食べることもできます。お出かけの時には便利ですね。
食べられないパンは、胚芽パン(消化が悪いため)や、クロワッサン(バターや砂糖をたっぷり使用しているため)などが挙げられます。離乳食が完了してから食べるようにしましょう。
「ホームベーカリー」でつくるママも!?
via pixabay.com
ホームベーカリーがあれば、いつでも焼きたてのおいしいパンが食べられます。自分で焼くのでしたら塩分やバターの量も調節できますし、市販のパンに入っている保存料などは含まれません。何よりママが自分で焼いたふわふわパンを、赤ちゃんが食べてくれたら嬉しいですよね。
ホームベーカリーの中には、お米からパンが作れるものもあります。小麦を使ったパンに比べて、もちもちとした食感になりますし、アレルギーがあるお子さんも安心して食べられます。便利な機能もメーカーによって様々!紹介している物はほんの1例で、グレードが高いホームベーカリーであれば、もっと機能が多彩です。
自分に合ったホームベーカリーを探してみましょう。
ホームベーカリーの中には、お米からパンが作れるものもあります。小麦を使ったパンに比べて、もちもちとした食感になりますし、アレルギーがあるお子さんも安心して食べられます。便利な機能もメーカーによって様々!紹介している物はほんの1例で、グレードが高いホームベーカリーであれば、もっと機能が多彩です。
自分に合ったホームベーカリーを探してみましょう。
via www.amazon.co.jp
Amazon|ツインバード ホームベーカリー ~2斤 ホワイト PY-E631W|ホームベーカリー | 通販
¥8,540
ツインバード ホームベーカリー ~2斤 ホワイト
他社のホームベーカリーと比べても安値ですので、値段が気になる方におすすめの1台です。一般的なパンの他にも、炊いたご飯からパンが焼ける機能がついていたり、お餅が作れる機能もついていますので、とても便利です。
via www.amazon.co.jp
Amazon | エムケー精工(MK精工) 自動ホームベーカリー 「ふっくらパン屋さん」 0.5斤/1斤選択 (米粉パン・天然酵母パン対応) 「残りごはんでパンがつくれる」 ピンク HBK-101P | ホームベーカリーストア オンライン通販
¥15,780
エムケー精工(MK精工) 自動ホームベーカリー 「ふっくらパン屋さん」 0.5斤/1斤選択 (米粉パン・天然酵母パン対応) 「残りごはんでパンがつくれる」 ピンク HBK-101P
こちらのベーカリーも、ごはんからパンが作れる機能に加え、餅やうどん、パスタまで作ることが可能です。離乳食ではパンだけではなく、麺類もママの手作りで勧められそうですね。
アレンジメニューが多彩ですので、より好みのパンに仕上げることができます。
アレンジメニューが多彩ですので、より好みのパンに仕上げることができます。
via www.amazon.co.jp
Amazon|象印 ホームベーカリー 1斤 BB-HE10-WA|ホームベーカリー | 通販
¥13,753
象印 ホームベーカリー 1斤 BB-HE10-WA
一般的なパンやごはんパンに対応、また、天然酵母パンにも対応しておりますので、本格的なパン作りを楽しみたい方にオススメです。
手間はかかりますが、具入りパンのレシピが大変多いので、野菜が苦手なお子さんは、パンの中に混ぜてあげると食べられるかもしれませんね。
焼き上がりも、「もちもち」「ふんわり」と選べるのも嬉しい点です。
手間はかかりますが、具入りパンのレシピが大変多いので、野菜が苦手なお子さんは、パンの中に混ぜてあげると食べられるかもしれませんね。
焼き上がりも、「もちもち」「ふんわり」と選べるのも嬉しい点です。
via www.amazon.co.jp
Amazon|パナソニック ホームベーカリー 1斤タイプ レッド SD-BH1001-R|ホームベーカリー | 通販
¥13,881
パナソニック ホームベーカリー 1斤タイプ レッド SD-BH1001-R
ホームベーカリー市場では高い人気を集めているパナソニック。こちらのモデルでは、一般的なパンやごはんパンに加え、小麦なし米粉パンが焼けるのが特徴です。また、製パン中にイーストを投入する中麺法という特殊な方法で、おいしいパンを焼くことができます。
パンの他にもケーキ、生チョコ、ジャムを作ることができますよ。離乳食が完了したら、おやつに作ってあげたいですね。
パンの他にもケーキ、生チョコ、ジャムを作ることができますよ。離乳食が完了したら、おやつに作ってあげたいですね。
大人も食べたい♡オススメ「パン離乳食レシピ」
まずは基本のパンかゆを使ったレシピ♪
<材料>
・8枚切り食パン 1/6枚
・溶いた粉ミルク 30cc
・りんごペースト 小さじ2
<作り方>
1.パンの耳を切り、白い部分を小さくちぎります。
2.粉なべに、溶いたミルクと食パンを入れて、トロリとするまで弱火で煮ます。
3.パンかゆを盛り付け、りんごペーストをのせて出来上がり。
・8枚切り食パン 1/6枚
・溶いた粉ミルク 30cc
・りんごペースト 小さじ2
<作り方>
1.パンの耳を切り、白い部分を小さくちぎります。
2.粉なべに、溶いたミルクと食パンを入れて、トロリとするまで弱火で煮ます。
3.パンかゆを盛り付け、りんごペーストをのせて出来上がり。
via www.youtube.com
野菜と果物のパン粥♪離乳食後期のカミカミ期に!
