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夏の疲れ肌を6つの対策でリセット!疲れを秋に持ち越さない簡単ケアや肌映えコーデをご紹介

夏の疲れ肌を6つの対策でリセット!疲れを秋に持ち越さない簡単ケアや肌映えコーデをご紹介

2020年8月19日 公開

夏は外に出ると強い紫外線、高い温度に湿度。室内ではエアコンによる冷気や乾燥気味の空気。肌への大敵も多い季節ですが、室内外のギャップも刺激となり、肌が疲れてしまうことが多いんです。そんな夏の疲れ肌は放っておくと、肌老化の原因に。肌がくすんで見える、シワが増えた…と感じるのは、疲れ肌ケアを怠っていたせいかもしれませんよ。肌疲れを秋に持ち越さないためにはどうすればいいのでしょうか。今回は秋に後悔したくない方のために、夏の疲れ肌リセット対策を6つご紹介します。

見た目年齢が3歳も上がる?!夏の疲れ肌の原因とは?

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夏は肌へ多くの刺激がある季節。その刺激から受けるダメージは、肌の本来のバリア機能を失わせ、肌を知らず知らずのうちに疲れさせます。

この夏の肌疲れの怖いところは、肌の老化に大きな影響があるということ。肌疲れの蓄積が肌荒れ、くすみやたるみ、シミシワを作り、それが新陳代謝の関係で秋ごろに急に目立ち始めるのです。これらにより、秋の見た目の年齢は普段よりも一気に+3歳も上がるとも言われることも。

具体的に夏のどのような原因が、肌を疲れさせてしまうのか見ていきましょう。

原因①夏の紫外線による肌疲れ

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夏のお肌の大敵と言えば、一番に思いつく人も多いのが紫外線
もちろん対策を行っている人も多いと思いますが、紫外線はおうちの中にいても肌へ影響します。どれだけ気を付けていても、完璧に避けるのは難しいのです。

肌に届く紫外線には次の2種類あります。

・UVA
太陽から肌まで届く紫外線の約9割が、このUVA。肌の奥の真皮まで届いて肌へダメージを与えます。そしてそのダメージが蓄積すると、お肌の弾力やハリが失われ、顔のたるみにより疲れ肌を起こします。

・UVB
残りの1割がUVBという紫外線で、真皮には届かないものの、肌の表面の表皮に強力なダメージを与えます。日焼けもこのUVBによるもの。色素沈着しやすく、シミやそばかすの原因となる紫外線です。

また、これらの紫外線は、少量であっても繰り返し浴びることで、肌のバリア機能を低下させます。バリア機能がなくなると乾燥や大気汚染のダメージをさらに受けやすくなるのです。そして、これらの影響が出やすいのが秋

肌の新陳代謝により、蓄積されたダメージが秋になって表面に出てくるため、一気に肌が老けて見えやすいと言われているのです。

原因②夏の乾燥による肌疲れ

夏は汗の影響で肌が湿っているから「乾燥とは無縁」というイメージを持っている方はいませんか?私もそうだったのですが、夏は実は肌乾燥が多い季節とのこと。

汗をかいたときに十分に水分補給をしてなかったり、室内のエアコンなどの影響により、意外と乾燥のダメージを受けやすいんです。また、先ほどの紫外線の影響も、肌が乾燥する一因に。

これらの乾燥によるダメージが、肌疲れを一気に促進していきます。

原因③夏の室内外の気温差による自律神経の乱れ

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夏の室内外の気温差、つらいですよね。私も気温差で立ち眩みのような症状を起こすことがよくあるのですが、この原因は自律神経の不調。自律神経とは、内臓や血管などの作用をコントロールする神経で、体調の肝なんです。

夏バテはこの自律神経の不調によるものなのですが、実はお肌もこの自律神経の不調によって夏バテをしてしまうことがあるのです。そしてこの肌の夏バテは肌の生まれ変わりであるターンオーバーを狂わせてしまいます。

夏の疲れ肌対策#1.日焼け後のケアをしっかり

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夏はさまざまな原因により、肌がダメージを受けやすいことが分かりましたが、そのダメージを後に残さないためには、疲れ肌対策をしっかりと行い、疲れをリセットしてあげることが重要です。

まずは紫外線によるダメージへの対策をご紹介していきます。先述したように、紫外線による影響は完全に防ぐことは難しいですよね。しかし、その後のケアをきちんと行うことで、紫外線の影響を最小限に抑えることができるんですよ。

