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おむつのニオイ対策10選!今すぐ実践!コスパも消臭効果も高い使用済みおむつの捨て方とは?

おむつのニオイ対策10選!今すぐ実践!コスパも消臭効果も高い使用済みおむつの捨て方とは?

2019年6月13日 公開

使用済みおむつのニオイ対策、お困りではないですか?おむつ替えは毎日のことなので、細かいことですがママにとっては大きなストレスですよね。特に夏場はニオイが強烈です。そこで今回は、誰でも手軽に試せる、おむつのニオイ対策についてご紹介します。使用済みおむつの捨て方や消臭方法など、様々な側面からニオイ対策について考えてみました。捨ててしまう古新聞やコーヒーかす、茶殻など自宅にあるものを活用して、お財布に優しくニオイ対策を行いましょう。

使用済みおむつのニオイが気になる!

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赤ちゃんのいる家庭でよくあるお悩みと言えば「使用済みおむつのニオイ」。特に夏場は、ゴミ回収日までにゴミ箱からニオイが漏れて「臭い!」と感じることがありますよね。

離乳食が始まった赤ちゃんは、うんちの量も多くなり、ニオイも強くなるので、溜まっていく使用済みおむつから漏れ出たニオイは気になるはずです。
赤ちゃんの排泄は、健康にとって欠かせないことではありますが、ゴミ処理をするママにとってはちょっとしたストレスになりますね。

使用済みおむつが臭う原因は?

Question Mark Why Problem - Free photo on Pixabay (155171)

どんなに袋に入れて捨てていても、使用済みおむつの嫌なニオイは消えません。さらに時間の経過と共に、ゴミ箱の中でこもった強烈なニオイが漏れ出して、時には部屋に充満してしまうことも!
まずは、使用済みおむつが何故ここまで臭うのか?その原因について考えていきましょう。

◆おしっこのニオイの原因

おしっこの主な成分は「アンモニア」。これが空気に触れることでアルカリ臭が発生します。そのため、おしっこを含んだおむつを長時間放置すると、どんどんニオイがきつくなってしまうのです。

◆うんちのニオイの原因

うんちは、食べカスと細菌の死骸によってできています。
特に腸への滞在時間が長いほど、発酵や腐敗が進むため、ニオイがきつくなると言われていますので、便秘には注意が必要です。また、腸内の悪玉菌が多い場合も、うんちのニオイが強くなります。

母乳やミルクで育っている時期は、赤ちゃんのうんちもさほどニオイがきつくないのですが、離乳食がスタートし、大人と同じような食事を摂るようになることで、段々とうんちのニオイも大人のように臭くなるのです。

専用おむつポットはコスパが悪い!

Coins Calculator Budget Household - Free photo on Pixabay (155172)

赤ちゃんのおむつを捨てるための専用のごみ箱(おむつポット)には、除菌・消臭効果があり、ニオイが漏れ出さないような仕組みになっています。一見、とても便利で育児グッズの必需品のように思えるのですが、実は意外と使い勝手が悪く、捨てられるおむつの枚数が少なかったり、専用のカートリッジをこまめに交換しないと使えなかったりするのです。

カートリッジの交換も面倒ですが、月に1回程度購入するとなると、お財布にも優しくないですよね。
ちなみに我が家では、専用のおむつポットは一切使わずに過ごしました。

コスパの良い使用済みおむつの捨て方は?

Garbage Can Bucket - Free photo on Pixabay (155173)

専用のおむつポットが、コスパが悪いというのであれば、どのようにして捨てるのが1番良い方法なのでしょうか?
ここではまず、使用済みおむつの捨て方についてご紹介します。

①密閉できるゴミ箱に捨てる

おむつ専用ポットでなくても、しっかりと密閉できるゴミ箱に捨てれば、ニオイが漏れ出る心配を防ぐことができます。また、おむつ専用ポットのようなカートリッジが不要なので、市販のゴミ袋やスーパーのレジ袋で対応することができますね。おむつ用ゴミ箱として使わなくなったら、生ゴミ用として使うこともできるので大変便利です。

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②うんちはトイレに流す

基本的にうんちはトイレに流してから捨てるようにしましょう。
そうすることで、うんちから出る腐敗集は軽減することができます。
要らなくなった牛乳パックを切って、ヘラのように使い、おむつからうんちをサッと取り、トイレに流してしまえばOKです。

③新聞紙に包んで捨てる

古新聞はおむつを捨てるときにも大活躍!
新聞紙は水分を吸収するのに優れていますので、おむつを包んで捨てると、ゴミ箱内にたまりやすい湿気を防ぐことができます。
湿気がたまると雑菌が繁殖しやすくなり、ニオイを強烈にさせてしまうので注意しましょう。

④ラップに包んで捨てる

実はおむつを捨てるのに最も適していると言われるのが「ラップ」です。
どこの家庭にもあるラップですが、ラップに使用済みおむつを包んで、さらにビニール袋に封入するとニオイが漏れ出るのをかなり防いでくれます。

使用するラップは何でも良いわけではなく、「ポリ塩化ビニリデン」という成分から作られたものが特におすすめなのだそうですよ!
ポリ塩化ビニリデンは、酸素透過度が低く、空気を通さないので、おむつが空気に触れて雑菌を繁殖させる原因を排除してくれます。最近では、100円ショップにも売られているので、コスパも最強!

