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乳幼児のインフルエンザの予防接種Q&A!受ける?受けない?ワクチンに関するアレコレを調査

乳幼児のインフルエンザの予防接種Q&A!受ける?受けない?ワクチンに関するアレコレを調査

2019年10月14日 公開

インフルエンザの流行シーズンが近づくと、子どもの予防接種を受けさせるか受けさせないかで悩むママも多いですよね。乳幼児の場合、受けるかどうかは家庭によって考え方は様々ですし、効果がない、効果があったなども様々のようですね。乳幼児はいつから受けられるのか、効果はあるのか、他の予防接種との同時接種は可能かなど、インフルエンザワクチンの疑問に対する答えをまとめました。ママたちの口コミも紹介しますので、参考にしてみてください。

Q.乳幼児のインフルエンザ予防接種、いつから受けられる?

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A.生後6ヶ月から可能!

インフルエンザの予防接種は生後6ヶ月から接種が可能です。しかし、病院やクリニックによって、1歳未満はあまり意味がないなど、年齢を制限している場合もあります。インフルエンザは空気感染ですので、保育園など集団生活を送っている子どもは心配ですよね。

園によってはできるだけ予防接種を受けてほしいなど方針があるところもあるようなので、確認してみてください。

A.13歳未満は2回摂取がおすすめ

また、病院にもよりますが13歳未満は1回うけるだけでは抗体がつきにくく、1~4週間空けて2回目の摂取をするのが推奨されていることがあります。1回目と2回目、どのくらい空けるとよいのかなどの期間も病院によって考え方が違うことが多いので、尋ねてみましょう。
13歳未満の方は、2回接種です。1回接種後よりも2回接種後の方がより高い抗体価の上昇が得られることから、日本ではインフルエンザワクチンの接種量及び接種回数は次のとおりとなっています。なお、1回目の接種時に12歳で2回目の接種時に13歳になっていた場合でも、12歳として考えて2回目の接種を行っていただいて差し支えありません。
(1)6カ月以上3歳未満の方 1回0.25mL 2回接種
(2)3歳以上13歳未満の方 1回0.5mL 2回接種
厚生労働省のHPでも、摂取量と摂取回数について書かれています。

Q.乳幼児はインフルエンザの予防接種を受ける時期は?

Time Calendar Saturday - Free photo on Pixabay (165420)

A.流行前に2回終わらせるとGOOD

できるだけ大流行する前に2回とも摂取を終わらせるのが理想的です。大体10月末頃から流行し始めますが、2019年は夏から早くも流行し始めましたね。

1回目摂取の予約をしていたのに、大流行し始めてしまい、かかってしまった!という声も毎年何人かから聞きますから、早めの摂取を心がけるのがよさそうです。また、1回目と2回目の摂取は、間をあけないといけませんので、予定を立てるのも早めにしましょう。

Q.乳幼児のインフルエンザ予防接種の効果は?

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A.概ね20~60%と幅がある

インフルエンザワクチンを接種するにあたり、一番気になるのが効果ではないでしょうか。よく、

「流行すると予想された型が違えば効果がない」
「毎年新しい型が出てくるから、受けても意味がない」


などという声も聞かれますよね。実際の所、摂取しても100%インフルエンザにかからないかというと、そのような効果はあるものはありません​。しかし、厚生労働省によると、乳幼児の場合概ね20~60%の発病防止効果があると有効性についての報告がありました。(※1)

(※1)厚生労働省平成30年インフルエンザQ&Aより

そして、発病防止効果よりも重病化を防ぐ効果は期待できるとの報告も。
現行のインフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからない、というものではありません。しかし、インフルエンザの発病を予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされています。
(中略)
乳幼児の重症化予防に関する有効性を示唆する報告も散見されます。
乳幼児の場合も、重症化を防ぐことに関しては有効なのかもしれませんね。

A.2週後から5カ月程度はワクチンの効果が期待できる

上記のような効果は、2回目の摂取が終わってから2週間後から5カ月程度は効果が期待できます。そのため、やはり流行り始める前に摂取しておき、流行が収まるまでは効果を持続させておきたいものですね。

Q.インフルエンザワクチンに副反応はある?

