1歳になるまで食べさせてはいけない食べ物がある?!離乳食で事故を防ぐためにできること

離乳食は赤ちゃんにとって食への入口ですが、1歳になるまで食べさせてはいけないとされる食べ物を知っていますか?離乳食で怖いのはアレルギーだけではありません。細菌感染などの疑いもあるのでアレルギー以外の危険も潜んでいることを知っておきましょう。

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2017/04/19 公開 | 897 view

1歳になるまで食べさせてはいけない食べ物がある?!離乳食で事故を防ぐためにできること

1歳になるまで食べさせては食べ物があるって知っていますか?

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離乳食で気をつけたいことといえばまず第一に思い浮かべるのが「アレルギー」ですよね。離乳食を始める時はアレルギーに要注意との文字をよく見かけます。アレルギーはその症状の具合・度合いによって対応に個人差があります。またアレルギーのような症状が出たとしてもアレルギーとは限らないため自己判断は大変危険です。

離乳食でよく見かける注意点はアレルギーですが、実は1歳を過ぎるまでは食べさせてはいけないとされるものがあるって知っていましたか?最近では1歳に満たない赤ちゃんにはちみつを混ぜたジュースを与えたところ死亡してしまったという悲しい事件もありましたね…。離乳食は赤ちゃんにとって大人と同じ食事の入り口です。悲しい事件を生まないためにも、離乳食に潜む危険はアレルギーだけではなく、食べ物自体にあることも知っておきましょう。

食べさせてはいけないとされる食べ物たち

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1歳になるまで、または2~3歳ごろになるまで食べさせてはいけないとされる食べ物はたくさんあります。今では市販で売られている離乳食に以下のものが含まれていることもありますが、もしそういったものを食べさせるときはより慎重に離乳食を進めましょう。市販で売られている離乳食は赤ちゃんが食べても問題ないように作られていますが、初めて与える場合は何が含まれているか一度確認してからの方が良いでしょう。

お刺身などの生もの

お刺身などの生ものは細菌感染の疑いが高いため食べさせないようにしましょう。魚を与えたい場合は一度湯がいて食べやすいようにすりつぶしたり細かく切って食べさせてあげましょう。赤ちゃんが欲しがっても生のものは食べさせてはいけません。手の届かないところに置いたりして間違って食べないように注意しましょう。これらの生の食べ物は食中毒を起こす確率が非常に高いです。

はちみつ

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ニュースにもなりましたがはちみつは1歳未満の赤ちゃんに与えてはいけません。はちみつにはボツリヌス菌がいるので発熱や便秘、麻痺、全身の痺れ、全身の筋力低下などの症状が現れる「乳児ボツリヌス症」を引き起こしてしまいます。ある程度大きくなった子供であれば免疫ができるので食べても問題ないとされていますが、胃腸の機能が未発達な赤ちゃんが食べてしまうと大変危険です。命に関わる事態になるので絶対にやめましょう。またはちみつが入った食品や加工品もNGです。市販の食べ物を与えるときは必ず何が含まれているのか確認してください。

ベーコンやソーセージ、塩鮭などの塩分が高いもの

ベーコンなどの加工品は消化器官が未発達な赤ちゃんに与えてしまうと大きな負担となり下痢や発熱などの体調不良に繋がります。また味の濃い離乳食は味覚の発達の邪魔をしてしまう恐れもあるので避けた方が良いでしょう。他にもオイル漬けツナや市販の顆粒だし、塩魚などもやめておきましょう。なるべく出汁程度の味付けで与えていき、年齢が上がるにつれて慣れさせていく方が良いでしょう。

からしやわさびなどの刺激物

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