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赤ちゃんの便秘解消に効果的な食べ物8選!いつもの食事に食材をプラスワンして改善しよう

赤ちゃんの便秘解消に効果的な食べ物8選!いつもの食事に食材をプラスワンして改善しよう

2019年1月10日 公開

赤ちゃんが何日かウンチしてない、踏ん張ってもコロコロウンチしか出なかったけど大丈夫?それは赤ちゃんが便秘をしているのかもしれません。大人でも便秘は辛い物。赤ちゃんもお腹が張って苦しそうにしていたら、かわいそうですよね。 便秘に効果がある食材は数多くありますが、毎日意識して離乳食に取り入れるというのは結構大変です。しかし、赤ちゃんが毎日気持ち良く排便できるためにも、離乳食の時期から食事には気を配ってもらいたいと考えます。 便秘の解消に効果的!毎日の食事にもう一品、離乳食にも簡単に取り入れられる食べ物やアレンジレシピをご紹介します。

便秘をする赤ちゃんは実は多くいます

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赤ちゃんのうちから便秘をすることってあるの?と思うかもしれませんが、便秘をしてしまう赤ちゃんは、実は多くいるそうです。

☑何日もウンチが出ない
☑真っ赤な顔で踏ん張るけれど、出てくるのはコロコロウンチ
☑食欲も落ちてきた
☑嘔吐もしている
☑踏ん張るときにいつもと違う泣き方をしていると思ったらお尻の穴が切れていた


赤ちゃんの便秘の症状は、見ている大人がかわいそうになってくるほど辛そうです。

そんな症状になってしまう前に、赤ちゃんのお腹の調子は大人が意識して整えてあげることが大切です。

赤ちゃんが便秘をする原因は?

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授乳時期の赤ちゃんの便秘の原因は、授乳量が少ないことがまず挙げられます。授乳が少ないという事は、それだけウンチの量が少なくなり、何日かウンチが出せないうちにお腹の中で硬くなってしまうのです。

授乳量が多くても便秘になってしまう赤ちゃんは、腸の吸収力がいいことが考えられます。赤ちゃんの腸が発達してくる生後2ヶ月頃に、便秘がちになることがあるので、マッサージなどで解消してあげるといいでしょう。

離乳食を開始したら便秘がちになったという子もいます。食物繊維が少なかったりたんぱく質や脂肪分が多いと、便秘がちになってしまうことがあります。他にも、水分不足でウンチが固くなったり、食べる量が少ないなどということが便秘の原因と考えられます。

幼児食の頃だと、水分不足や食べ物の他にも、運動不足や生活リズムの乱れでもウンチの状態は左右されます。

赤ちゃんの便秘を解消する方法が知りたい!

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赤ちゃんの便秘の解消のためには、水分をこまめに摂取する、お腹をのの字マッサージする、足をよく動かして体操してあげたり体を動かして腸を刺激する、綿棒浣腸などの方法があります。

詳しいやり方については、こちらの記事にも記載されていますので、ご覧になってみてくださいね。

赤ちゃんの便秘解消に効果が期待できる8つの食べ物

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毎日の食事に気を配ることで、便秘の解消に繋がります。

便秘解消に良いレシピと言えば、野菜をたっぷり使った食物繊維が豊富な食事です。しかし、赤ちゃんに野菜をたっぷり食べてもらうというのは意外と大変、ましてや毎日3食、便秘に効果がありそうなレシピを考えるなんてもっと大変ですよね。

考え方を変えてみましょう。

『便秘に効果がありそうな食材で食事を作る』のではなく、『便秘に効果がある食材を、いつもの食事にプラスする』ようにしてみるのです。赤ちゃんが1度に食べられないようであれば、おやつの時間に与えるという方法もあります。

これならば用意はできそうですよね。

①オリゴ糖

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『オリゴ糖』と聞くと、糖分が多そうなイメージ。赤ちゃんに飲ませて大丈夫!?と思うかもしれませんが、オリゴ糖は赤ちゃんの便秘解消にとても効果的。適量であれば飲ませても大丈夫な食材です。

オリゴ糖は、ビフィズス菌などの善玉菌を増やしてくれる効果があるため、便秘解消に効果的です。離乳食が始まる前でも飲むことができますので、月例が低い赤ちゃんにはありがたい食材です。

どのくらい飲ませればいいかというと、6ヶ月未満であれば0.5g、6ヶ月以上であれば1gを目安に与えてください。最初はお腹がゆるくなりすぎることも考えられるので、様子を見ながら量を調整していきましょう。

オリゴ糖はミルクやおかゆ、ヨーグルトなどに混ぜて飲むと飲みやすいです。母乳のみの赤ちゃんは、湯冷ましに溶かしたり、スプーンの先に少量つけて与えましょう。

②バナナ

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離乳食初期の頃から食べることができるバナナは、レジスタントスターチという消化されにくいでんぷん質が多く含まれています。バナナには食物繊維やオリゴ糖も豊富に含まれていてこの3つの成分が便秘の解消にはとても効果的なのです。

バナナは赤ちゃんが比較的好んで食べてくれる食べ物です。赤ちゃんの離乳食の献立にはもちろん、おやつ代わりに与えたり、お出かけの時にも役に立ちます。柔らかく甘いので、赤ちゃんにも与えやすい食材です。積極的に与えてみてください。

