話を聞く態度次第で会話がなくなる?コミュニケーションの主導権
via www.photo-ac.com
私は思春期、母がこちらの話を聞いてくれず、口を開けばケンカになるので、母とはあまり話さなくなりました。すると、会話の回数が減るので、話題やオチなど、友達とのコミュニケーションでも気の利いた面白い会話など、話すことで苦労するように…。
それをなんとかしようと、学生時代のアルバイトや、不動産営業の仕事を通して、少しずつ会話のキャッチボールを身につけていきましたが、そこで話すこと以上に聞くことの大切を感じるようになりました。
そして、コーチングを学び始めた時に初めて、ちゃんとこちらの話を聞いてくれると、心が満たされ、自分で気づける喜びと気持ち良さを知りました。
コミュニケーションは、一見、話し手主導のように見えますが、実は聞き手がいてこそ成り立ちます。
誰しも、話を聞いてもらえない経験をしたことがあると思いますが、その時に、「自分を受け入れてもらえない」感覚を味わったのではないでしょうか?
逆に、聞いてもらえた時にはホッとした感覚や、「わかってもらえた」という喜びを味わったこともあるでしょう。
その「聞いてもらえてうれしい」経験をどこかでママがしていれば、旦那さんやお子さんにもしたくなり、家族間のコミュニケーションの「質」が変わります。
どう変わるのか、具体的に見ていきましょう。
それをなんとかしようと、学生時代のアルバイトや、不動産営業の仕事を通して、少しずつ会話のキャッチボールを身につけていきましたが、そこで話すこと以上に聞くことの大切を感じるようになりました。
そして、コーチングを学び始めた時に初めて、ちゃんとこちらの話を聞いてくれると、心が満たされ、自分で気づける喜びと気持ち良さを知りました。
コミュニケーションは、一見、話し手主導のように見えますが、実は聞き手がいてこそ成り立ちます。
誰しも、話を聞いてもらえない経験をしたことがあると思いますが、その時に、「自分を受け入れてもらえない」感覚を味わったのではないでしょうか?
逆に、聞いてもらえた時にはホッとした感覚や、「わかってもらえた」という喜びを味わったこともあるでしょう。
その「聞いてもらえてうれしい」経験をどこかでママがしていれば、旦那さんやお子さんにもしたくなり、家族間のコミュニケーションの「質」が変わります。
どう変わるのか、具体的に見ていきましょう。
【傾聴の効果その1】相手への信頼感と自分の中から生まれるヤル気
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家庭や職場、友人知人との間などで、自分を大切にしてくれたり、尊重してもらうと、誰だってうれしくなりますよね。
自分を認めてもらえていると感じられる安心感や、苦しい気持ちが「わかってもらえた」と楽になります。
そして、そうやって受け止めてくれた相手に対して信頼感が生まれ、さらに心を開くことができます。
それは、音として話した内容を「聞く」のではなく、話し手の心の奥の感情や価値観まで「聴いた」からです。
すると、人はそれまでの感情の囚われ、足枷が外れ、心が軽くなることにより、前向きに「現状を変えよう」「もっと自分の力を出そう」という気持ちが生まれ、ヤル気に繋がります。
お子さんの「ヤル気スイッチはどこ?」と探しているママにこそ、コーチやカウンセラーなど、傾聴スキルを持った誰かに傾聴してもらい、まずは傾聴の効果を実感して欲しいと思います。
自分を認めてもらえていると感じられる安心感や、苦しい気持ちが「わかってもらえた」と楽になります。
そして、そうやって受け止めてくれた相手に対して信頼感が生まれ、さらに心を開くことができます。
それは、音として話した内容を「聞く」のではなく、話し手の心の奥の感情や価値観まで「聴いた」からです。
すると、人はそれまでの感情の囚われ、足枷が外れ、心が軽くなることにより、前向きに「現状を変えよう」「もっと自分の力を出そう」という気持ちが生まれ、ヤル気に繋がります。
お子さんの「ヤル気スイッチはどこ?」と探しているママにこそ、コーチやカウンセラーなど、傾聴スキルを持った誰かに傾聴してもらい、まずは傾聴の効果を実感して欲しいと思います。
【傾聴の効果その2】客観視できれば「何をするか」アイディアが生まれ、行動できる
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深く聴いてもらって心が軽くなり、心の中に生まれた前向きなパワーによって、話し手の視野が広がり、自分自身の状況を客観的に見ることができるようになります。
すると「今何をしたらいいか」「今できることは何か」など、新しい観点を見出だし、行動アイディアが自然と生まれてきます。
アイディアが生まれれば、「今すぐ行動したい!」というエネルギーが湧いてきます。
ヤル気が生まれる仕組みと、建設的な行動がとりたくなるプロセスを、ママが傾聴によって一度でも実感できれば、ガミガミいうことがいかにお互いにとって非効率で、効果がないことかがわかります。
つまり、お子さんに効果的な働きかけができるようになります。
そして、人は自分で見つけた答えは、その納得感が深いほど、しっかり実行するので、行動の結果も当然変わってくるのです。
すると「今何をしたらいいか」「今できることは何か」など、新しい観点を見出だし、行動アイディアが自然と生まれてきます。
アイディアが生まれれば、「今すぐ行動したい!」というエネルギーが湧いてきます。
ヤル気が生まれる仕組みと、建設的な行動がとりたくなるプロセスを、ママが傾聴によって一度でも実感できれば、ガミガミいうことがいかにお互いにとって非効率で、効果がないことかがわかります。
つまり、お子さんに効果的な働きかけができるようになります。
そして、人は自分で見つけた答えは、その納得感が深いほど、しっかり実行するので、行動の結果も当然変わってくるのです。
【傾聴の効果その3】自分の感情と向き合ってはじめて、共感上手になれる
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傾聴上手は共感上手。そして共感上手はコミュニケーション上手、人たらしです。モテます!愛されます!
