スタートは陣痛?破水?お産の兆候から出産までの流れは十人十色
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お産の流れは人それぞれ。「おしるし→陣痛→破水→出産」、「おしるし→破水→陣痛→出産」、おしるしがなく「陣痛→破水→出産」、「破水→陣痛→出産」のパターンなどさまざまです。
もっとも多いパターンは「おしるし→陣痛→破水→出産」ですが、その流れでないとダメということはありません。どのパターンで進んでも、適切な処置があれば正常な分娩が行われます。
以下から、お産の兆候のひとつでもある「破水」について詳しく見ていきましょう。
もっとも多いパターンは「おしるし→陣痛→破水→出産」ですが、その流れでないとダメということはありません。どのパターンで進んでも、適切な処置があれば正常な分娩が行われます。
以下から、お産の兆候のひとつでもある「破水」について詳しく見ていきましょう。
破水って何だろう
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出産の兆候が現れてから分娩までの間には、どこかのタイミングで『破水』が起こります。破水とは一体何なのでしょうか。
胎児は卵膜という袋の中に羊水とともに存在しています。 卵膜が破れて、羊水の流出ととも赤ちゃんが誕生します。 この状態を「破水」といいます。
破水は赤ちゃんの誕生のために必要な段階なんですね。
破水と言うと、「身体の中でブチッと音がして、バシャッと大量に羊水が流れ出す」というイメージを持っている人も多いでしょう。でも破水の起こり方はそれだけではありません。種類によっては破水したという自覚がないことも少なくないのです。
破水と言うと、「身体の中でブチッと音がして、バシャッと大量に羊水が流れ出す」というイメージを持っている人も多いでしょう。でも破水の起こり方はそれだけではありません。種類によっては破水したという自覚がないことも少なくないのです。
破水の種類と対処方法を知っておこう
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破水には色々な種類があります。破水が起こる時期によって分類したのが「適時破水」「早期破水」「前期破水」「遅滞破水」で、破れる卵膜の箇所によって分類したのが「完全破水」「高位破水」です。
それぞれの破水の特徴と対処法を見ていきましょう。
それぞれの破水の特徴と対処法を見ていきましょう。
適時破水
陣痛がついてお産が進み、子宮口が全開になったところで自然に破水が起こることを適時破水と言います。通常、適時破水が起きる時には既に病院で分娩に臨んでいるため、特に注意すべき点はありません。あとは陣痛に合わせていきみ、赤ちゃんが下りてくることに神経を集中させましょう。
早期破水
陣痛がついてお産が進んではいるものの、子宮口が全開になる前に破水が起こることを早期破水と言います。早期破水が起きる時は大抵の場合は病院で分娩に臨んでいるためそれほど心配はいりませんが、破れた卵膜からの感染を防ぐため医師による慎重な管理が必要になります。