③リンゴ

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リンゴに含まれるペクチンという成分は、善玉菌の餌となる成分です。善玉菌が増えることで、腸の働きを活性化してくれます。また、水分を吸収して膨らむので、硬くなったウンチを柔らかくし、出しやすいウンチに変えてくれる作用もあるんですよ。

リンゴも離乳食初期から食べられる食材です。すり下ろして赤ちゃんに与えてあげましょう。

④ヨーグルト

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ヨーグルトに含まれている乳酸菌は、腸内環境を整えてくれる善玉菌の一種なので、ヨーグルトを食べることで便秘解消の効果があります。上記でも紹介した、オリゴ糖やバナナ、リンゴと一緒に摂取することで、より効果が期待できます。赤ちゃんは6ヶ月頃からヨーグルトを食べられるようになるので、食べさせてあげて下さいね。

ヨーグルトを与える上で気をつけたいのは、砂糖が入っているという事です。砂糖が入っていないヨーグルトはすっぱくて食べにくいかもしれませんが、砂糖は赤ちゃんのうちは量を考えたい成分です。

砂糖の代わりにオリゴ糖を使うとか、ベビーダノンなどの赤ちゃん用のヨーグルトだったら、砂糖を使わず果物風味のジュレを使っているので食べやすいです。

⑤ヤクルト

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乳酸菌シロタ株が生きて腸まで届き、腸内環境を整えてくれます。

ヤクルトの公式サイトでは離乳食を食べるようになったら飲めると記載されていますので、赤ちゃんのうちからでも飲めるようです。しかし、気になるのは甘さですよね。実際、ヤクルト1本当たりのカロリーは50カロリーと少し高めです。赤ちゃんのうちは白湯で薄めて少量から飲ませるようにしましょう。

甘い食べ物は虫歯も気になりますが、しっかり歯磨きをしていれば大丈夫。甘さやカロリーが気になるようでしたら、カロリーハーフのタイプも販売しています。甘すぎずさっぱりして飲みやすいですよ。

⑥みかん

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みかんにもリンゴと同じペクチンや食物繊維が豊富に含まれているため、便秘解消に効果的です。しかしこれは、みかんの筋や薄皮に豊富に含まれているので、離乳食の段階でみかんの実の部分を食べているという場合では便秘解消の効果は薄いです。(実の部分には、ビタミンやミネラルと言った栄養分が豊富に含まれています)

離乳食が進んでみかんの薄皮も食べられるようでしたら、食べ始めてみましょう。

⑦納豆

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納豆は赤ちゃんでも好き嫌いが極端に分かれる食べ物ですが、もし好きだというのでしたら積極的に食べましょう。納豆にはオリゴ糖や食物繊維が豊富に含まれているため、便秘解消の効果があるのです。

納豆はごはんに乗せると食べやすくなり、そしゃく(噛んで食べること)が少なくなるという子もいます。結果、消化が悪くなり便秘気味になるというケースもあるようなので、よく噛んで食べるように気を付けてあげましょう。

⑧きなこ

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食物繊維、大豆オリゴ糖を豊富に含んでいるきなこは、便秘の解消に効果的!先述でも紹介したバナナやヨーグルトとも相性が良く、離乳食はもちろん、おやつとしても取り入れやすい食材です。

赤ちゃんが便秘気味の時は水分補給もしっかり行う

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便秘解消に効果がある食材を紹介しましたが、それと一緒に水分補給もしっかり行わなければいけません。いくら腸内環境が整っても、水分が少ないウンチは固くなってしまい、なかなか排出されないためです。

便秘の時は、食事の前後やおむつ交換の後などには必ず水分を取る時間にすると決めておき、意識して水分補給を行うと良いです。水分は白湯かお茶にしましょう。

赤ちゃんの便秘解消に効果的な離乳食レシピ

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便秘解消に効果的な食材を紹介しました。せっかくなので、今日からできる簡単便秘解消離乳食レシピも見てみましょう。

赤ちゃんの便秘、こんな症状の時は早めに通院を

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食べ物にも気を付けてみたけれども便秘が解消されず、何日もウンチが出ていない時は、早めに病院へ行きましょう。

便秘くらいで病院!?と思うかもしれませんが、便秘が続くとごはんが食べられなくなったり、食べても吐き戻してしまったり、何より赤ちゃんがとても苦しそうです。

病院へ行けば、溜まっているウンチを浣腸で出してもらえたり、便秘解消の飲み薬をもらえたりします。座薬も処方してもらえるので、もしまた便秘で苦しい思いをした時でも助かりますよね。

赤ちゃんは便秘が続き排便が苦しいと感じるようになると、無意識にウンチを我慢してしまうようになります。そうならないためにも、小児科の先生に相談して、適切な処置やお薬を処方してもらうことは大切です。

まとめ

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便秘は大人でも苦しいものです。体の小さな赤ちゃんですから、少しの便秘でもお腹が痛いと感じてしまうかもしれません。そうなったら可哀そうですよね。便秘は食べ物でも予防や解消ができますので、毎日意識して食べるようにしてみてくださいね。