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【実体験】急な子どもの入院!付き添う?準備物は?ママが知っておきたい5つのポイントを解説

【実体験】急な子どもの入院!付き添う?準備物は?ママが知っておきたい5つのポイントを解説

2019年4月9日 公開

子どもの入院というとどんなことを想像しますか?付き添い、必要な荷物、兄弟の預け先…。入院する子どもの心配はもちろん、問題がいくつも頭に同時に浮かび、パニックになってしまいますよね。私がわが子が2歳だった時に肺炎にかかり、入院という言葉が出たときに「子どもの入院ってどんなものか全く分からない!」という漠然とした不安を抱えました。そんなママでも短い時間でポイントを押さえて入院準備を整えることができるよう、実体験を交えながらまとめました。

大人の入院とは違う「子どもの入院」

Antibiotics Asia Baby The - Free photo on Pixabay (145155)

急に子どもが入院を言い渡されたら…。病気などで入院の経験がないママはきっとわからない事だらけではないでしょうか?

必要な情報を調べたいものの、入院が決まると書類手続きやオリエンテーションなどでママ自身が慌ただしくなるので、じっくりネット検索する時間がもありません。

この記事ではわが子の初めての入院を経験するママのために実体験も交えながら、気になる以下の5つのポイントをまとめました。

①子どもの入院は親の付き添いが必須なのか
②入院中に付き添い人がすること
③用意してよかった準備物
④入院中大変だったこと
⑤入院中の兄弟のこと


これから入院するご家庭はもちろん、今はお子さんが元気なご家庭でもイザという場合の予備知識として是非チェックしてみてくださいね!

子どもの入院は親の付き添いが必須?!

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「子どもの入院=親の24時間付き添い必要」という認識のママも多いようですが、すべての病院が24時間の付き添い入院を求めているわけではありません。

例を挙げると、24時間付き添い不可、夜間だけは帰宅、自由なタイミングで出入り可能、〇歳まで24時間付き添い要、ママ以外付き添い禁止等々、本当に様々です。

わが子が入院していた病院は看護師さん外出時間を事前申請すれば自由に出入りが可能でした。夜間も子どもの状態が良ければ帰宅を勧めてくださいましたし、日中は保育士さんも常勤されていたので、親の不在時に子どもの相手をしてくれることもありました。

経験者が語る!入院生活について

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小児科病棟はこんなところ

個室や大部屋などの病室は基本的に大人の病棟と差はありませんが、いたるところにキャラクターのぬいぐるみや壁には季節の切り抜きアートなどのデコレーションがしてあり子どもが怖がらないような配慮がしてあります。
病棟内にプレイルームがあり、医師の許可が下りた子供が遊べるスペースがある病院も多いようです。

日中は兄弟など子どもの面会が多く、大人の病棟に比べてにぎやかな雰囲気です。また、テレビイヤホンは小児科病棟では大部屋でも使用しない場合が多いのでほかの患者さんのテレビの音も聞こえます。

大部屋の場合、先に入院している方への挨拶はどうするの??

私の経験からいうと、顔を合わせたときでいいので「今日から入院した〇〇です。何かと騒がしくなるかもしれませんが、よろしくお願いします。」と保護者の方に挨拶するのがスマートに思えます。

最近は大部屋でもずっとカーテンを開けずに生活をされる方が多く、終始挨拶しないで退院する方もいらっしゃいますが、大部屋は共同生活になるのでお互い気持ちよく生活できるように配慮しましょう

患者が小どもなので声や音に関しては大人ほど抑えることができなく、ある程度の生活音は「お互い様」です。
しかし、病室ではしゃいで騒いだりしているのを「子どもだから」といってそのままにしてはいけません。
子どもがはしゃいで騒いだ時には「みんな病気で入院しているのよ。静かにしようね。」と親が注意をしている姿勢を示すのも周りに対する配慮の一つになります。

入院中に付き添い人がすること

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付き添い入院するものの、親としては何をするのでしょうか?
病院によっても細かく分かれているかとは思いますが、以下のような身の回りのお世話が中心です。

・おむつ交換・トイレの手助け
 (私の子どもの場合は交換したおむつの重さをはかり、用紙に記録するよう医師から指示がありました。)
・水分補給や食事の手助け
・着替え・体拭き
・点滴が終わっていたり、アイスノンがぬるくなった時の交換依頼
・子どもの様子の観察し、医師や看護師に伝える
・遊び相手

入院するときの持ち物、あってよかったアイテム

Luggage Packed Travel - Free photo on Pixabay (145160)

基本的には外泊するときと同じような内容です。
洗濯は院内ランドリーを利用することもできますが、洗剤は各自持参の場合もあるので要注意です。
その他、入院ならではの持ち物をピックアップしておきますね。

ママの荷物

・マスク
病気予防のほか、乾燥対策として使用します。

・印鑑・メモ・筆記用具・クリアケース
手術、検査や処置などがあった場合、同意書に押印やサインを求められることもあります。
もらう書類も多いためバラバラにならないようにまとめるケースがあったほうが良いです。
その他、回診に来た医師への質問など気になったことなどをメモする道具も準備しましょう。

・保湿効果の高い基礎化粧品
院内は季節問わず、乾燥します。

・ママの時間つぶしのもの
子供が寝ている時間は暇になるので、趣味の時間に充てるのもよいでしょう。
スペースもないのでコンパクトにできるものが良いです。
但し、はさみなど危険なものは院内持ち込みNGの場合が多いので聞いてからにしましょう。

・寒さ対策
病室では動く範囲も少ないため、じっとすることが多く、夏でも冷えやすいです。

・コップ・箸・スプーンなどの食器類
短期の場合は捨てることができるものが便利です。
病棟内の給湯器でお茶やお湯を入れることができるので、スティックコーヒーやティーパックがあるとホッとできますよ!