というのも、それまでに「いろんな感情」を繊細に味わってきたからこそ、相手の言葉からリアルにイメージでき、相手の気持ちを的確に汲み取ることができます。
そして、相手の気持ちを汲んだ、相手の心に刺さる表現で、共感の言葉を伝えることができるのです。
この「いろんな感情」とは、大方マイナスの感情です。イラ立ち、悲しさや寂しさ、憎しみや恨みなど、感じると疲れるし、できればフタをしたいものでもあるので、目を背けたり、逆に抱え込みやすいものでもあります。
誰かからの、何らかの言葉に対して、マイナスの感情が浮かんできた時、「こう思うのはなぜかな?」と自分に問うてみる。
すると、そう感じた本当の理由に気づくので、その理由に対して「ああ、自分はそう感じているんだな」と、一旦認めてみてください。
認めることで、マイナスの感情やそう感じた自分のジャッジではなく、「自分も以前感じたこの感情を、相手は今感じているのかな?」と共感に活かしていくことができます。
マイナスの感情も、相手のため、人のために使ってはじめて、経験として昇華することができ、同じ感情に振り回されにくくなります。
共感力は、苦しいことを乗り越えて身につく賜物、とも言えますね。
というのも、それまでに「いろんな感情」を繊細に味わってきたからこそ、相手の言葉からリアルにイメージでき、相手の気持ちを的確に汲み取ることができます。
そして、相手の気持ちを汲んだ、相手の心に刺さる表現で、共感の言葉を伝えることができるのです。
この「いろんな感情」とは、大方マイナスの感情です。イラ立ち、悲しさや寂しさ、憎しみや恨みなど、感じると疲れるし、できればフタをしたいものでもあるので、目を背けたり、逆に抱え込みやすいものでもあります。
誰かからの、何らかの言葉に対して、マイナスの感情が浮かんできた時、「こう思うのはなぜかな?」と自分に問うてみる。
すると、そう感じた本当の理由に気づくので、その理由に対して「ああ、自分はそう感じているんだな」と、一旦認めてみてください。
認めることで、マイナスの感情やそう感じた自分のジャッジではなく、「自分も以前感じたこの感情を、相手は今感じているのかな?」と共感に活かしていくことができます。
マイナスの感情も、相手のため、人のために使ってはじめて、経験として昇華することができ、同じ感情に振り回されにくくなります。
共感力は、苦しいことを乗り越えて身につく賜物、とも言えますね。
傾聴ってすごい!どうしたらできるようになるの?【意識編】
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それでは傾聴スキルを身につけるために、「何を意識して、どうやったらいいのか」、その具体的なポイントを見ていきましょう。
まずは傾聴をする時の、「相手と向き合う意識編」です。
1.相手を尊重し、大切な人と思って聴く
2.興味を持って聞く
3.「あなたの○○について、もう少し詳しく聞かせていただいてもいいですか?」と、相手の承諾をとる
4.体全体で聴く
5.間や沈黙を大切にする
6.否定しない、話を遮らない、自分の意見は脇に置く
7.自分軸をしっかり持つ。
1〜4は、相手に対する誠実な態度、です。いつでも、誰に対しても、その意識を持って聴くのと聴かないのとでは、傾聴の質に雲泥の差が生まれます。
人は、相手の態度の中に、相手の意識の状態を「感じる」からです。
誰だって、興味を持って話を聞いてもらえたらうれしいですよね。それが好きなこと、うれしいことならなおのこと。
5、6は、相手のありのままを、ジャッジすることなく受け止めることにより、「話していいんだ。受け止めてもらえるんだ」という安心感を持ってもらうためです。
ただし、間が空きすぎるときや、相手の言葉がなかなか出てこない時には、「答えるのが難しかったですか?」「質問を変えましょうか?」など、相手に確認してみます。
逆に7は、相手の答えや感情に振り回され、本筋を見逃さないために必要で、その会話に冷静に集中します。
結果的に、相手と自分が話をする割合が「9:1」~「7:3」になっていることが理想です。
まずは傾聴をする時の、「相手と向き合う意識編」です。
1.相手を尊重し、大切な人と思って聴く
2.興味を持って聞く
3.「あなたの○○について、もう少し詳しく聞かせていただいてもいいですか?」と、相手の承諾をとる
4.体全体で聴く
5.間や沈黙を大切にする
6.否定しない、話を遮らない、自分の意見は脇に置く
7.自分軸をしっかり持つ。
1〜4は、相手に対する誠実な態度、です。いつでも、誰に対しても、その意識を持って聴くのと聴かないのとでは、傾聴の質に雲泥の差が生まれます。
人は、相手の態度の中に、相手の意識の状態を「感じる」からです。
誰だって、興味を持って話を聞いてもらえたらうれしいですよね。それが好きなこと、うれしいことならなおのこと。
5、6は、相手のありのままを、ジャッジすることなく受け止めることにより、「話していいんだ。受け止めてもらえるんだ」という安心感を持ってもらうためです。
ただし、間が空きすぎるときや、相手の言葉がなかなか出てこない時には、「答えるのが難しかったですか?」「質問を変えましょうか?」など、相手に確認してみます。
逆に7は、相手の答えや感情に振り回され、本筋を見逃さないために必要で、その会話に冷静に集中します。
結果的に、相手と自分が話をする割合が「9:1」~「7:3」になっていることが理想です。