どうして赤ちゃんも歯ぎしりをするの?
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大人の歯ぎしりっていったらギリギリとした嫌な音で、聞いている周りは不快な気分になりますよね。実はそんな歯ぎしりって大人だけの問題ではなく、赤ちゃんも歯ぎしりをするんです。小さな歯をすり合わせてギリギリギリギリと気が済むまで音を鳴らす姿は…ママとしては大変心配ですよね。私の娘も上の前歯が生えてきたくらいからギリギリギリギリとした音を出し始めたので「まさか歯ぎしり?!」と慌てました。確かに赤ちゃんなりにストレスを感じることはあるだろうけど、見ている感じはストレスで歯ぎしりをしているわけではない…。ではどうして赤ちゃんは歯ぎしりをするのでしょうか?
口の中の違和感に対して対処しようとしている
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歯の生える時期って口の中が痒くて痒くてたまらない!というのが赤ちゃんが感じていることですが、その口の中の違和感に対して、歯ぎしりをすることで対処しようとしているそうです。赤ちゃんなりに自分で対処しようとしてくれているのは嬉しいことですが、何も歯ぎしりしなくても…と思うのが親心。歯固めを渡して気を紛らわせることもできますが、中には歯固めが嫌いな赤ちゃんもいます。少しの歯ぎしりなら問題ないといわれているので、「対処しているのか…」と見守ってあげましょう。
歯の位置を確かめている
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赤ちゃんが歯ぎしりをしてしまうのは歯の位置を確かめているからだともいわれています。歯の位置を歯ぎしりによって確かめることで、しっかりとものを噛もうと無意識に歯ぎしりをするそうです。赤ちゃんの顎や歯はまだまだ不安定なので、歯ぎしりをすることで練習しているんですね。また歯ぎしりは顎の発達にも役立っているので、無理矢理歯ぎしりを止めさせるよりかは、少し様子を見て気を紛らわせてあげた方が良いといわれています。
赤ちゃんの歯ぎしりは珍しくない
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周りの子は歯ぎしりしている感じはないのに、うちの子だけ…と多くのママが悩むでしょう。しかし赤ちゃんの歯ぎしりって実は珍しくないことなんです。特に歯が生える時期には口の中の違和感が増えるので、歯ぎしりもそれにならって増えてしまいます。ただ成長している証といって放置しておくと、歯並びが悪くなったり出血する恐れがあるので、適度に様子を見て気を紛らわせてあげることは必要になります。そのため歯ぎしりしているのはおかしいと心配しなくても良いんですよ。ごく当たり前のことなんです。
赤ちゃんはいつからいつまで歯ぎしりをする?
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歯ぎしりが当たり前っていっても、いつからいつまで続くのだろうと多くのママが思うでしょう。それだけ歯が生えたばかりの赤ちゃんが歯ぎしりをすれば歯並びは悪くなるだろうし、口の中をケガするのではと心配になりますよね。主に赤ちゃんが歯ぎしりを始めるのは歯が生える時期(6ヶ月くらい)から乳歯が生えそろう6歳ごろまでといわれています。こんなに長い…!とママとしては果てがないように思えますよね。しかしこれも赤ちゃんの成長の証と思って上手く乗り越えなければいけません。また今は歯ぎしりをしている赤ちゃんでも、大きくなるにつれ物事も分かるようになり、歯ぎしりをしなくなる子もいます。
乳歯の時期に起こる歯ぎしりは歯の位置を確かめたり、顎のトレーニングをしているだけなので急いで歯科医院に駆け込むようなことはありません。しかしこれが永久歯となると話は別です。時に乳歯から永久歯に代わるときに歯ぎしりが再発する子がいますが、これは主な原因がストレスに起因するといわれているので、子供の話を良く聞きながら、心配なら歯科医院に相談するようにしましょう。歯は一生使うものです。大人になって治療が必要にならないように、見守りつつも変化にはいち早く気づけるようにしましょう。
乳歯の時期に起こる歯ぎしりは歯の位置を確かめたり、顎のトレーニングをしているだけなので急いで歯科医院に駆け込むようなことはありません。しかしこれが永久歯となると話は別です。時に乳歯から永久歯に代わるときに歯ぎしりが再発する子がいますが、これは主な原因がストレスに起因するといわれているので、子供の話を良く聞きながら、心配なら歯科医院に相談するようにしましょう。歯は一生使うものです。大人になって治療が必要にならないように、見守りつつも変化にはいち早く気づけるようにしましょう。