妊娠超初期症状とはどんなもの?早く妊娠を自覚できる8つの兆候

生理日前のその体調の変化、実は「妊娠超初期症状」かも!お腹に赤ちゃんがいるか早く知りたいママは、ちょっとした体調の変化が気になりますよね。他のママが妊娠初期に感じた症状なども交え、妊娠超初期に身体に何が起こるのかをまとめました。

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2017/01/29 公開 | 3167 view

妊娠超初期症状とはどんなもの?早く妊娠を自覚できる8つの兆候

妊娠超初期症状とはいつ起こるもの?

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妊娠初期症状とは、妊娠4週目、つまり大体生理予定日ごろから現れる妊娠兆候をいいます。
では、妊娠「超」初期症状とは一体いつごろの物を指すのでしょうか?

前回の生理日から着床までの仕組みを知る

妊娠1カ月、つまり妊娠0週0日=0w0dは、前回の生理初日を言います。
つまり、妊娠が発覚する生理日前後の1か月前には妊娠が始まっているという数え方です。
まだ赤ちゃんがおなかのなかに存在しないのに妊娠週数を数え始めるのは不思議な感じがしますが、とにかく妊娠がわかった頃にはだいたいのママが妊娠4週(妊娠2カ月)を迎えていることかと思います。

検査薬などで妊娠したことがわかるのはだいたい妊娠4週目、生理予定日以降ですが、その時期から現れる症状が妊娠初期症状です。
そして、妊娠「超」初期症状は生理予定日前の妊娠3週ごろに現れる症状を言います。

妊娠0週0日に生理が始まり、だいたい2週間後の妊娠2週0日ごろに排卵が行われます。
この時期に性交を行い、精子が卵子の中に入れば、それは受精卵となり細胞分裂をしながら子宮へと向かいます。
約7日後の妊娠3週0日ごろに子宮に到着した受精卵は、子宮内膜にくっつき、これを「着床」と言います。
受精卵が着床することによりやっと妊娠が成立します。

つまり、着床した時期に感じる兆候を、「妊娠調初期症状」というのです。

妊娠超初期症状は何故起こる?

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排卵日付近に性交を行い、受精卵ができただけでは、体調に何らかの変化が起こることはありません。
受精卵が無事子宮に到着し、着床することで様々な変化が起こります。

着床することによって起こる体内のホルモンバランスの変化が、妊娠前と異なる体の調子となって現れます。
女性の体は、受精卵が着床することにより、プロゲステロン(黄体ホルモン)やエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量が増えます。
そのことにより、おりものが増えたり胸が張ったりなど、一見生理前の症状のような兆候が現れることがあります。
また、涙もろくなったり不安になったり、情緒不安定になることもあります。

妊娠超初期症状は、生理前の体調の変化によく似ています。
普段から生理前の体調変化に悩む女性は、もしかしたら妊娠超初期症状に気付かないことが多いかもしれません。

妊娠超初期症状【1】着床出血

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生理が来たのに妊娠していた!という人は、もしかしたら着床出血が起こっていたのかもしれません。
着床出血が起こるのは全体の2%と確率的には低いのですが、着床出血は妊娠超初期にしか起こらないものであり、これが起こっているとわかると妊娠していることが早く自覚できるでしょう。

着床出血とは?

着床出血とは、子宮に到着した受精卵が子宮内膜にくっつく時、つまり着床時に起こる出血です。
受精卵は子宮にしっかりとくっつくため、絨毛(じゅうもう)という根っこをはって子宮内膜に結合します。
その際に絨毛がちゃんと根を張ろうと子宮の壁に傷をつけるため、子宮内膜に通る血管に傷がつき、出血となって排出されることがあります。
これを着床出血と言います。

着床出血と普通の生理との見分け方

着床出血は着床後に起こるため、生理予定日より1週間ほど早く見られることが多いです。
その時期に生理より量が少なく、また1~2日程度で終わってしまう、薄い赤かピンク色のおりもののような出血があれば、それは着床出血かもしれません。

生理と違い明確に「血が出てる!」といった感じはないことが多いため、気付かず見落としてしまうこともあると思われます。
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