✔日焼け後のスキンケアのポイント

日焼けをした、または紫外線を今日は多く浴びたなという日には、まずしっかりと体を冷やすことが大切です。この「冷やす」には、体の外から冷やす方法と内側から冷やす方法の2種類あります。

・体の外から冷やす方法
はっきりと日焼けしたなと感じる時には、しっかりと体の外から冷やしましょう。日焼けはやけどと同じ事。冷たい冷水で優しく冷やしたり、保冷材や保冷スプレーで冷やします。併せて、次の体の内側から冷やす方法も実践してみましょう。

・体の中から冷やす方法
日焼けをした感覚はなくても、紫外線を多く浴びたなという日には、いつもより意識して水分補給をするのが大切。体を冷やすためといっても、冷たい飲み物でなくてもOK。汗などで失われた水分を補給し、肌の脱水症状を防ぎます。

夏の疲れ肌対策#2.温めて代謝を高める

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夏は暑いですが、室内の気温をエアコンによって下げている場合も多いですし、冷たい飲み物や食材を多くとるなどしていませんか?そのせいで思っている以上に体が冷えているかもしれません。冷えは全身の血行を悪くし、結果的に肌に栄養が届かない&老廃物が排出されない状態になってしまいます。

そのため、できる限りその日のうちに冷えをリセットし、血行を良くさせることも疲れ肌を起こさない対策の1つです。

✔夏に体を温めるポイント

夏に体を温めるポイントはさまざまありますが、おすすめなのは夏でもしっかりと湯船につかること。シャワーだけで済ませず、全身をしっかり温めます。

また、蒸しタオルを顔に乗せて、肌を回復させてあげるのもおすすめです。顔は湯船にはつかれないので、蒸しタオルで血行をよくしてあげましょう。疲れ目にも効果がありますし、リラックスタイムも作れますよ。

夏の疲れ肌対策#3.乾燥肌には潤いケア

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汗でべとべとしているのに保湿なんて…と思う方もいるかもしれませんが、保湿は1年中大切です!特に今日は紫外線を多く浴びてしまったな、エアコンの効いている部屋でずっと過ごしてしまった…という日こそ、保湿を入念にしておきましょう。

✔夏の保湿ケアのポイント

夏の保湿ケアのポイントは、うるおいを閉じ込めてあげること。汗をかきやすい夏は、さっぱりケアを好んで、化粧水や美容液だけで終わらせていませんか?

大切なのはそのせっかくの保湿効果を肌に閉じ込めてあげること。乳液やクリームなど油分のあるケアアイテムを使って、うるおいにフタをしてあげましょう。

夏の疲れ肌対策#4.むくんだ体をリセット

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夏は汗をかくのでむくみが少ない季節…と思い込んでいませんか?私もそう思っていたのですが、最近、夏にとてもむくみ、靴や指輪がなんだかキツイ…と感じることが多いんです。

その原因を調べてみると、先述した冷えが関係しているとのこと。外に出る機会が少なく、夏でも一日中冷房に当たっていたり、冷たい食べ物や飲み物を摂っていたりすることで、うまく体内の水分を排出できなくなっているようです。同じようなことが思い当たる方は夏こそむくみケアをしっかり行っていきましょう。

✔夏のむくみとりのポイント

夏のむくみは足だけでなく全身に出やすいので、全身のむくみとりを意識していきましょう。

こちらの動画は寝る前に5分で簡単リセットできるもの。ストレッチで体を休めつつ、むくみケアもしていきたいですね。

夏の疲れ肌対策#5.インナーケアで健康を取り戻す

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ここまではスキンケアや温め、むくみとりなど、外からのリセットケアをご紹介してきましたが、内側からのインナーケアももちろん大切です。体は食べたもので作られます。食べるものでも、しっかりと肌調子を整えていきましょう。

✔食べ物からケアするポイント

夏の疲れ肌の調子を整える食べ物としておすすめなのは、ビタミンA・C・Eが多く含まれる食材。ビタミンA・C・Eには抗酸化作用があり、肌のターンオーバーを整えられます。この全てが揃った食材としておすすめなのが、かぼちゃ、にんじんなどの緑黄色野菜、レバーやうなぎ。

また、ドリンク類も冷たいものばかり飲む生活が続いている場合はそれも見直してみましょう。とはいえ、暑い時に我慢して温かい飲み物を摂る必要はありません。食事前や就寝前などに、白湯を1杯飲むだけでも、冷えた体をリセットできますよ。

夏の疲れ肌対策#6.自律神経のバランスを整える

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自律神経の不調が肌への不調につながるということは先述しましたね。夏は特に狂いやすい自律神経ですが、この自律神経もしっかりと整えてあげると、肌の疲れが秋に残りにくくなりますよ。もちろん、体の調子も整います。

✔自律神経を整えるポイント

自律神経を整えるには、緊張状態である交感神経と、リラックス状態の副交感神経のバランスを整えてあげることが大切です。特に夏は暑さから体が緊張状態にあることが多く、うまくリラックスできていない状態になっていることも。

そこでおすすめなのが、リラックス状態を作り出すヨガ。自律神経のバランスを整え、体を休められます。

+夏のマスクによる肌荒れのカバーは?

