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「新築マンション」を産まれてくる「我が子のため」の購入は正解?

「新築マンション」を産まれてくる「我が子のため」の購入は正解?

2017年1月16日 公開

待望の赤ちゃん、出産に合わせて新しい住まいをと考える方も少なくないようです。もっと広い賃貸への引っ越し、いやそれならいっそ一戸建てや、新築マンションの購入をと思案を巡らせてしまいます。我が子のために、よりよい環境をと考える親心。新築マンションのメリット、デメリットにはどんなものがあるのでしょうか。

出産に向けて「引越し」をする夫婦は多い

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出産にあわせて、新しく新築を考えるという方は少なくないようです。私が妊娠中に参加した市主催のプレママの集まりでも、出産に向けて新居を準備中という方がちらほら。

かく言う私自身も、娘の誕生とともにもっと広く育児のしやすい家に住みたいと思うようになりました。出産後どうしても物が増えてしまいますし、子供がいない時の目線で選んだ賃貸マンションでは育児がしにくかったからです。
収納が少ない、広さや間取りなども育児に快適と言える環境ではありませんでした。

ベビーベッドを選ぶ時も、部屋に置けるサイズが前提になるので、選択肢が狭くなり悩みました。
とにかくベビーグッズを必要に迫られて購入するにも、自宅に置くことができるかどうか、置く為にスペースの確保をどうするかというのに頭を悩まし続けていましたね。

「新築マンション」は選択の一つ

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都会など住環境の事情によっては一戸建て以外にも、新築マンションという選択肢がある方もいますよね。新築マンションの魅力とは一体なにがあるのでしょうか。

土地の価格が高い都心部ですと、マンションを購入する方が、一戸建てを購入するよりもリーズナブルというのはメリットとしては大きそうです。
一戸建てと違って住まいのメンテナンスや防犯などを管理会社が担ってくれるというのも、マンションを選択される方の理由のひとつ。勿論そのために管理費用などの支払いは発生しますが、自分の手間が省けるというのは楽ですね。
日当たりなども、建物が密集しがちな都会では、一戸建てよりもマンションの方が確保しやすい傾向があるようです。
他にも積雪の多い北国では、冬期間の除雪をマンションの場合はしなくてもいいというのは、かなり嬉しい利点になります。

「新築マンション」のメリットは?

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マンションですと、近所に同じ育児中のママさんがいた場合交流がしやすそうです。天気の悪い日でも、同じマンション内でしたら、お互い気軽に行き来ができちゃいます。小さい子供がいると、悪天候のお出かけって準備が大変ですから、これは思ったよりも大きなメリットになってくれるのではないでしょうか。

新築マンションということであれば、入居のタイミングも一緒ですから、子供のための情報や、地域のお店や施設などについても、一緒に開拓したりという交流も楽しめそうです。

また新築であれば、キレイで清潔感のある室内で、気持ちよく育児ができます。ただでも大変な育児ですから、ママもストレスのない環境で快適に赤ちゃんともども過ごしたいものです。

「新築マンション」にはリスクがある場合も…

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ママ友との交流がしやすいこと、これは諸刃の剣にも。お付き合いがうまくいかなかった場合、メリットが一転してデメリットになります。
賃貸でしたら、最悪引っ越しという解決策もありますが、終の棲家として一戸建てや分譲マンションを購入してしまった場合には悩ましいですよね。

またマンションの気密性故に、新築ならではの問題点が生じることもあるそうです。
住居に使われている壁紙や床材を接着する為に使われている材料には、ホルムアルデヒドが含まれています。このホルムアルデヒドは、接着剤か乾く過程で空気中に広がり、それによりシックハウス症候群を引き起こすケースも。
一般的には、換気を行い室内の空気を外に出すことで、新築後半年ほどで室内の空気中のホルムアルデヒドを減少させることができるとのこと。
また最近では、室内のホルムアルデヒドの対策を専門的に行ってくれる業者さんなどもいるようですね。

「新築マンション」デメリットも知っておこう!