<材料>
食パン4枚切り 1/2弱
幼児用野菜ジュース 50cc
牛乳 50cc
バナナ 1/8本
<作り方>
1.食パンはミミを取り除き、白い部分を1cm幅に切ります。
2.バナナを1cm幅に切ります。
3.鍋に野菜ジュース、牛乳、1を加えて煮込みます。
4.3を器に盛り、バナナを添えて完成です。
食パン4枚切り 1/2弱
幼児用野菜ジュース 50cc
牛乳 50cc
バナナ 1/8本
<作り方>
1.食パンはミミを取り除き、白い部分を1cm幅に切ります。
2.バナナを1cm幅に切ります。
3.鍋に野菜ジュース、牛乳、1を加えて煮込みます。
4.3を器に盛り、バナナを添えて完成です。
via www.youtube.com
みかんでビタミン補給♪おやつにもおすすめのみかんパンケーキ
<材料>
みかん 2個
牛乳 70ml
ホットケーキミックス 150g
<作り方>
1.みかんの中身を取り出し、フォークで潰す。
2.牛乳とホットケーキミックスを混ぜる。
3.フライパンにサラダ油をしいて、弱火で加熱します。
4.両面が焼けたら完成です。
※パンケーキが食べられる、離乳食後期にオススメです。
みかん 2個
牛乳 70ml
ホットケーキミックス 150g
<作り方>
1.みかんの中身を取り出し、フォークで潰す。
2.牛乳とホットケーキミックスを混ぜる。
3.フライパンにサラダ油をしいて、弱火で加熱します。
4.両面が焼けたら完成です。
※パンケーキが食べられる、離乳食後期にオススメです。
via www.youtube.com
「パンを使い切れないので勿体無い!」そんな時は?
via pixabay.com
パンの賞味期限はあまり長くはありませんので、購入しても赤ちゃんが食べきる前に切れてしまう…そんなときは、冷凍保存がオススメです。冷凍をしておけば、与えたい時に解凍し、いつでも離乳食として使えますので便利ですよ。
方法ですが、1枚ずつラップでくるみ、ジッパー袋に入れて冷凍庫に入れるだけ。とっても簡単です。なるべく空気が入らないようにすると、美味しく保存することができますよ。
冷凍したパンは、約1ヶ月ほど保存が可能です。解凍方法ですが、自然解凍でもいいですし、電子レンジで20秒ほど温めても大丈夫です。食べる前に、火を通してパンかゆにしてあげたり、離乳食が完了していたらトースターで焼いてあげましょう。
方法ですが、1枚ずつラップでくるみ、ジッパー袋に入れて冷凍庫に入れるだけ。とっても簡単です。なるべく空気が入らないようにすると、美味しく保存することができますよ。
冷凍したパンは、約1ヶ月ほど保存が可能です。解凍方法ですが、自然解凍でもいいですし、電子レンジで20秒ほど温めても大丈夫です。食べる前に、火を通してパンかゆにしてあげたり、離乳食が完了していたらトースターで焼いてあげましょう。
パン離乳食の「注意点!」
via pixabay.com
手軽でおいしいパンを使った離乳食ですが、与える際は注意が必要です。上記でもありましたが、パンは塩分やバターを多く使用しています。また、パンの種類によっては、牛乳や卵、小麦といったアレルギーの原因になる食材も使用しています。初めて与える際は、気を付けましょう。
市販されている菓子パンなどには、保存料やなどの添加物が入っている場合もあります。人体には影響がない程度のものですが、赤ちゃんに与えるには心配ですよね。
パンを与える際には、成分や量にも注意をしましょう。
市販されている菓子パンなどには、保存料やなどの添加物が入っている場合もあります。人体には影響がない程度のものですが、赤ちゃんに与えるには心配ですよね。
パンを与える際には、成分や量にも注意をしましょう。
「離乳食後期」菓子パンはあげても良い?
via pixabay.com
菓子パンの多くは味が濃い物が多いので、離乳食期の赤ちゃんに与えるには好ましくありません。できれば、離乳食が完了して、濃い味付けにも慣れてきてからの方が良いでしょう。
しかし、お出かけの際などに菓子パンがあると、ママも助かりますよね。味の薄いスティックパンやロールパンなどでしたら、食べても大丈夫です。
しかし、お出かけの際などに菓子パンがあると、ママも助かりますよね。味の薄いスティックパンやロールパンなどでしたら、食べても大丈夫です。
美味しい「パン離乳食」で赤ちゃんの成長をサポートしよう♪
via pixabay.com
パンを使った離乳食の魅力は、なんといっても美味しいこと!ママの調理も楽ですし、冷凍保存が効くので、ごはんが足りないなんて時にも助かります。パンの種類や適量を守って与えるのであれば離乳食として赤ちゃんの成長をおいしくサポートしてくれる、頼もしい食材です。
まとめ
via pixabay.com
パンは、ごはんと同じくらい身近な食材です。赤ちゃんの離乳食にも適している食材ですので、大いに活用して赤ちゃんの食事をおいしく楽しい時間にしてあげましょう♪