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A.少ないが稀にある

季節性インフルエンザで比較的多くみられる副反応には、接種した場所(局所)の赤み(発赤)、はれ(腫脹)、痛み(疼痛)等が挙げられます。接種を受けられた方の10~20%に起こりますが、通常2~3日でなくなります。全身性の反応としては、発熱、頭痛、寒気(悪寒)、だるさ(倦怠感)などが見られます。接種を受けられた方の5~10%に起こり、こちらも通常2~3日でなくなります。
本当に稀に、アナフィラキシーの症状が見られることもあるようですが、その場合はすぐに反応が出るようです。
私も子どもたちと毎年受けていますが、摂取後30分以内は院内で様子を見るようにと言われます。何かあれば院内だとすぐに対処してくれるからでしょう。病院から特に言われなくても、病院のすぐそばで30分ほどは時間をつぶしたり、車の中で待っていたり様子を見るのがおすすめです。

Q.他の予防接種との同時接種は可能?

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A.可能です!

乳幼児の場合、他の予防接種の計画とインフルエンザの時期が被ることがありますよね。インフルエンザの予防接種は他の予防接種との同時摂取は可能です。ただし、生ワクチンの場合は摂取してから4週間以上次の予防接種が受けられませんので、インフルエンザ1回目と一緒に受けると、2回目も4週間以上空けなければいけなくなります。

予防接種のスケジュールの組み方にもよりますが、生ワクチンの場合、同時摂取をするならインフルエンザ2回目の摂取と同時にするのがおすすめです。

・インフルエンザ1回目+生ワクチン⇒4週間以上空けてからインフルエンザ2回目
・インフルエンザ1回目⇒1~4週間後インフルエンザ2回目+生ワクチン


生ワクチン以外の予防接種の場合は、このように気にする必要はありません。

Q.卵アレルギーの場合はどうすればいい?

Doctor Bless You Stethoscope - Free photo on Pixabay (165424)

A.軽度の場合は問題なし!しかし医師に相談を

卵アレルギーがあると、インフルエンザの予防接種が受けられない!という声もよく聞きますよね。ごく微量ではあるのですが、卵たんぱくが入っているからだそうです。しかし、ンフルエンザワクチンではアレルギー反応が見られることは少ないと言われています。

そのため、軽度の場合はそんなに気にしなくていいようですが、念のため医師に相談はしてみてください。また、摂取後30分以内は院内にいさせてもらうなど、反応の様子も必ず確認してください。

幼児のインフルエンザ予防接種は受ける?受けない?口コミをチェック

Twitter Line Power - Free photo on Pixabay (165445)

インフルエンザの予防接種は毎年受けるか受けないかで、いろんな意見が聞かれますよね。ママたちの口コミを見てみましょう。
集団生活をしていると予防接種しておきたくなりますね。ワクチンの量は毎年限られています。予約も早めに締め切られるところもあるので、できるだけ早めに計画を立て、予約しておきたいところです。
摂取料は病院によって大きく異なりますよね。重症化したときのことを考えると、多少お金がかかっても受けさせておきたいところでしょうか。
スケジュールの調整が難しく、受けたくても受けさせられないというママも。我が家が毎年受けている病院も〇曜日の午後だけ!と決められているので、調整が難しいです。
受けてもうつったという経験がある方は、効果がなかったのでは・・・?と思っちゃいますよね。2回摂取&子どもたち全員となると、予約も出費も大変になるので悩んでしまうの分かります。

まとめ

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予防接種はあくまで予防なので、絶対かからない!というわけではありません。他の予防方法と組み合わせて、受けるかどうか考えてみてください。ご紹介した口コミも参考にしてみてくださいね!