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集合住宅では騒音などのトラブルが起こりがち。赤ちゃんの泣き声、歩き出すようになればその足音、小さく元気いっぱいの子供が遊ぶ時に出してしまう音など、近隣への迷惑が心配です。階下への騒音対策には、子供用のマットを床に敷くなどの対策をしておくことも大切ですね。騒音だけではなく、子供の安全や、新築の床を傷めない為の防止などにも役立ちます。

また新築マンションの場合は、購入時点では近隣に住んでいる他の入居者がまだわからないという心配点があります。中古マンションならば、どのような人や世帯が住んでいるのかリサーチできても、新築マンションでは入居者説明会でようやっとご近所予定の方々を見ることができるくらいでしょうか。

事前に住み心地を、住人に確認してみることも新築マンションではできません。また入居する部屋も完成まで実際に確認できないこともあり、入居契約の際の図面を見て思ったものとイメージが違うということも。

「新築マンション」トラブル経験者の声

実際に新築マンションを購入して住んでいる方の生の意見を聞くのはとても参考になります。でも身近にそんな人がいなくて…という時には、ツイッターでの発言もなかなか興味深いものです。
集合住宅で最も多いトラブルに挙げられる、足音などの騒音問題ですね。
近隣の住人の生活音に悩まされないためにも、しっかりとした防音対策のされた建物を選ぶことができるといいのですが…。
既存のマンションの場合、住居の不具合などは既に発覚していて対策されていても、新築マンションは自分が住んでみないとそれがわからないという心配点もあるようです。
新築マンションはその性質上、住人の入居が一斉に行われることになります。なので引越し当日は、複数の引越し業者がマンション前や中で大わらわ。引っ越しの荷物の入れ違いなどのトラブルが起きることも。
でもこれはマンション側で引越し業者を選定、幹事となってとりまとめる会社を決めることで対応しているところもあるようです。

「新築マンション」を選ぶ際に「確認」をしたほうが良い点は?

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育児のために新築マンションの購入を考えるなら、そのマンションがある地域についての確認も大切。
マンションの近くに、自分が入園を希望したい幼稚園や保育園があるかどうか。また小学校や中学校への通学の際には、どのような交通機関が使えそうか、働く予定なら学童が近くにあるかも考慮しておきたいです。
またその地域では、子育て世帯への行政等の支援にどのようなものがあるかも要チェックです。子供を連れて、ママが気軽に遊びに行ける施設があるかどうかなども大切です。
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食料品、日用品などを取り扱う店舗が最寄りにあるかどうか。出産後すぐは外出も大変なので、宅配サービスをしてくれるスーパーなどもあるにこしたことはありません。マンションが宅配可能な地域かどうかも要確認です。

新築マンションの内装や住居設備には、標準でついてくるものと、事前にオプションとして業者に頼んでおかなければつかないものがあります。しっかり事前に確認しておきましょう。

「新築マンション」を探す際は「動画」も参考にしよう!

動画では、更に身近に感じることができる語り口調で新築マンションを購入した方の話を拝見することができます。

人生最大の買い物!新築分譲マンションを購入しました

将来的に売ることも考え、一戸建てではなく駅近くの新築分譲マンションを選択したそう。
新築ながらも、オリジナル性を楽しむためのリフォームも考えるなど、マンションでの生活を楽しんでおられるのも興味をひきますね。

「赤ちゃん」が「のびのび成長できる環境」を選ぼう♪

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赤ちゃんにとってはお部屋の中も、初めて見るものばかり。親としても好奇心をのびのびと育んであげたいものの、危険なものから遠ざけたくもあります。
とは言っても狭い住居では、収納にも限りがあって、赤ちゃんに触ってほしくないものをしっかり遠ざけておくのが難しい場合もありますよね。広い住まいならば、赤ちゃんが自由に行動できるスペースの確保も容易ですし、育児中のママのストレスも和らげます。
Free photo: Baby, Cute, Child, Happy, Toddler - Free Image on Pixabay - 84552 (20270)

もちろん乳幼児の育児だけではなく、成長著しい我が子の行く末も考えた環境づくりを、ママもパパも毎日考えているんです。
その選択肢のひとつとしての、新築マンションの購入。よりのびのびと子育てを楽しむためにも、建物の遮音性、立地条件などをしっかりチェック、吟味して決めたいものですね。

まとめ

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一戸建て、マンション、中古か新築か…と、選択肢は様々。今現在、そしてこれからの家族としてのライフプランも考えた上で選択することが大切です。
居住する地域、予算、新築であることなど譲れない条件をピックアップした上で、出産を期にマンションを購入する選択肢は十分有りなのではないでしょうか。