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子育てママも運動を楽しもう!ママが無理なく手軽に楽しめるおすすめスポーツ6選

子育てママも運動を楽しもう!ママが無理なく手軽に楽しめるおすすめスポーツ6選

2019年7月1日 公開

適度な運動は、ママ自身の健康と美容・そしてポジティブに育児をするために、日々の生活に取り入れたいもの。しかし「自分の時間がない」「子供の預け先がない」など、ママにとっては運動を始めるのも一苦労ですよね。そこで、忙しいママにも無理なく・手軽にできるおすすめスポーツ6選を集めました。実際に、そのスポーツを楽しんでいるママたちの「時間のつくりかた」「子供の預け先」など気になるリアルボイスもご紹介。何か運動を始めたい、と思っているママはぜひ参考にしてください。

子育て中のママにこそ運動が必要!その理由とは?

Woman Wearing Blue Sports Bra Sitting On Concrete Floor · Free Stock Photo (157534)

美容と健康のためには、良質な食事・睡眠はもちろん、適度な運動が欠かせませんよね。

しかし、ママの現実には
「自分の時間がない」
「子供の預け先がない」
「家事・育児・仕事で精一杯で、体力が残っていない」

と問題が山積み。
なかなか運動を習慣にできているママは少ないと思います。

実際に
「1~6歳の幼児がいるママのうち、4人中3人は運動ができていない」
という調査結果があります。(※1)

一方で、運動をしているママは
「育児による束縛」
「子育ての負担」
「育て方への不安」
を感じにくく
「育児に前向き」

という調査結果もあるんです。(※2)

ママが健康で育児に前向きだと、子どもにもいい影響があることは間違いありません。
つまり、子育て中のママにこそ運動は必要な習慣なんですね。

ここからは、忙しいママでも
・無理なくできる
・手軽にできる
おすすめのスポーツ6選
をご紹介します。


(※1) 中山正剛、田原亮二、小林勝法、神野賢治 (2015)「育児期女性の運動・スポーツ実施に関する基礎的研究 」『別府短期大学紀要 第34号』より

(※2) 山西加織、金子伊樹 (2018)「育児期にある女性の運動実践状況と関連する要因 」『高崎健康福祉大学紀要 第17号 別刷』より

1. ウォーキング

Woman Child Mother - Free photo on Pixabay (157522)

もっとも手軽に始められる運動といえば、ウォーキング。
・家の近くでできる
・お金がかからない
・特別な道具が必要ない
・短時間でできる
・体への負担が少ない

など忙しく、体力に自信がないママでも始めやすいスポーツです。

ウォーキングなどの有酸素運動は、20分以上おこなうことが有効。
子どもを30分でも預けられる環境があればできるのが魅力です。

また、子どもを預けられる環境がなくても
・ベビーカーや三輪車を押しながら
・三輪車や自転車に乗った子どもと並んで
早歩き
すれば、十分ウォーキングの効果があります。


■ウォーキングをしているママの声


【ウォーキングの魅力】
パパと子どもたちがまだ寝ている早朝だと、子どもが小さくてもできる。
自分のペースで出来るから、無理なく続けられる。

【育児中にするメリット】
1人の時間が持ててリフレッシュできる。
いろいろ考えたり、気持ちの切替ができたり、1日のはじまりに気合いが入る!

【健康や美容効果】
体力がついた。
気持ち良く汗を流すことで、代謝が良くなったと思う。

(5歳女の子・3歳男の子のママ/30代)

2. ランニング

People Woman Exercise - Free photo on Pixabay (157520)

ランニングは、
・家の近くでできる
・お金がかからない
・短時間でできる

のが魅力です。

・足に合ったランニングシューズが必要
・体力が必要

という面がありますが、運動やダイエット効果は抜群です。

子どもを預けられる環境がなくても、
・ランニング専用のベビーカー
があれば、ベビーカーを押しながらランニング(=バギーラン)ができますよ。

バギーランのインストラクターもいるので、参考にしてみてください。
■ランニングをしているママの声

【ランニングの魅力】
特別な道具やスペースが必要ないので、気軽にできる。
それが、今まで何度も転居しているがずっと続けていられる理由。
自分のペースでできる。

【育児中にするメリット】
完全に1人の時間がとれるところ。
部屋に童謡やアニメの曲ばかり流れているのが苦痛だったので、好きな曲を聴きながら走れるのが良い。

【健康や美容効果】
年齢の割に体力がある方だと思う。

(6歳女の子のママ/40代)

3. ヨガ

Yoga Asana Pose - Free photo on Pixabay (157535)

ヨガは、
・特別な道具が必要ない
・短時間でできる
・体への負担が少ない

のが魅力です。

マタニティヨガなど、妊娠中にヨガをしたことのあるママも多いのでは?
ヨガは産後の体の歪みを整えたり、育児で疲れた肩腰のメンテナンスにも最適です。

またベビーヨガなど、親子で楽しめるプログラムも多いのが特徴です。

身近に教室やサークルがない場合は、DVDなどで自宅でも手軽に始められますよ。
■ヨガをしているママの声

【ヨガの魅力】
室内で、体に無理なくできるところ。
私が行っているのは赤ちゃん連れOKの教室なので、子どもが一緒でも続けやすい。

【育児中にするメリット】
子どもと離れる訳ではないけれど、自分の好きなことができる時間なのでリフレッシュになっている。

【健康や美容効果】
産後にひどくなった肩こりや腰痛がましになった。

(1歳女の子のママ/30代)

4. ダンス(ジャザサイズ・フラダンスなど)

Women's Assorted Sports Bras Raising Their Pink Dumbbells · Free Stock Photo (157536)

ジャザサイズやフラダンスなど、体を動かすダンスプログラムは
・運動効果が高い
・友達ができる

のが魅力です。

一方、
・ウェアや衣装が必要
・教室やサークルに入る必要
・月謝が必要

という面も。

近所のスポーツジムや、児童館などの公共施設でおこなわれていることも多いので、気になる人はのぞいてみては。
なかには託児サービス付や、子連れOKのプログラムもありますよ。

■ ジャザサイズをしているママの声

【ジャザサイズの魅力】
とにかく楽しい!
ストレス発散できる!
子どもと1時間離れるだけで踊りまくれる!

