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妊娠超初期に気をつけることは?大切な命を育てるためにお母さんがやっておきたいこと

妊娠超初期に気をつけることは?大切な命を育てるためにお母さんがやっておきたいこと

2017年6月25日 公開

妊娠超初期から始まる妊娠初期症状が現れると妊娠したのかもと期待に胸が躍りますよね。着床率を上げるためにも、妊娠超初期からお母さんがやっておくべきことや気をつけるべきことをご紹介します。大切な命を育てるためにも、妊娠超初期から普段の生活には気をつける必要がありますよ。

妊娠超初期とは?

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妊娠を望んでいると吐き気やだるさ、息切れなどの症状が現れると「もしかして…!」と期待に胸が躍りますよね。妊娠初期前の期間を一般的に妊娠超初期といいますが、医学的には存在しない言葉です。しかしながら今では前回の生理開始日からの約32日間を指します。つまり妊娠超初期とは妊娠0週~4週のことで、この期間中(主に妊娠3週~5週)に現れる吐き気やだるさ、息切れ、眠気といった症状のことを妊娠初期症状といいます。

一般的に妊娠の兆候を感じるのは妊娠5週目あたりの人が多いですが、妊娠の兆候には個人差があるため中には妊娠3週辺りから現れ始める人もいます。妊娠初期症状は生理開始前のPMS症状とよく酷似しているため、妊娠が成立しているか判断が難しい点もありますが、妊娠を希望しているのであれば妊娠超初期の期間から生活には気をつけなければいけません。

妊娠超初期に気をつけなければいけないこと

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妊娠超初期は今までと同じように生活していると、赤ちゃんの成長を妨げたり、先天性異常のリスクを上げることになります。受精前であれば特に心配はないといわれていますが、妊娠を望んでいるのであれば特に普段から赤ちゃんに悪いとされることはしない方が良いでしょう。また体に異変を感じたら様子を見るようにしましょう。妊娠の兆候もそうですが、女性特有の病気が潜んでいる場合も考えられます。

妊娠初期症状である吐き気やだるさ、息切れ、眠気、腰痛などの症状以外に強い痛みや大量の出血が現れた場合にはすぐに病院を受診した方が良いでしょう。妊娠超初期は各症状を自覚しない人もいるため、妊娠の目安になるとは言い切れません。妊娠を望んでいる場合には、妊娠超初期間に現れる症状の他にも基礎体温をしっかりと測って記録をつけておきましょう。妊娠超初期間中に妊娠が成立すると、普段は生理前に下がる体温がずっと高温期のまま続きます。妊娠初期症状が現れると妊娠を期待しますが、確実に妊娠しているという判断は難しいので、まずは基礎体温を継続的に記録化することをおすすめします。

こんな生活はNG!妊娠超初期から普段の中で気をつけること

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妊娠を望んでいるのであれば、妊娠前から赤ちゃんが育ちやすい体作りをしましょう。受精前であればタバコやお酒を摂取しても赤ちゃんに流れることは無いといわれていますが、それでもお母さんの体には害となります。妊娠超初期に普段の中でやらない方が良いことをご紹介します。

タバコやお酒は控えた方が良い

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タバコやお酒は受精前であれば問題無いといわれてはいますが、妊娠中にいきなり止めることを考えると難しいですよね。妊娠中もタバコやお酒を続けていると赤ちゃんの成長の妨げになる他障害を招く恐れがあります。妊娠を望むのであればできるだけ妊娠超初期前から禁煙・禁酒、もしくはタバコの本数を減らしたりお酒の量を減らすようにしましょう。タバコは自分が吸わなくても、周りの人が吸う場合は煙から離れ、吸わないように注意しましょう。

暴飲暴食、偏った食事

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妊娠超初期はいわば妊娠前から始まっています。妊娠が成立してから気をつければ良いのでは?と思う人がいるかもしれませんが、普段の生活をいきなり変えることは難しいでしょう。そのため普段から暴飲暴食、偏った生活を繰り返している場合には規則正しい生活を送るように気をつけなければいけません。必要な栄養素が摂取できていないばかりに、妊娠が続かない可能性も考えられます。妊娠超初期間は生理(月経)と妊娠の分かれ道です。妊娠に進むためにも普段の食生活には気をつけましょう。

食事内容(ビタミンAなど)

