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妊娠初期に葉酸を取るべき理由とは?元気な赤ちゃんとママのための葉酸講座♡

妊娠初期に葉酸を取るべき理由とは?元気な赤ちゃんとママのための葉酸講座♡

2018年5月28日 公開

妊娠初期に必要な栄養素である葉酸ですが、どうして葉酸が必要なのか知っていますか?知らないままだと、摂取する意味すら分からずにあまり意識して摂らなくなりますよね。でも胎児に必要な栄養素だからこそ、産婦人科やメディアなどで紹介されているんです。今回はそんな葉酸の基本から、妊娠中に必要な量や期間をまとめて紹介します!

そもそも葉酸とはどういったもの?妊娠との関係は?

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よく妊娠する前から葉酸を取ってください、と産婦人科やメディアなどで、妊娠初期の葉酸摂取の重要が告知されていますが、そもそも葉酸とはどういった栄養素であるか知っていますか?
葉酸と名前がついていますが、実はビタミンの一種でビタミンB群の仲間です。葉酸は赤血球をビタミンB12とともに作ったり、細胞が新しく生まれるのを手助けする役割があります。しかしこれだけの役割だけでは妊娠に必要といわれるには重要度が低いですよね。
葉酸が妊娠に必要といわれているのは、実は葉酸が胎児の「神経管閉鎖障害のリスクを減らす」からです。

神経管閉鎖障害のリスクとは?

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では神経管閉鎖障害ってどういったもの?と疑問に思いますよね。神経管閉鎖障害とは例えば脳の重要な部分である脊髄や神経管の一部が何らかの原因によって塞がらない状態になる先天性異常です。よく無脳症や二分脊椎症といった病名を妊娠初期には耳にすると思いますが、こうした病気が神経管閉鎖障害となります。
葉酸はこうした神経管閉鎖障害のリスクを減らす役割も持っていて、妊娠初期に摂取することで細胞分裂を助け胎児の重要な器官の形成を担っています。

葉酸は妊娠前から摂取しておくことが大切

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葉酸は妊娠初期に必要な栄養素ですが、妊娠してから摂取するのと妊娠前から摂取しておくのとでは結果も違ってきます。葉酸は胎児の重要な器官形成のために必要な栄養素ですから、取るのであれば妊娠前・妊娠を希望しているときから摂取しておくことが望ましいです。
妊活でも葉酸の重要性はいろいろなところで発信されています。ですが、妊娠してからでもできる限り必要量を摂取するように意識していくことも大切です。

妊娠前・妊娠中の葉酸はどのくらい摂取すれば良い?

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葉酸は妊娠初期に重要な栄養素だということが分かったと思いますが、ではどのくらい摂れば良いのか気になりますよね。厚生労働省によると、18歳~49歳の妊娠している女性は1日に葉酸を480μg摂取することを推奨しています。
また妊娠初期に必要とされる葉酸ですが、妊娠中期・後期ともに必要な栄養素であることに変わりはないので、妊娠初期後も意識して摂取するようにしましょう。
しかし妊娠に必要な栄養素だからといってたくさん摂取しすぎるのも問題です。葉酸の1日の摂取上限は1000μgなので、食事と合わせてアプリを使う場合には過剰摂取にならないように気をつけましょう。
また飲み忘れた場合に、溜め飲みをしないようにしましょう。昨日飲み忘れたから今日の分と合わせて…と繰り返していると1日の摂取上限をあっという間に超えてしまいます。過剰摂取はビタミンB12欠乏症の診断を濁らせてしまうといわれています。
ビタミンB12も妊娠に必要な栄養素なので、不足するとまた別の問題が起きてしまいます。飲み忘れた場合は仕方ないと割り切り、今日・明日ときちんと決められた量を摂取するようにしましょう。

妊娠のための葉酸はサプリでも良いの?

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食事から葉酸を目標量摂取するのって意外と大変です。特に妊娠前~初期にかけてはつわりで何も受け付けられなくなる妊婦さんもいるでしょう。そんな中で目標量の葉酸を摂取するのって拷問かと思ってしまいますよね。
しかしそんな中でも葉酸は摂っていかなければいけない栄養素であることに変わりはありません。では、そんな中サプリメントを用いても良いのでしょうか?

