子供のしつけにおける悩みNo.1「怒り方」「叱り方」
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子供のしつけに関するお悩みと言えば、やはり「叱り方」「怒り方」ですよね。子育てにおける永遠のテーマと言っても良いほど、多くのママが悩んでいる問題です。
子供のしつけには、切っても切れない「怒る」「叱る」といった行為。しかし、使い方を間違えると、今後の子供の成長に大きな影響を与えてしまう恐れもあるんです。今回は、そんな「怒る」「叱る」をテーマに、子供のしつけ方を考えていきましょう。
子供のしつけには、切っても切れない「怒る」「叱る」といった行為。しかし、使い方を間違えると、今後の子供の成長に大きな影響を与えてしまう恐れもあるんです。今回は、そんな「怒る」「叱る」をテーマに、子供のしつけ方を考えていきましょう。
子供を「怒る」「叱る」の違いは?
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では、そもそも、子供を「怒る」ことと、「叱る」ことは何が違うのでしょうか?一見、同じように見えるものでも、実は子育てにおいては大きな違いがあるんです。詳しく見ていきましょう。
◆「怒る」は大人の都合
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「怒る」とは、子供がなかなか言うことを聞いてくれず、イライラするなどの感情をぶつけて、うっぷんを晴らす行為。つまり、『自分のための行為』であります。
思わず、ワガママを言う我が子に対して怒鳴りつけたり、恐怖心を与えるようなことはしていませんか?これは、「しつけ」ではなく、単なる『怒り』で、ママのイライラを発散しているだけに過ぎません。
いくら怒っても、子供にとっては「ママが怒鳴ってる」としか伝わらず、怒られている理由が分かりにくいことが多いので、また同じことを繰り返してしまうことがあります。
思わず、ワガママを言う我が子に対して怒鳴りつけたり、恐怖心を与えるようなことはしていませんか?これは、「しつけ」ではなく、単なる『怒り』で、ママのイライラを発散しているだけに過ぎません。
いくら怒っても、子供にとっては「ママが怒鳴ってる」としか伝わらず、怒られている理由が分かりにくいことが多いので、また同じことを繰り返してしまうことがあります。
◆「叱る」は子供のため
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「叱る」は、ママが理性を保ちながら、「言い聞かせる」という行為。子供のために「何がいけなかったのか?」「何故叱られているのか?」を明確に、順を追って説明してあげるのです。
そのため、子供も、冷静に事態を受け止めることが出来、「考える力」も育っていきます。何故やってはいけなかったのか?を理解することで、同じ失敗を繰り返さなくなります。
そのため、子供も、冷静に事態を受け止めることが出来、「考える力」も育っていきます。何故やってはいけなかったのか?を理解することで、同じ失敗を繰り返さなくなります。
【動画で解説】しつけ方の違いで子供の育ち方も変わる!
Les enfants voient. Les enfants apprennent. Message d'intérêt public (CSCL01-F)
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こちらの動画を見ると、「怒る」と「叱る」の違いがとても分かりやすいですよね。壁に落書きしてしまった男の子に対し、お父さんが怒鳴りつけますが、男の子は、それと同じことを、友達にしてしまいます。
怒られている理由よりも、「怒鳴られた」ことの方が印象強くなり、人に注意するときは、こんなふうに怒鳴るものだと思ってしまうのです。一方、壁に絵を描いたらいけないんだよという事を説明してあげ、「何故そうしたかったのか?」と、子供の意見を聞き出す叱り方をした場合は、子供自身も冷静に事態を捉えることが出来、問題を解決する方法を身につけるようになります。すると、友達に対しても、そのように接することが出来るようになるのです。
怒られている理由よりも、「怒鳴られた」ことの方が印象強くなり、人に注意するときは、こんなふうに怒鳴るものだと思ってしまうのです。一方、壁に絵を描いたらいけないんだよという事を説明してあげ、「何故そうしたかったのか?」と、子供の意見を聞き出す叱り方をした場合は、子供自身も冷静に事態を捉えることが出来、問題を解決する方法を身につけるようになります。すると、友達に対しても、そのように接することが出来るようになるのです。