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今年の夏は、通常の夏の疲れに加えて、マスクによる肌荒れ、自粛による疲れもありますよね。その場合のケアについても知っておきましょう。

✔マスクによる肌荒れのケアポイント

同じマスクを1日中つけっぱなし、という人も少なくないと思いますが、マスクは雑菌が繁殖しやすく、それが肌への刺激となって荒れている場合も。洗えるマスクを数枚持ち、付け替えると少し肌荒れが落ち着いてくるかもしれません。

また、マスクだから見えないところはノーメイク…という方もいますが、それが逆効果になる場合も。日焼け止めはもちろん、ベースケアはきちんとし、最後にパウダーでマスクと肌が触れる部分に隙間をつくるのもおすすめです。

その他、マスクをつけっぱなしだったなという日には、夜にしっかりとリセットケアをしましょう。シートマスクなどで、しっかり肌にご褒美をあげましょう。

✔自粛疲れによるケアポイント

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どうしてもおうち時間が長くなり、ストレスを貯めてしまう人も多い今年。自粛による心のストレスも肌に影響します。

コロナの影響で我慢しないといけないことは増えましたが、できないことばかりに目を向けるのではなく、今だからこそできることに目を向けてみませんか。新しい趣味を見つけるのもいいですし、時間がない時には諦めていたことにチャレンジするのもありです。

家族と健康に過ごせる毎日に感謝したり、我慢したことをいつかできるようにその分貯金をしてみたり、小さな喜びを積み重ねてみましょう。もちろん、本当につらいときには1人で我慢しすぎず、医療機関等に相談してみることもケアとして大切なことです。

夏の疲れ肌を明るいコーデで肌映えさせよう

夏の肌疲れのケアポイントはさまざまありますが、ファッションも工夫してみませんか?
服は顔の印象を作る重要な要素。そんな中、秋服は落ち着いたカラーのものを選んでしまう人も多いですが、そのカラーが疲れた肌を目立たせてしまう場合も…

そこでおすすめなのが、肌を明るく見せる、明るめの秋コーデです。

✔秋らしい赤やオレンジで顔周りを明るく華やかに

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秋と言えば紅葉を思い出す方も多いですよね。その季節にぴったりの赤やオレンジカラーの明るめの服を選ぶと、顔周りが華やいで見えます。

肌がイエローベースの方は、肌に合わせて黄味かかった温かい感じのする赤を選ぶのがおすすめです。

ブルーベースの方は少し青みのある、ワインレッドやボルドーカラーを選ぶと、顔周りが華やいで見えます。

✔ブラウンも赤系を選べば肌が明るく

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秋冬服に多いブラウンカラーも、少し赤みの入ったものを選ぶと、顔色も明るめに。くすんだ色は大人っぽくておしゃれですが、顔周りに持ってくると、一緒にくすんで見えてしまうことがあるので要注意です。

✔今年流行りのブルーもできるだけ明るめカラーをセレクト

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2020年のトレンドカラーはブルーですよね。ブルーは夏のイメージが強く、寒そうに見えるため秋には選ばない方も多いですが、今年は秋服もブルーが流行の兆し。

イエローベースの方は少し緑が入ったブルーを選ぶと肌映えします。

今年流行中のクラシックブルーがおすすめなのはブルーベースの方。深く落ち着いたブルーを選ぶといいですよ。

✔大人らしい淡いブルーもおすすめ

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落ち着いた大人カラーの淡いブルーもおすすめ。清潔感のある上品さも感じさせられ、気分が沈んだときに明るくなれそうなカラーです。

夏の疲れを秋に持ち越さない!

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夏は肌への大敵が多く、肌へのダメージが気になる季節だと分かりましね。しかも、夏の間に受けたダメージは、少し経った秋に見た目に現れるなんて怖いですよね。

けれど、しっかりと適切なケアをしておけば、心配はいりません。疲れを秋に残さず、お肌はもちろん、心も体も健康的に明るく、毎日を過ごしていきましょう!