夏休みの工作でキットに頼るのってアリ?ナシ?
via www.photo-ac.com
夏休みの工作は、日常的に絵を描いたり、工作するのが好きな子にとっては嬉しい宿題かもしれませんが、そのような子はきっとほんの一握り。一から何かを作り出すことは、アイデアを出すのも準備するのも大変です。子どもの年齢や性格タイプによっても作れるものが変わってくるため、ママがアドバイスをしようにも、どんな助け舟を出したらよいか困りますよね。また、どこまで介入していいのかというさじ加減も難しく、苦戦するのも頷けます。
最近ではそんな子ども&ママの為に、夏休みの工作用に材料から作り方までが1セットになった様々なキットも多数販売されています。予め材料が揃っているため準備が楽ですし、対象年齢の目安も記されていることが多いので、最後まで1人で組み立てられる点が魅力的です。
しかし中には、工作が子どもの創造力を養うための宿題だとしたら、キットを使うのは良くないのでは?と考えるママもいるよう…。
あなたは工作キットを使うことに賛成?反対?
まずは世の中のママの声を聞いてみましょう!
最近ではそんな子ども&ママの為に、夏休みの工作用に材料から作り方までが1セットになった様々なキットも多数販売されています。予め材料が揃っているため準備が楽ですし、対象年齢の目安も記されていることが多いので、最後まで1人で組み立てられる点が魅力的です。
しかし中には、工作が子どもの創造力を養うための宿題だとしたら、キットを使うのは良くないのでは?と考えるママもいるよう…。
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「キットを使って工作をした子の評価が良かったら、一から作った子は損!?」と考えるママの声です。工作の宿題は先生が評価を付ける学校も、子供たちも評価に加わる学校もあるようですが、最近では時代の風潮もあってか公平さを主張する親御さんもいるため、何をもって高評価と捉えるかは先生も頭を抱えるポイントのようです。夏休みの工作に取り組むときにはキットを使ったかどうかということよりも、子どもが意欲をもって取り組み、最後まで作り上げたということを重視して親がきちんと評価してあげることが大切なのではないでしょうか。
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こちらはキットを使って作ったというママの意見です。やはりキットを使うことには少し抵抗があるようですね。宿題に取り組む上で何が1番大切かということを考えると、工作の宿題の本質的な部分が見えてきて肩の力も抜けそうです。リンクでは先生側の意見も見ることが出来ますのでぜひご参考に。キットで作ることが良くないという考えに最も囚われているのは、他の誰でもない親たちなのかもしれません。
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こちらにはパパの意見も。高学年になると見た目や出来栄えなどの完成度を重視するようになり、思った通りに作れるキットの方がかえって子ども自身の満足度に繋がることもあるかもしれません。キットで材料が一式揃うのであれば、上手に活用したいですよね。
この論争に関しては、ご家庭の教育方針も関わってきそうですね。
キットはあくまでも宿題のサポート役であることを念頭に置きながら、どうやって工作の宿題に取り組んでいくかを子どもと一緒に考えていきましょう。国語や算数などの正解がある宿題とは違い、工作は子どもの自発性が必要な宿題です。キットを参考に何かが閃くのであれば、活用してみるのも手かもしれませんよ。
次の章からはそんな工作キットを選ぶときに注意したいことについて考えていきましょう。
キットはあくまでも宿題のサポート役であることを念頭に置きながら、どうやって工作の宿題に取り組んでいくかを子どもと一緒に考えていきましょう。国語や算数などの正解がある宿題とは違い、工作は子どもの自発性が必要な宿題です。キットを参考に何かが閃くのであれば、活用してみるのも手かもしれませんよ。
次の章からはそんな工作キットを選ぶときに注意したいことについて考えていきましょう。
△工作キットを選ぶ時に意識したいこと
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① 子どもに作るものを選ばせる
子ども自身が「作りたい!」と思う気持ちを第一に選ぶことで、子どもの自発性とやる気が生まれます。自分が選んだものであれば、少し難易度の高いものでも、最後まで作らなければという使命感も出てきますよね。予算や作業工程(ハサミやノコギリなどの刃物を使ったり、親が必ずつきっきりでいなければならない状況も起こりうることも含め)を考慮しながらママがいくつか選択肢を用意して、その中から選ばせると良いでしょう。
②子ども自身の創意工夫やオリジナリティを加えられるものを選ぶ
上の章でも紹介したように、中にはキットで作成したものを良しとしない人がいたり、夏休み明けに全員の作品が並べられた時に他の子の作品と被ってしまう可能性があることは理解しておく必要があります。一概にキットといっても色々な種類がありますから、完成形が完全に決まっていて誰が作っても同じ出来上がりになるようなキットは避けた方が良いでしょう。一から作品を作ろうとするとなかなかアイデアが浮かばないという子も、キットを作っていくうちに湧き上がるアイデアがあるかもしれません。絵や形を好きなように変えたり、装飾してみたり、説明書通りのプロセスにこだわらないことが、キットを使いつつオリジナリティを出すコツです。
③出来上がるまでのプロセスを楽しめるものを選ぶ
工作は子どもの様々な能力を育てます。出来上がった作品の出来栄えがどんなに美しくても、出来あがるまでのプロセスが充実していないと工作の宿題の意味がありません。初めて使う道具に触れたり、工作に使う素材そのものの特性を学んだり…そういった経験こそが夏休みの工作宿題の軸となる部分です。出来上がった作品を使ってみて、遊んでみて、何か問題点があれば原因を探して修正していくといった作業も重要なプロセスの1つ。「なぜだろう?どうしたら良いんだろう?」と疑問を持つことが成長に繋がっていくんです。キットはこの作品を通して子どもに何を学んでもらいたいかということが明記されていることが多いので、パパママがサポートに入ってあげる際にもポイントを抑えて教えてあげることが出来ます。キットの場合は最終的な出来上がりの形は想像出来てしまうので、より沢山の「なぜ?」が引き出せるよう、少し難易度の高いものにチャレンジするのも良さそうですね。
次の章からはジャンル別にオススメの工作キットをご紹介していきましょう♪
次の章からはジャンル別にオススメの工作キットをご紹介していきましょう♪