「おかね」の教育は、子どもの将来を左右する?
など・・・)が溢れかえっています。そして、安価で簡単に手に入れる事ができます。
ちょっと高価なモノは、おじいちゃん、おばあちゃんにお願いすると買ってもらえたりしますよね。
日本では、「お金」の話は、敬遠される風潮があります。そのため 多くの親は、子どもに
しっかりとした「金銭の教育」をしていません。
私もこどもの頃、おかねの教育なって受けた事ありませんでしたから。しかし、今は状況が大きく変化しています。SuicaやPASMOに始まり、様々な電子マネーが使われ、アプリのダウンロードやゲームの課金など現金以外の「見えないお金」が普及しています。
子どもが将来、自分の限られた収入の中で、やりくりしなければならない時がやってきます。その時、「これは、自分に本当に必要なのか」「今月は使い過ぎたので我慢しよう」と、冷静に考える事のできる子になって欲しいですよね。 自己破産やローンまみれにならないように、お金の大切さを教えた上で、お金との付き合い方を教えていく事は親の義務だと思っています。
いつから「金銭教育」始めればいいの?
があります。
それぞれのクラスで園児が、お菓子屋さん、おもちゃ屋さんなどのお店を開きます。クラスの半数
の園児は店番です。そして、残りの半数が紙のお金を持って買い物に行きます。その後、店番組と
お買い物組が交代して楽しみます。最後にお店を閉めてクラスみんなで売り上げたお金を数えましす。
とても楽しかった思い出です。それが私の初めての「一人でお買い物・お店屋さん」擬似体験
だったように思います。
幼児の目には「おかね」は欲しいモノ(お菓子、おもちゃ)と交換できる魔法の道具のように
見えることでしょう。ですから、子どもは「おかね」に、とても興味を持っています。
その興味を持ち始める幼児期から、自然に生活の中で伝えていくとよいでしょう。
モノを買うのにお金が要るのは、視覚でわかりやすいですが、電車に乗るのもお金がいること、
水道や電気だって使うのにお金を払っていること、そのお金はお父さんやお母さんが、お仕事を
して持ってくるもの・・・など、目に見えないお金については、いろいろな視点から話していく
必要がありますね。
「おかね教育」のオススメ絵本3選
作・絵 フィービーとセルビ・ウォージントン
訳 まさき るりこ
パン屋のくまさんの1日の話です。朝、起きてパンやケーキを焼き、お客さんに販売する話です。働くことや、ちゃんと挨拶して、接客すること、本当に誠実なパン屋のくまさんが描かれています。何気ない1日のできごとですが、小さな子どもたちに「はたらく」ことの大切さを教えてくれる
1冊です。
作・絵 べらB・ウィリアムズ
訳 佐野 洋子
かあさんは毎日、食堂で働いています。疲れて帰っても、家にはくつろげるいすもない・・・いすを買うために、お金を貯めるお話です。一家は火事で、すべてを失ってしまいますが、家族みんなで力を合わせて大切な、本当に欲しいものを買うために奮闘します。本当に大切なもののために「貯金する」ことを伝えられると思います。