産後の「免疫力の低下」に隠れたストレスと病気の関連性とは!?

産後の母体のダメージというのは、見て図れるものだけではありません。大きくなった子宮が戻ったり、剥がれ落ちた胎盤の止血をしたりと、見えないところで大忙しなのです。どうしても生まれた赤ちゃんに周囲の目が向きますが、ママの身体もいたわらなければならないのが産褥期です。ダメージを受け、抵抗力が落ちた身体でもスタートする育児。満足に睡眠食事のできない生活は母体に無理をさせます。そういう生活を続けているともしかしたら病気になってしまうかもしれませんよ。

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2017/01/08 公開 | 1551 view

産後の「免疫力の低下」に隠れたストレスと病気の関連性とは!?

産後の不調・病気に悩むママは意外と多い

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「産後の肥立ち」という言葉を聞かれたことはありますか?
10か月かけて大きくなった子宮は、出産を終えると数週間で元に戻ります。
その、元の身体に回復することを言います。

出産という命がけの大仕事を終えた女性の身体は交通事故に遭ったようにボロボロなのだそうです。

産褥期という、産後6週間から8週間ほどで悪露も治まり、回復に至りますが、産褥期が終わっても体調がすぐれない、体調が元に戻らないという場合に「産後の肥立ちが悪い」と表現します。

主な不調として熱が出る産褥熱や、悪露が長く続く、乳腺炎、産後鬱などの症状が出ることがあります。

育児は出産直後から始まります。
昼夜問わない頻回な授乳により寝不足になり疲れがたまります。
また、慣れない育児と家事の平行など、身体を休める必要があるとわかっていても、できない場合もあります。

なんとなくしんどかったり、産後抵抗力が落ちて風邪をひきやすかったりするママが意外と多いのです。

産後の病気!原因は「ストレス」かも

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そもそも産後というのは、ホルモンバランスが変化しており自律神経が乱れている状態です。
そのため、妊娠・出産前に比べるとどうしてもストレスを感じやすくなっています。

さらに寝不足などから身体の抵抗力も落ちているため、イライラしやすくなったり、風邪などをひきやすくなっています。
寝不足は、身体だけでなく、心までも疲弊させてしまい、さまざまな病気の元になりえます。

産後は、寝不足になるだけでなく、バランスの良い食事をとりたくても用意をする事も食べることも容易ではないこともあり、そういった小さなストレスの蓄積が病気へとつながっていきます。

「産後の肥立ちが悪い」とストレスの関係とは?

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出産がいくらスムーズだったとしても、妊娠中に大きく変化した身体が元に戻ろうとすることで心身共に影響が出ます。

産後は慢性的な睡眠不足に加え、身体が妊娠・出産前のように、思うように動かせないことからもストレスを感じてしまうことがあります。

産後は、思うように眠れない、食事も満足に食べられない、好きな時に好きなことができないという制限があり、それが知らぬうちにストレスとなることもあります。

ストレスが蓄積されると、自律神経にも影響が出てきます。
ただでさえ産後は自律神経の乱れがあるのにくわえ、ストレスまで溜まってしまうとますます悪循環に陥ってしまい、さまざまな病気を引き起こしてしまう可能性があります。

産後の「情緒不安定」それって「心の病気かも」

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なんだか眠れない
なんだかやる気がでない
なんだか食欲がない
イライラする
ワケもなく涙が出る
不安になる

産後起こりやすい心の変化の一例です。
産後はホルモンバランスが変化し、身体も心も不安定な状態になります。
そこにさらに育児の疲れや不安、社会から隔離されたような孤独感、育児と家事の両立ができないことへの罪悪感などが加わり産後うつを発症してしまうことがあります。

多くの人は産後3週間から4週間のころに発症することが多く、1年以上その症状を引きずる人もいます。

多くのママたちは、一生懸命赤ちゃんのお世話をし、家事をこなし、そして気が付いたら疲れ切ってうつになっていた、といいます。
普段ならばなんてことはないことでも、産後はホルモンバランスが不安定なため、ママの気持ちではどうにもならないこともあります。

そのため、産後うつ対策を出産前からとっておくことがおススメです。
家族やご主人、近所の友人などからいざというときに助けてもらえるよう関係を築いておくだけでずいぶん違います。

育児本は参考程度にし、ほどよく手を抜きながらのんびり赤ちゃんと過ごしましょう。

産後のストレスや病気!放置しておくと大変なことになるかも…

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産後はどうしても赤ちゃん第一の生活になります。
そのため、ママ自身のちょっとした体調不良は、赤ちゃんを連れて病院に行きにくいことや、気軽に薬を飲めないこともあり我慢してしまいがちです。

「すぐに治るだろう」と甘く見ていると、時には大きな病気にまで発展することがあります。
私の場合は、残尿感があり、水分を摂ってしっかり排せつすれば治るだろうと構えていましたが、だんだん痛みが出るようになり、最終的には高熱が出て腎盂腎炎にまでなってしまいました。
薬を飲まずに治すことはできないといわれ、やむなくしばらく授乳を中断しミルクにかえて、治療に専念しました。

また、ストレスから血栓ができてしまい、片目が機能を失った人もいると聞きました。

確かに病院は様々な人が集まりますので、小さな赤ちゃんを連れては行きたくないところです。
しかし、ママが倒れてしまうと元も子もありません。
空いている時間帯に行ったり、家族にみてもらって早めに病院に行き、治療をしましょう。
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