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ついにきた!イヤイヤ期!!「魔の2歳」と言われるこの時期に知っておきたい3つの対処法

ついにきた!イヤイヤ期!!「魔の2歳」と言われるこの時期に知っておきたい3つの対処法

2016年10月24日 公開

まるで怪獣…。 イヤイヤ期真っ盛りのお子さんを前に、ついこんなことを思ってしまうこともあるかもしれません。“魔の2歳児”という言葉があるように、この時期の子供は何かにつけて「イヤ!」と言い、時には暴れたり泣きわめいたり。ママの方が泣きたくなりますよね。 今回はそんなイヤイヤ期の基礎知識や対処法を紹介します。コツを知り、ママも子供も楽しくイヤイヤ期を乗り切りましょう♪

なるほど!イヤイヤ期の理由はこんなこと

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イヤイヤ期とは自我が芽生え始め、自分の要求をぶつけてくる第一次反抗期のことです。このイヤイヤ期と言われる時期は、発達段階において避けては通れない、とても重要な時期です。
子供が順調に成長している証の一つとも言えるでしょう。
生まれてすぐは生理的な欲求(オムツが気持ち悪い、お腹が空いた、眠いなど)を、泣くことで大人にお知らせしていた赤ちゃんですが、脳と全身の発達と共に欲求の種類も増え、言葉でお知らせしたいと思うようになります。
そして、徐々に自分の欲求や気持ちをママやパパなど周囲の大人にぶつけ
* 自分の感情を人にぶつけるとどうなるか
* その欲求は受け入れられるのか
* 相手にも気持ちがある
* 泣く以外に思いを伝える方法がある
などを体験し始めます。イヤイヤが次第にエスカレートし、こういった体験を何度も繰り返すうちに、感情のコントロール方法や他人とのコミュニケーション能力などを養う、とても大切な時期なのです。

イヤイヤ期 いつからいつまで?

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"イヤイヤ期はいつから始まるのか?について、1歳後半くらいからと考えている人が多いようですが…、実は生後6か月くらいの頃から始まっていると言われています。
例えば、お腹がすいたり眠い時には、泣いてママに訴えますよね。これは「不快」「不安」などの気持ちがイヤで、泣いて訴えているということ。ただ、この頃から1歳くらいまでは気をそらしたりすれば、そこまで困ることもありません。

強烈になってくるのは2歳頃から!この頃は「感情・思考・表現」といった、内面的なものや個性がつくられていく時期です。
「イヤ!」「自分でやる!」のように自己主張が強くなり、本格的なイヤイヤ期に突入していきます。
ママにとってはイヤイヤ期の山場です!

ただ、そんなイヤイヤ期も永遠に続くわけではありません。
3歳くらいになり言葉の理解が進み、円滑にコミュニケーション出来るようになるにしたがい、気付けばいつの間にかイヤイヤが減っていくものです。
4歳頃には落ち着く子が多いのですが、個人差がありますので期間はあまり気になさらずに。"

イヤイヤヒートアップ!気をつけたい3つのNGワード

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何を言ってもおさまらない状況で、つい口にしてしまいがちなこの言葉。子供はどんな意味として受け取っているのでしょう。


1「じゃあ勝手にすれば!ママもうしらないから!」

まだ幼い子どもにとって、自分でもなぜイヤイヤしているのかわからない心の状況でママに突き離されたら、もう生きていけない!というほど一気に悲しみの淵に立たされる心境になってしまします。

2「いい加減にしなさい! ママ怒るわよ!」

「いい加減にしなさい」の曖昧な言葉。こう言われても”次にどのような行動をとればいいのか”子どもにはわかりません。だから、どうしようもなくなってしまいます。
また、強い口調で、きびしい顔をして、“既に怒っている”のに追い打ちをかけるように「ママ怒るわよ!」を付け加えれば、逃げ場のなくなった子供はさらにイヤイヤがヒートアップしてしまいます。

3「そんなにワガママ言うんだったらおやつなしね!」

他にも「ママの言うことがきけないんだったらよその子になる?」など、恐怖を与えて行動を管理しようとするこの言葉。
実際、おやつをあげないわけでも、子どもを里子に出すつもりもないのに”こう言えばいうことを聞いてくれるだろう”と思ってつい口から出てしまいがちですが、子どもに冗談は通じず、文字通り受け取ってしまい、さらにイヤイヤがヒートアップ。しかも言ったことを守らないママの行動を子供はしっかり見て真似をするようにもなってしまいます。

