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妊娠の判断はどうすれば良い?初期段階でみられる兆候は?検査薬や病院を受診する目安も!

妊娠の判断はどうすれば良い?初期段階でみられる兆候は?検査薬や病院を受診する目安も!

2019年5月28日 公開

妊娠したかもしれないけれど、どうやって判断すれば良いの?妊娠検査薬や病院はどのタイミング?など分からないことも多いですよね。そこで妊娠初期の段階でみられる兆候を始め、基礎体温から妊娠を判断する方法を徹底解説!さらに高い正確率を誇り自宅で簡単に検査できる「妊娠検査薬」を使うタイミングや、産婦人科を受診する時期などについても詳しく説明していきます。正しい知識を身に付けて、いざというとき焦らないようにしておきましょう。

妊娠したか判断するには?よくある兆候をチェック!

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生理予定日を過ぎても生理が来ない、もしかして妊娠した?そう考える人も多いですよね。女性の体は妊娠すると、ホルモンバランスが変化することから様々な体の変化が現れます。そういった変化で妊娠したかどうか判断することも可能です。ではどう言った症状が現れるのか下記をチェックしてみてください。

【妊娠の兆候】
・生理予定日を過ぎても生理が来ない
・やたら眠い
・下腹部がチクチク痛む
・乳房が張る
・熱っぽい
・トイレが近くなる
・肌荒れなど肌トラブルが起こる
・空腹時に胃のムカつきを感じる
・においに敏感になる
・おりものが増える


ただし生理が来ない以外は、生理前の症状も同じような症状が出ることがあります。そのため、これらの症状があるからと言って必ずしも妊娠したと判断するのは避けた方が良いでしょう。

基礎体温でも妊娠したか判断できる?

Fever Thermometer Digital - Free image on Pixabay (152281)

基礎体温でも妊娠したかどうか判断することができます。ではどんな状況だと、妊娠の可能性が高いと判断できるのでしょうか。

高温期が17日以上続くと妊娠した可能性が高い

そもそも生理周期は卵胞ホルモンの分泌が盛んな低温期(生理~排卵まで)と、黄体ホルモンが盛んに分泌される高温期(排卵後~生理開始頃まで)の二層に分かれています。

そして黄体ホルモンを分泌する「黄体」の寿命は通常14日、長くても16日と言われているのです。ただし妊娠をすると、赤ちゃんを育てるため黄体ホルモンを出し続け高温期をキープします。そのため、高温期が17日以上続いていたら妊娠した可能性が高いと判断できるでしょう。

基礎体温の高温期が2段階で上がると妊娠という噂も

高温期後半ごろにもう1段階基礎体温が上がる(高温期が2段階になっている)と、妊娠しているなんて噂もあります。この高温期が2段階になると妊娠しているという話は、長年助産師として働いてきた方が、自分の経験をもとに日記で紹介したことから一気に広まりました。

実際高温期が2段階になったら妊娠していたという人も多数いるんですよ。一説には妊娠したことでホルモンバランスが変化したためともいわれていますが、医学的に証明されているわけではありません。また2段階にならなくても妊娠したという人もいるため、そういった話もある程度で覚えておくと良いでしょう。

妊娠初期症状が全くない人もいる?

Woman Blond Portrait - Free photo on Pixabay (152407)

妊娠初期症状には個人差があり、気になる症状が特に現れない人もいます。また生理周期も乱れている人は、生理が遅れても妊娠していると気づかないことも珍しくありません。さらに多くの人が体験する、妊娠初期のつわり!

吐き気などつわりの始まりで妊娠を判断する人も多い中、約20%の人がつわりが全くないと言われているのです。その結果初期症状で気づけず、お腹が大きくなる中期以降に妊娠したことに気づく人もいます。

妊娠初期は薬などの影響も出やすく注意になければいけない時期です。お腹に宿った赤ちゃんを守るためにも、普段から基礎体温を測り、妊娠したか判断できる材料を作っておくようにしましょう。

妊娠したか判断するのに最適!検査薬はいつから使える?

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やはり妊娠したか判断するのは、妊娠検査薬で調べるのが良いです。ではいつから妊娠検査薬が使えるのでしょうか。

生理予定日1週間後が基本

妊娠検査薬は妊娠すると分泌されるhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)が一定数を超えると陽性反応が出るように作られています。

hCGは生理予定日(妊娠4週)あたりから徐々に尿に含まれはじめ、生理予定日1週間後(妊娠5週)にはかなりの量が尿に含まれるようになるのです。陽性か陰性かを正確に判断するためにも、生理予定日1週間後を目安に検査すると良いですよ。

生理予定日頃でも陽性反応は出る?

妊娠希望者にとって1日でも早く妊娠しているかどうか判断したい、知りたいという人も多いですよね。そのため、フライングで検査をする人も少なくありません。では生理予定日頃に検査するとどうなのかというと、うっすら陽性反応が出ることもあります。

なぜなら生理予定日辺りにはすでに微量ではあるものの、hCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)が尿に含まれているうえ、妊娠検査薬の性能も上がってきているかです。

ただしこの時期は陰性になることも多いですし、陽性になった数日後に生理が来る(化学流産)といった話もあります。やはり生理予定日1週間後まで待ってから検査した方が確実でしょう。

妊娠したか正確に判断できる病院へはいつ行く?

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妊娠検査薬で反応が出たら、次は病院を受診し本当に妊娠しているか判断してもらいます。ではいつ頃病院へ行けば良いのかというと、生理予定日から2週間後(妊娠6週目)くらいが良いでしょう。妊娠6週目くらいになると、赤ちゃんがエコーで確認できるため、病院側の妊娠の判断ができるからです。

もっと早く行きたいという人は行っても大丈夫ですが、早すぎるとエコーで赤ちゃんが見えないこともあります。その場合、後日受診が必要になり二度手間になることも!

また受診遅すぎると、万が一子宮外妊娠などのトラブルを引き起こしていた時気づくのが遅れます。子宮外妊娠はママの命にもかかわるため、やはり遅くとも妊娠7週目くらいをめどに受診しましょう。

妊娠の兆候が見られたら自己判断せず病院で検査を受けよう

Beautiful Young Girl - Free photo on Pixabay (152286)

妊娠するとホルモンバランスが変化することから、体に様々な症状が現れることが多いため、色々な方法で判断することができます。また基礎体温の高温期の長さでも、妊娠の判断ができるということがわかりましたよね。ただし症状が全くでない人もいるため、注意してください。

妊娠の症状がでていたら、生理1週間後に妊娠検査薬を!妊娠検査薬で陽性がでたら、その1週間後に病院を受診するとスムーズです。症状や妊娠検査薬だけで妊娠したと判断せず、必ず病院を受診してくださいね。