ラップの成分をよく確認してからお試しください。

⑤パンの袋に包んで捨てる

食パンなどが入っているパン専用のビニール袋も、特殊な加工が施してあるためにニオイ漏れを防ぐことができます。
よくパン屋さんではパンの良い香りがするのに、スーパーのパン売り場に行っても同じようなパンの香りがしないというのは、しっかりと密閉されているからなんですね。

毎朝パン食のご家庭などは、パンの袋がゴミとしてよく出ると思いますので、是非1度お試しください。

⑥おむつ専用の消臭袋に入れて捨てる

防臭・抗菌効果も高いおむつ専用のポリ袋。実際に試したこともありますが、おむつを入れてキュッと口を縛るだけで簡単に捨てられ、ニオイも気になりませんでした。
ラップに比べて多少費用はかかりますが、外出先でも使えるので、とても便利ですよ。
赤ちゃんのおむつのサイズに合わせて、袋の大きさを選んでくださいね。

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コスパの良い使用済みおむつの消臭方法は?

Sunflower Vase Vintage - Free photo on Pixabay (155176)

続いてご紹介するのは、手軽に試せるニオイ対策です。
使用済みおむつを袋に入れて捨てても、時間の経過と共に徐々に臭ってしまうもの。
おむつそのものに振りかけたり、ゴミ箱に入れたりしてニオイ対策をしましょう。

①コーヒー豆や茶殻で消臭

コーヒー好きのご家庭であれば、毎日1回は、ドリップコーヒーを飲んでいるという方も多いのではないでしょうか。実はドリップコーヒーを抽出したあとに出る「コーヒーかす」は、消臭剤として使用することができます。
特にアンモニアの消臭効果は、活性炭の約5倍とも言われているので、コーヒーかすは捨てずに取っておきましょう。

また、お茶を飲んだ後の茶殻にも同様の消臭効果が期待できます。乾燥させた茶殻を、おむつを捨てるゴミ箱に直接入れたり、排水口ネットなどに入れたものをゴミ箱に入れて消臭・脱臭をします。
賞味期限切れの古くなった茶葉などでもOKです。
消臭剤を買う手間が減るので、これは便利ですよ!

②ゴミ箱のふた裏に消臭剤を貼る

生ゴミ用の消臭剤で、ゴミ箱のふた裏に貼るタイプも便利です。
ゴミ箱内の嫌なニオイを消臭してくれます。ただし、定期的に交換しないと、消臭効果が薄れますので注意しましょう。

③おしっこにはクエン酸で消臭

おしっこのニオイの原因であるアンモニアは、アルカリ性に属しますので、酸性に属する「クエン酸」で中和することで、ニオイを軽減することができます。
クエン酸は、水垢落としに大活躍するため、ご家庭の掃除グッズとしても重宝します。

クエン酸を直接、おむつやゴミ箱の中に振りかけて使うと効果的です。
また、クエン酸水を作って、ゴミ箱内にシュシュっと吹きかけるのもおすすめですよ!

クエン酸水は、空のスプレーボトルに水100mlに対して、クエン酸小さじ1/2程度を混ぜて作ります。水回りのお掃除にも使えますし、トイレの消臭・抗菌効果にも使えます。

④うんちには重曹で消臭

おしっことは逆で、うんちのニオイの元は酸性なので、アルカリ性で中和することができます。そこで活躍してくれるのが、こちらも家庭内のお掃除に欠かせない「重曹」です。
重曹は、炭酸水素ナトリウムという弱アルカリ性に属します。酸性であるおむつのニオイの元にかけるだけで、化学反応が起き、ニオイが中和されて消臭できるというわけです。

重曹を、おむつのうんちが付着した部分に直接かけて消臭袋に入れて捨てるだけでOKなので、とても手軽ですよね。
もちろん、おむつが入った消臭袋の中に重曹を入れて、しっかり口を結んで捨てるのでも効果があります。

また、クエン酸同様に、ゴミ箱に直接ふりかけるという方法でも問題ありません。
使用済みおむつがたくさん溜まり、時間が経過するとゴミ箱内も強烈なニオイになりますので、重曹でニオイ対策をしましょう。

おむつ用ゴミ箱の置き場にも注意!

Interior Design Home - Free photo on Pixabay (155175)

使用済みおむつを捨てるゴミ箱の置き場にも注意が必要です。特に来客時など、おむつを交換した後にゴミ箱のふたを開けてニオイが漏れ出す危険があります。

ニオイが漏れても問題のないトイレが最もおすすめの場所です。換気扇が常に回っていますし、うんちをトイレに流す際もサッとできて便利です。
また、赤ちゃんの時は、トイレに入ることはありませんから、いたずら防止にも最適な場所です。

逆に置かない方が良い場所は、陽の当たる場所です。
よくベランダや庭に置いている方がいますが、陽当りが良いとゴミが腐敗しやすく、さらに強烈な異臭を放ってしまいますので注意しましょう。
特に集合住宅にお住まいの方は、近隣の迷惑になってしまいますので気をつけたいですね。

まとめ

Baby Newborn Child - Free photo on Pixabay (155177)

いかがでしたか?
おむつを使っている間は、せいぜい2~3年と短い期間ではありますが、嫌なニオイはストレスの元になってしまいます。
今回ご紹介した様々なニオイ対策を参考に、是非皆さんも実際にやってみてください。
ニオイ対策をいくつか組み合わせることで、より高い効果を得ることができますよ!