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お月見がテーマの絵本おすすめ6選!今年の十五夜は親子できれいな月夜を楽しもう

お月見がテーマの絵本おすすめ6選!今年の十五夜は親子できれいな月夜を楽しもう

2020年6月19日 公開

秋の風物詩の1つ「お月見」。日本では古くから十五夜(中秋の名月)に、美しく輝く月を眺めながら、秋の夜長を楽しむという年中行事があります。お月見と言えば、月見団子やススキと言ったお供え物に加え、月で餅つきをしているウサギをイメージする方も多く、これらを題材にしたユニークな絵本もたくさんあるんです。そこで今回は、月やお月見をテーマにしたおすすめの絵本をご紹介します。読書の秋にぴったりの1冊を見つけてみてください。

お月見がテーマの絵本おすすめ①たぬきのおつきみ

たぬき山のたぬきたちが、実りの秋を祝い、お月見の準備をしています。
お月さまに喜んでもらうため、お地蔵様からお供え物のお団子を拝借してきたり、いい着物を着てお化粧をしたりと、せっせと準備をする様子が、面白おかしく描かれている1冊。

何と言ってもたぬきたちの表情が豊かで、言葉1つ1つがユニークなんです。絵本が苦手な子も、これならきっと楽しんでくれるはず!思わずクスっと笑ってしまう場面がたくさんあります。

面白いだけでなく、お月見という伝統行事についてもしっかりと描かれていますので、お月見の時期に是非読んで欲しいおすすめの絵本です。

お月見がテーマの絵本おすすめ②おつきさまこんばんは

真っ暗な夜空に浮かぶお月さま。
暗かった夜空を明るく照らしてくれるお月さまの表情が、とても豊かに描かれています。

とてもシンプルなストーリーなので、0歳の赤ちゃんからでも読み聞かせられると人気の絵本。4~5歳くらいになったら、絵本を読みながら描かれているネコのことや月とお話をしていた雲のことを想像しながら、オリジナルストーリーを作り上げても楽しいですね。

読み終わったあとは、必ず裏表紙も見せてあげてください。ユニークなお月さまの表情が印象的ですよ!

お月見がテーマの絵本おすすめ③おつきみおばけ

森でママとはぐれてしまった小さなうさぎちゃんを、慰めようと奮闘するおばけちゃん。
ときにはお団子に化けて、うさぎちゃんにかじられてしまうなど、おばけが可愛くユーモアたっぷりに描かれています。

秋と言えば、お月見以外にもハロウィンのイベントが有名ですが、ハロウィンに出てくるおばけはちょっぴり怖いですよね。この絵本を読めば、心優しいおばけもいるんだなぁと、おばけを好きになってくれるかもしれません。

また、自分より小さな子に親切にしてあげることは良いことなんだな…と、子どもに気づかせてくれる、そんな1冊にもなっています。もうすぐ下の子が生まれてお兄ちゃん・お姉ちゃんになる子にもおすすめです。

お月見がテーマの絵本おすすめ④パパ、お月さまとって!

お月さまがとても近くに見えるある夜。
モニカは、お月さまと遊びたくなりました。でも、手を伸ばしても届きません。そこで「パパ、お月さまとって」とお願いをするのです。

娘からのお願いに、パパは大奮闘!
長いはしごを高い山へ持って行き、お月さまに向けて登っていきます。果たして、パパはお月さまを取ることができたのでしょうか…?

「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カール作の絵本。「はらぺこあおむし」同様、独特な色使いで、夜空やお月さまを表現してくれています。
また、ユニークな絵本の仕掛けも特徴的。長いはしごや、高い山、大きな月を、ページを縦横に拡大し、迫力満点に描かれています。
子どもがわくわく・ドキドキすること間違いなしですね。

お月見がテーマの絵本おすすめ⑤14ひきのおつきみ

かわいい14匹のねずみが大活躍する14ひきシリーズの1つ。
ねずみたちが、大きな大きな木の上に、月見台を作ってお月見の準備をする様子が描かれています。

この絵本は、とにかくイラストが大きく、美しいのが魅力。
まだお話があまりわからない小さな子でも、絵を見て楽しめるのがおすすめポイントです。

大きく輝くまんまるのお月さまとねずみたちのシルエットが印象的なラスト。季節を感じさせてくれる自然豊かな情景が子どもの心まで豊かにしてくれそうですね。

お月見がテーマの絵本おすすめ⑥だんごたべたいおつきさま

お月見の夜、縁側に並んだお団子が食べたくなってしまったお月さま。すると、くもが”くもくもにんげん”に変身して、お月さまの代わりにお団子を取って来てあげようとします。そこへ子どもたちがやってきて、くもくもにんげんを追いかけまわしてしまう…というストーリー。

おいしそうなお団子を「食べたい」と思うお月さまがなんともかわいい絵本ですね。
小さな子向けに、お月見になぜお団子をお供えするのか?ということを教えてくれる1冊で、「お月見」についてどう説明してあげて良いかわからない…というママにもおすすめです。

これを読んだ後に、親子でお月見団子を作れば、より一層楽しめそうですね。

2020年のお月見はいつ?お月見の由来は?

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お月見を楽しむ十五夜は、「中秋の名月」とも言われており、この日は、空が澄んで特別美しい月が出ると言われています。
昔は、貴族の間でお酒を飲みかわし、きれいな月夜を眺めるというものでしたが、それが庶民の間に広がり、秋の収穫を喜ぶ祭りとして親しまれるようになりました。

現代では、縁側やベランダなどに家族が集まり、月見団子を作って食べたり、きれいな月を眺めたりして楽しむことが多いですよね。
そんな楽しみなお月見のイベント。
今年の十五夜は、2020年10月1日木曜日です。

お天気が良ければ、きれいな月が見られるかもしれませんね。

お月見がテーマの絵本で親子で月夜を楽しもう!

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お月見は、ハロウィンやクリスマスに比べると、子どもにとっては馴染みにくいイベントかもしれませんが、日本の伝統的な行事の1つでもあります。
いつもテレビやスマートフォンばかり見ている方も、十五夜のこの日ばかりは、夜空を見上げてみてください。
美しく輝くお月さまや、秋の風を感じることができることでしょう。

今回ご紹介した絵本は、子どもが興味を持ちやすいような、ユニークなストーリーから幻想的な月夜をイメージさせる作品ばかり。
十五夜が近づいてきたら、親子で是非読んでみてください。きっといつも以上にお月見が楽しくなりますよ!