2018年の花粉情報!いつから飛び始める?
via www.photo-ac.com
日本でアレルゲンとなる花粉は、スギ・ヒノキが代表的(北海道ではシラカバ、など、地域差はあります)。このうち飛散時期が早いのはスギの花粉です。
スギ花粉の飛散の特徴とは?
☆前年の11~12月の気温が低ければ早く、高ければ遅い(この時期の気温が低いとスギの雄花が休眠から目覚めるのが早くなるため)
☆1月以降の気温が高ければ早く、低ければ遅い(この時期の気温が高いと花粉飛散の時期が早くなるため)
この秋~冬の気温は平年並みかやや高め、2018年1月は平年よりやや高めの予報。そのため、スギ花粉飛散の時期は例年並みかやや早いと予想されています。つまり、南日本など、早い地域では1月下旬~2月の上旬頃からスギ花粉が飛び始める可能性があるのです!
2018年の花粉情報:花粉飛散量は?
via www.photo-ac.com
では、気になる花粉の飛散量はどうなるのでしょうか?
花粉の飛散量は前年の夏の気候に左右されると言われています。気温が高く、日照時間が長く、雨の少ない夏は、翌年の春の花粉の飛散量が増えると言われています。ここで、一般財団法人日本気象協会の、2018年春の花粉飛散予測をご紹介します。
花粉の飛散量は前年の夏の気候に左右されると言われています。気温が高く、日照時間が長く、雨の少ない夏は、翌年の春の花粉の飛散量が増えると言われています。ここで、一般財団法人日本気象協会の、2018年春の花粉飛散予測をご紹介します。
☆東北、関東甲信、四国地方では前シーズンの1.5倍以上
☆北海道は、例年比、前シーズン比ともに約半分の少なさ
☆九州は、前シーズンに比べると少ないが、油断は禁物
2018年春の花粉飛散予測は、東北から近畿、四国地方までの広い範囲で、前シーズンの飛散量を上回る見込みです。特に、東北、関東甲信、四国地方では、「非常に多い」飛散量の都道府県があり、注意が必要です。中国地方は前シーズン並み、北海道、九州地方は、前シーズンと比べると少ない予測となっています。
一方、例年比でみると、東海と近畿地方ではやや多く、東北と関東甲信、九州地方では例年並みとなるでしょう。北海道、北陸、中国、四国地方では例年を下回る見込みです。
2018年春の花粉飛散予測 第1報(日直予報士) - 日本気象協会 tenki.jp

日本気象協会は2018年春の花粉飛散予測を発表しました。東北から近畿、四国地方までの広い範囲で、前シーズンの飛散量を上回る見込みです。
こちらのページには、各地の花粉飛散量予測が紹介されています。あなたのお住まいの地域はどうでしょうか?
日本気象協会の予想では、北海道や九州などでは飛散量が昨シーズンを下回るものの、本州の多くの地域では上回るという結果になっています。また、例年比でみた場合は、例年並みかそれ以下という地域も多くなります。けれども、上回る地域もあるので油断ができません。
一方、2018年の花粉は少ない、という予想もあります。ウェザーニュースという民間総合気象情報サービス企業。こちらは日本気象協会に並んでその予想が注目される団体です。この団体では、2018年、多くの地域で昨シーズンより花粉の飛散量が少ないと予想しています。どうしてこんな差が出るのか?簡単に言うと、ウェザーニュースが重視したのは2017年8月(東日本などで記録的な日照不足の続く、暑くない夏だった)、日本気象協会が重視したのは2017年7月(全国的に気温が高く、暑い夏だった)という違いによります。この夏は猛暑だったか、冷夏だったか…注目する時期の違いで、予想に差が出てしまったのですね。
【朗報】来春の花粉飛散量は平年の65%予想 - ウェザーニュース

2018年シーズンの全国花粉飛散傾向を発表します!事前対策にお役立てください。
ウェザーニュースの2018年花粉飛散予報では、平年の65%、と少なめの予想となっています。これが当たってくれると嬉しいですね。
特に、昨シーズンと比べると、飛散量が増えている地域が多いことがわかります。昨シーズン花粉症に悩んだ方は、一層、注意が必要です。