【育児中にするメリット】
育児中だと子どもに合わせて動くので、体が縮みがちだった。
ダンスで大量の汗をかいてストレス発散できる。

【健康や美容効果】
新陳代謝があがって、冷え性が治った。
不妊治療にも効果があったかも。

(5歳男の子・2歳女の子のママ/40代)


■ フラダンスをしているママの声

【フラダンスの魅力】
ハワイアンミュージックに癒される。
ゆったりした動きが多いかと思いきや、ずっと中腰姿勢なので、意外に運動になる!

【育児中にするメリット】
育児以外に、自分のために好きなことをする時間が取れるのが幸せ。
子連れOKの教室なので、子どもを遊ばせながら教われるのがありがたい。
子どもの年齢などにかかわらず、幅広い層の友達ができたことも良かった。

【健康や美容効果】
ウエストが引き締まった。
姿勢がよくなった。

(2歳女の子のママ/30代)

5.水泳

Swimming Swimmer Female - Free photo on Pixabay (158280)

水泳は、
・運動効果が高い
・短時間でできる

のが魅力です。

一方、
・競泳用水着やゴーグルなどが必要
・プールの利用料が必要
・子どもの預け先の確保が必須

という面も。

どうしても子どもの預け先が確保できないというママは、親子で楽しめるベビースイミングに通ってもいいですね。
ママがしっかり泳ぐことはできませんが、子どもと一緒に水に親しみ楽しむことができますよ。

■水泳をしているママの声

【水泳の魅力】
初めはアクアビクスをやっていたが、自分より年配の人が気持ちよさそうに泳いでいるのを見て、自分も水泳スクールに入った。
子どもの頃からほとんど泳げなかったのに、少しずつ泳げるようになっていくのが楽しい。

【育児中にするメリット】
ママ友とはちがう、年配や年下の友達ができた。
気分転換になる。

【健康や美容効果】
体力がついて、風邪をひきにくくなった。

(10歳女の子・7歳男の子のママ/30代)

6.テニス

Tennis Sport Equipment - Free photo on Pixabay (158283)

テニスは
・運動効果が高い
・友達ができる

のが魅力です。

一方、
・ラケットなどの道具が必要
・月謝やテニスコート利用料が必要
・子どもの預け先の確保が必須

といった面も。

子どもが小学生くらいになったら、テニスを一緒に習って楽しむのもいいですよね。
私も小学生の頃、母と弟と一緒にテニススクールに通っていたのがいい思い出です。

■テニスをやっているママの声

【テニスの魅力】
学生時代に部活でやっていたので、再開しやすかった。
ボールを追いかけて打ち返すのが楽しい。

【育児中にするメリット】
ママ友以外の友達ができて、世界が広がる。
練習を重ねて試合に出るなど、自分の目標ができるのが楽しい。

【健康や美容効果】
体力がついた。

(8歳女の子・6歳男の子のママ/30代)

まとめ

Mother Daughter Family - Free photo on Pixabay (158286)

スポーツを楽しむママの声をみていると、
・1人の時間がもてる
・自分の好きなことをする時間がもてる

ことでリフレッシュ効果を感じているママが多いようです。

また、
・ママ友以外の友達ができた
・自分の目標ができた
・体力がついた

といった、ママ自身の人間関係や健康に関するメリットを感じる声も。

私自身はサーフィンが趣味なのですが、海に行ってリフレッシュして返ってきた後はサーフィンに行く時間をつくってくれる家族への感謝を改めて感じたり、子どもが一層可愛く思えたりします。

初めは、ママである私が自分の時間をもつことに、家族は批判的でした。
しかし前より子育てにイライラしなくなった私を見て、少しずつ理解と協力をしてくれるようになりました。

ママが
自分の好きなことを大切にして、
自分が楽しむ時間をもつことは、
決してわるいことではありません。


育児中のママの運動に関する調査結果でも、ママが運動するためには
夫や周囲の時間的・心理的な協力体制が必要
と結論付けています。
育児期女性の運動阻害要因の一つとして、「運動・スポーツを行うことに対する家族の理解がないこと」を挙げていることからも、家事や育児を手伝い時間的な余裕を創出するだけでなく、運動への理解など、育児期女性の心情を理解し、心理的な余裕を創出する協力体制も必要であると考えられる。
母親がこのような運動を実践するための時間的余裕と心理的余裕を作り出せるように、家族や身近な子育て支援施設等の協力が子育て支援の一つとなると考える。
もちろん子どもの年齢や環境によっては、ママが1人の時間をもつことが難しい場合もあります。
そんなときは、
・子どもと一緒に楽しめるスポーツや教室を探してみる
・自宅で運動できるDVDなどを活用する

といった工夫をしてみてください。

スポーツを通して、あなたのママライフがより楽しいものになりますように!


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