葉酸は食事・サプリ両方から摂取するのが良い

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葉酸は食事から摂れるものを「天然葉酸」といい、サプリで摂れるものを「合成葉酸」と表されることが多いです。名前からすると、天然の方が効果が高いというイメージがありますが、実は妊娠で摂取を推奨されているのは合成葉酸の方なんです。
合成葉酸を「プテロイルモノグルタミン酸」といいますが、この合成葉酸はサプリからの摂取が一番早いので、食事から天然葉酸を摂取しつつ、サプリで足りない分を補うようにしましょう。

基本は食事から摂るのが望ましい

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合成葉酸はサプリメントの方が効率よく摂取できますが、やはり人の体を作っているのは食事から摂取したものです。葉酸が必要だからといって、サプリメントばかりに頼っていると妊娠に必要な栄養素が他に不足します。
また妊娠をする・持続するための体づくりに支障をきたす恐れもあるので、あくまでサプリは補助として使い、食事から自然葉酸を摂取する意識を持ちましょう。

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葉酸が含まれている食品について

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葉酸が含まれている食品は主に野菜や果実類になります。特に枝豆やほうれん草、ブロッコリー、いちごなどに多く含まれています。また焼きのりは100gあたりの含有量が1900μgと大変多く含まれています。
ただしこの量を摂るためには焼きのりを約7枚ほど食べなければいけませんし、この量を1日に摂取してしまうと過剰摂取となります。葉酸が多く含まれている食品を意識して食べることは必要ですが、食事からも摂取しすぎないようにしましょう。

葉酸と相性が悪いものについて

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葉酸を意識して摂ることも多くなると思いますが、そんなときにカフェインと一緒に摂取するのは避けるようにしましょう。葉酸とカフェインは相性が悪く、葉酸が体内に吸収されるのを防いでしまう働きがカフェインにはあるといわれています。
またカフェインの摂りすぎは胎児に悪影響を及ぼす恐れがあるともいわれています。妊娠前や妊娠中は眠気に襲われやすく、眠気覚ましにコーヒーやカフェイン入りの飲料を口にすることもあるでしょう。しかし、一度立ち止まって考えてみましょう。
胎児に悪いとされるものはあまり口にしない方が良いです。神経質になる必要はありませんが、あまりに摂りすぎれば胎児を苦しめてしまうかもしれません。
妊娠中は無難にノンカフェインや体を軽く動かすことで眠気を撃退するようにし、葉酸の吸収を邪魔してしまうカフェインはあまり摂りすぎないように注意しましょう。

妊娠中は意識して葉酸の継続摂取をしよう

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葉酸は妊娠初期が一番必要な時期ですが、そもそも葉酸は胎児の先天性異常を予防するだけの栄養素ではありません。血を作る手助けをしたり、細胞新生に必要な栄養素です。妊娠中は胎児に必要な栄養素や血液を送り出すため、ママの体は貧血になりやすいです。
貧血を予防したり新しい細胞が作られるのを手助けしたりと妊娠中は欠かせない栄養素でもあるので、葉酸は妊娠前から後期まで継続して摂取するようにしましょう。
また出産後もママの体はまだまだ万全とはいえません。赤ちゃんにも良い母乳を与えてあげるためにも、葉酸やビタミン類など体に良いとされる栄養素は意識して摂取することが大切です。
妊娠中・出産後は思うように食事をできないママもいると思いますが、サプリメントなどを利用して栄養不足だけは回避するようにしましょう。

まとめ

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妊娠初期には葉酸が必要といわれていますが、どうして必要なのかが分からないと摂取する気も起きませんよね。でも必要といわれる理由が分かると「摂らなきゃ」という気持ちが自然と芽生えます。胎児はママが摂取したもので体が作られます。
元気な赤ちゃんを産んであげるためにも、赤ちゃんに必要といわれている栄養素は積極的に摂取するようにしましょう。妊娠中はつい神経質になってしまいますが、毎日の食事をきちんと摂り、不足分はサプリで補え必要量は自然とクリアーできます。
過剰摂取や摂りなさすぎに気を付けて、これからの妊娠ライフを楽しんでいきましょう。