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バランスの良い食事はとても大切ですが、妊娠超初期間は食べ過ぎてはいけない食材が存在します。正確には栄養素となりますが、その中でもビタミンAやレチノールには気をつけましょう。妊娠超初期間中に妊娠が成立した場合、ビタミンA(レチノール)を摂り過ぎると胎児の先天性障害や先天性異常のリスクを上げることになります。不足しがちな鉄分を摂取しようとうなぎやレバーなどを食べ過ぎるとレチノールも一緒に摂り込み逆効果となる恐れがあるので注意しましょう。

体を冷やさないこと

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冷えは着床率が低下します。大事な命を育てるためにも冷えには注意しましょう。寒い日は手足を温め冷えないようにしましょう。また夏日でもクーラーなどの冷房の当たり過ぎは体を冷やします。普段から冷え性を自覚している場合でも、そうでなくとも着床率を上げるためにも冷たい物の摂り過ぎや薄着のしすぎには気をつけましょう。

妊娠3週~4週は薬にも注意

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妊娠3週~4週は赤ちゃんに影響のある薬は服用しないようにしましょう。特に市販で売られている薬の中には影響を及ぼすものがあります。この期間中は市販薬に頼らず、妊娠の可能性があることを医師に伝えて影響のない薬をもらうようにしましょう。

大切な命を育てるためにママがやっておきたいこと

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大切な命を育てるためにやっておきたいことがあります。着床率を上げるためにも、そのあとの赤ちゃんの成長を促すためにも特に妊娠3週に入ったら生活には気を配るようにしましょう。

葉酸の摂取を

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妊娠前から葉酸は摂取しておくことをおすすめします。葉酸が不足すると無脳症などの先天性異常のリスクが上がってしまいます。赤ちゃんの健康のためにも、葉酸が不足しないようにしましょう。通常の食事から十分な量の摂取が望めない場合にはサプリで補うと良いでしょう。

体を温める

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着床率を上げるために体を温めるようにしましょう。冷たい飲み物を温かい物に変えたり、シャワーだけで済ませていた人は湯船に浸かって体の芯から温めるようにしましょう。体の冷えは女性器官にも悪い影響を与えるので、普段から冷やさないような生活を心掛けると良いでしょう。

バランスの良い食事を摂る

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妊娠に必要な栄養素が不足しないように、食事は偏ったものではなくバランスの良いものを摂りましょう。ビタミンAの過剰摂取に気をつけ、鉄分や葉酸が不足しないように食事内容に気を配りましょう。外食やコンビニ食が多い人は添加物に気をつけ、野菜を取り入れたり、自炊の回数を増やすようにしましょう。

妊娠超初期の最後である妊娠4週目に気をつけたいこと

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妊娠超初期の最後にあたる妊娠4週目は特に気をつけなければいけない期間です。最も初期流産が起こりやすく、お母さんの摂取したものが赤ちゃんへ影響しやすい時期がスタートします。この時期はアルコール摂取、タバコ、薬の服用には特に気をつけましょう。以前と同じように行動していると胎児の先天性異常のリスクを上げてしまいます。普段に生活に加え激しい運動は控え、風邪を引かないようにしましょう。

また妊娠初期症状が現れ始めている人は妊娠検査薬を使いたくなりますが、妊娠4週目で使用しても化学流産やきちんと判断できない場合があります。妊娠4週目から使えるものもありますが、できるだけあと1週間待ってから使用した方が良いでしょう。妊娠が続くか、そうでないかの境目となり感じるストレスも増幅してしまいます。しかしまずは前向きに考え、自分の体と胎児にとって良いとされる行動をとるようにしましょう。

妊娠超初期は流産しやすい時期ということも理解して

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妊娠超初期から妊娠初期にかけての流産は主に胎児側に問題があるために起こります。しかし妊娠超初期及び妊娠初期は流産が起こりやすい時期です。妊娠が成立し、着床したとしてもその後何らかの原因で育たずに流れてしまうことも考えられます。流産を気にしすぎてストレスを溜めるのも体に良くありませんが、この期間は特に起きやすいことを理解しておきましょう。
着床前から妊娠超初期は始まっています。大切な命を育てるためにも、妊娠超初期から普段の生活に気をつけ、良くないことは止める、避けるようにしましょう。この期間中の流産は誰のせいでもありません。まずは自分の体を大切にし、命を育てることに集中しましょう。

まとめ

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妊娠超初期の始めはまだ生理期間中です。妊娠がまだ始まっていない時期ではありますが、これから命が育っていきます。今まさにその期間に立っているお母さんも、これから迎えるお母さんも、大切な命を育てるために体に良くないことは避けるようにしましょう。大切な命や笑顔を守るためにも、生活には気をつけましょう。