まずは、ママが大きく深呼吸をして心を落ち着かせ、自分でもなぜイヤイヤしているのかわかっていないお子さんの心を落ち着かせてあげましょう。

イヤイヤ期 知っておきたい3つの対処法♡

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1・ちゃんと認めて信頼する 

2歳頃には、だいぶ大人の言っていることの意味が分かってきます。子供の要求を頭ごなしに押さえつけるのではなく、まずは子供の気持ちを尊重してから「これは、○○だからやめてみない?」「今日は〇〇だから急ごうか♪」などきちんと理由を説明してみてください。
「急いでいるからダメ!」「まだ自分でできないでしょ!」と、頭ごなしに怒るのは良くないのです。子供にとっては、自分が否定されていると思ってしまう場合もあるでしょう。それが自己否定につながってしまう場合もあります。
ちゃんと理由を伝えることで「自分は信頼されている」と、親子の信頼関係が深まったり、自己肯定感アップに繋がります。

2・子供の気持ちに共感する

子供がイヤイヤをしている時、頭の中は自分でも何がしたいのか、何を伝えたいのかわからなくなり、ごちゃごちゃになっている事が多いです。親としては理解できないイヤイヤであっても、「イヤだったね」などと共感して、まずは心を落ち着かせてあげることが大切です。ママは自分のことをわかってくれているという安心感から、イヤイヤが大きく爆発するのを防げるかもしれません。

3・ぎゅっと抱きしめる

あらゆる接し方を試してみても全くダメ!なんて事も多々ありますよね。そんな時にやってみてほしいイヤイヤ期の子供への接し方は、抱きしめてあげることです。
「大丈夫」「大好きだよ」などと声を掛けてあげれば、子どもも気持が落ち着き、次の行動に移れることもあります。イヤイヤ期でお互いイライラしていても、だんだんと気持ちが次第に溶けていくような気がします。何歳になっても、子供は親に抱きしめられると、ホッとするものなのでぜひ試してみてくださいね。

イヤイヤ期の接し方についてはこちらの記事もオススメです♪

わかってくれて嬉しいな♪7つの共感リスト

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共感が大切といっても、ママから見ればなぜここでっ!?という場面でグズりだす我が子。イライラと焦りで何に共感すればいいいのか考えていられないですよね。そんな時にはこのリストを思い出してみてください♪
漠然と「なんで?」と考えるより、「どれにあてはまるかな?」と考えたほうが、イヤイヤの理由に共感できる部分が見えやすくなり具体的な言葉をかけてあげられるようになります。
1・ぼく(わたし)そんなことできないよ!!
2・なんて伝えていいかわかんないよ!!
3・眠い!!お腹がすいた!!だるい!!なんとかして!!
4・甘えたい!!
5・まだまだやりたいんだい!!
6・今はやりたくないの!!
7・それは嫌なの!!

理屈はわかるけど笑顔になれない…私はダメなママ?

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イヤイヤ期をなんとか乗り越えようと、インターネット検索したり育児書を読んだり
。でも、ちっとも育児書通りになんてできない。
怒ってばかりの私ってダメなママなのかなぁ…なんて自分を否定していませんか?           
そんなことはありません!!子供がイヤイヤ期であるということは、立派に自己主張ができる子に育っているということ。ダメなのではなく、頑張りすぎて疲れているのではないでしょうか?
つい怒ってしまう時…それはママにリフレッシュが必要なサインです。
疲れて心に余裕がなくなると、普段怒らないようなことでもイライラしてしまいます。

たまには託児所に預けたり、旦那様や信頼できるお友達に子供を預かってもらい、リフレッシュしてみてはいかがでしょうか?頑張っている自分を癒してあげましょう。
ママの心が軽くなり、ニコニコ笑顔で子供と接していると、不思議とイヤイヤの回数も減ってきます。
そして、ついきつく怒ってしまった時も、ママの気持ちが落ち着いてからフォローすれば大丈夫。「〇〇ちゃんのことが嫌いで怒ったんじゃないよ。〇〇ちゃん大好きだよ」と伝えてあげると、行動が原因で怒られたのだということに子供もちゃんと気づいていけるようになります。

まとめ

いかがでしたか?なぜイヤイヤしているのか理由がわかると「イヤイヤ期=最悪な時期」から
「イヤイヤ期=人生最大の成長時期」に視点がかわり、わがままを言うダメな部分より、これはどんな成長をしているところなんだろう?と良い部分が見えてきます。実際手がかかり大変なこの時期ですが、大変=大きく変わるということです。この貴重な時期をママも楽しみながら、肩の力を抜いて過ごしてみてはいかがでしょうか。