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ティータイムしようかと思ったら看護師さんが来たり、子どもがぐずったりとなかなか思うように時間が取れないことも。
せっかく淹れたお茶が冷めてしまわないように保温マグがあると便利です。

子どもの荷物

・コップ・食事エプロン・スプーン・フォーク・箸・ストロー
病院で提供される食事にも子ども用スプーンなどはついてきますが、差し入れなど持参したものを食べたいときに使用します。
こちらも短期入院の時は使い捨てのほうが便利です。

・バスタオル
特に夏場は病院で用意される掛布団が厚い場合もあります。特に発熱していると暑い布団は嫌がります。掛布団の代わりにもなる大判のバスタオルは使い勝手がよいですよ。

・おむつは夜用のものを
病気の内容にもよりますが、点滴の処置があった場合にはおしっこの量がぐんと増えます。
しかも具合が悪い時には子どもも寝っぱなしなのでおむつが頻回に変えることができません。
その結果漏れてしまい、服からシーツまで濡れてしまう結果になります。
我が家も点滴によるおしっこ漏れに苦労しましたが、夜用のものに変えてから全く漏れなくなりました。

・オンライン動画サービス
これはネット環境がないと難しいかもしれませんが、ネットが利用できる場合はオススメです。
病院でもDVDを貸し出してくれる場合も多いのですが、本数が少なかったり子ども好きなものでなかったりする場合もあります。
定額制見放題のアマゾンプライムやHuluなどは番組数も多く、飽きることなく見ることができますよ。
・お絵描きボード
入院中の子どもの生活の場所はベッドになるのですが、ベッドから物ををよく落とします。そして落としたものはベッドの下の簡単には届きそうもないところへ落ちていきます。
お絵描きが好きな小さいお子さんには誤って寝具に書いても大丈夫なお絵描きボードがおすすめです。ペンが紐で繋がっていると安心ですよ!

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入院の付き添いは精神的にも肉体的にも大変

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子どもの付き添い入院はとても大変といわれるのですが、実際にどこが大変といわれるのでしょうか?
ここで私自身が実体験で大変に感じたことをご紹介します。

・食事がない
当たり前ですが、付き添いの人の分の食事は病院から提供されないので自力で調達する必要があります。
また、絶食の指示の出ている子どもの場合は目の前で親だけ食べるわけにもいかず、我慢することもあります。

・気軽に席を外せない
離れると泣き出す等、子どもの様子によっては自分のトイレすら思うようにいけません。
大人の入院のように「足りないものがあれば売店で買い足せば…」ができない場合もあります。

・眠れません
付き添い用のベッドは基本的に簡易ベッドです。簡易的なので寝心地の良いものではありません。
夜間も看護師さんが定期的に見回りに来ますので懐中電灯の光で起きることもあります。
大部屋の場合、同室の子が痛みや辛さで一晩中泣いていたりします。わが子もそれにつられて泣いてしまうことも。

一番大変なのは病気と闘っている本人ですが、付き添う親も大変な負担を強いられます。
我が家は短期間の入院で済んだのでママだけで対応できましたが、長期になる場合は人手が必要になると感じました。

入院期間中のきょうだいの面倒はどうする?

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兄弟がすでに通園・通学している場合には延長保育や学童保育の申請をしておきましょう。

風邪など体調不良を起こしている子どもはもちろん、インフルエンザが流行している時期は子どもの面会を控えるように言われることもあります
未就園の子どもの場合は、祖父母や一時保育、ファミサポ会員に依頼などに預ける検討をしましょう。

両親が忙しく、どうしても兄弟の面倒まで手が回らない時には、ショートステイや乳児院・児童養護施設への宿泊預かりもできる自治体もあります。兄弟の預け先に困ったらまずは行政の相談窓口へ連絡するようにしましょう
また、最終手段としてですが、病院によっては個室利用なら兄弟の同伴宿泊を認めてくれるところもあるようです。

普段からリサーチと準備を

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実際に私自身が子どもの入院を経験して思うことは24時間付き添いかそうでないかによって両親への負担がかなり違うということです。
特に兄弟がいたり、両親とも仕事をしている場合は、一時たりとも病院から抜け出せないのは大変な負担になります。

しかし、24時間付き添い不要と掲げている病院でも、慢性的な人手不足で看護師だけでは子供に対して不足で十分なケアができない病院が実在するのも現状です。

子どもの入院の場合、たいていはかかりつけの病院で紹介状を書いてもらい転院することになります。その時、病院選びに迷わないように自分に適した環境のある病院をリサーチしておく必要があります。
普段から入院経験のあるママ友に聞いてみたり、地域のネット掲示板などで小児科病棟のある施設の特徴を調べておくと安心ですね。

また、24時間付き添いでなくてもいい場合でも、子どもの容態や状況(離れると大泣きしてしまう等)によってはずっと一緒にいる必要もあります。
24時間付き添いが必要になった場合は人手が必要になるので、親族から仲の良いママ友まで、頼れる人は遠慮せずどんどん頼っていきましょう。

入院の準備ができたら、そのあとはどんと構えて入院しましょう。ママの優しいケアと笑顔が入院で不安になっている子どもの心を癒す心のお薬なんですよ。