この秋早くもインフルエンザが子供の間で流行している!
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まだまだ日中は暑さが残る9月。インフルエンザの予防接種の予約すらまだ開始していない病院がほとんどなのに、すでにインフルエンザが原因で学級閉鎖してしまったというニュースが、全国各地から届いています。以下に、主な事例をまとめてみましたのでご覧ください。
・栃木県矢板市 乙畑小(学年閉鎖)
・茨城県水戸市 上中妻小(学年閉鎖)
・東京都江戸川区 舟堀第二小(学級閉鎖)
・福岡県福岡市 梅林中学校(学級閉鎖)
・高知県高岡郡佐川町 乳幼児施設にて集団感染
・山形県上山市 保育園にて集団感染
子供の場合、学校や幼稚園、保育園など集団生活をしていることが多いので、どうしても上記のように感染が拡大し、集団感染してしまうことが多いようです。特に、免疫力がまだ低い1歳~9歳くらいまでの子供が感染率が高いと言われています。
・栃木県矢板市 乙畑小(学年閉鎖)
・茨城県水戸市 上中妻小(学年閉鎖)
・東京都江戸川区 舟堀第二小(学級閉鎖)
・福岡県福岡市 梅林中学校(学級閉鎖)
・高知県高岡郡佐川町 乳幼児施設にて集団感染
・山形県上山市 保育園にて集団感染
子供の場合、学校や幼稚園、保育園など集団生活をしていることが多いので、どうしても上記のように感染が拡大し、集団感染してしまうことが多いようです。特に、免疫力がまだ低い1歳~9歳くらいまでの子供が感染率が高いと言われています。
今年のインフルエンザの流行はA型!
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インフルエンザのウイルスには、いくつか型があり、その型によっても症状が異なり、流行する時期も異なります。
現在インフルエンザで学級閉鎖や学年閉鎖などが行われている患者の症状の割合から推測すると、今年はA型が流行しているようです。急な発熱が大きな特徴とも言えますので、もし万が一、お子さんが急に40度近くの高熱を出したら、インフルエンザを疑って病院で検査をしてもらうことが大切ですね。
現在インフルエンザで学級閉鎖や学年閉鎖などが行われている患者の症状の割合から推測すると、今年はA型が流行しているようです。急な発熱が大きな特徴とも言えますので、もし万が一、お子さんが急に40度近くの高熱を出したら、インフルエンザを疑って病院で検査をしてもらうことが大切ですね。
◆タイプ別インフルエンザウイルスの症状
インフルエンザには、主にA型、B型、C型の3種類があります。以下にそれぞれの症状についてまとめてみましたので、参考にしてください。
【インフルエンザA型】もっとも症状が激しく出るタイプ
・38度以上の急な高熱
・酷い関節痛、筋肉痛
・肺炎を含む深刻な呼吸系の合併症のおそれ
・つばを飲むのもつらいほどの喉の痛み
・脳炎などの合併症のおそれ
【インフルエンザB型】近年A型同様流行しやすいタイプ
・下痢や嘔吐、腹痛が主な症状
【インフルエンザC型】かかっても軽症で済むタイプ
・4歳以下の子供がかかりやすい
・鼻水が主な症状で軽い風邪と思われがち
【インフルエンザA型】もっとも症状が激しく出るタイプ
・38度以上の急な高熱
・酷い関節痛、筋肉痛
・肺炎を含む深刻な呼吸系の合併症のおそれ
・つばを飲むのもつらいほどの喉の痛み
・脳炎などの合併症のおそれ
【インフルエンザB型】近年A型同様流行しやすいタイプ
・下痢や嘔吐、腹痛が主な症状
【インフルエンザC型】かかっても軽症で済むタイプ
・4歳以下の子供がかかりやすい
・鼻水が主な症状で軽い風邪と思われがち
今年は何故こんなにも流行が早いのか?
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例年、インフルエンザは12月から感染が始まり、ピークを迎えるのは1月~2月ごろ。寒い冬に流行るというイメージが強いので、暖かい気候の時期はインフルエンザは流行らないと思われがちですが、実はこれは大きな間違いなんだそうです。
というのも、実は最近では「春のインフルエンザ」が流行しているんです。また、春だけでなく過去には夏にもインフルエンザが大流行した例もありました。夏のインフルエンザと言うと、10年以上前から沖縄ではよく起きている現象だそうで、台湾や東南アジアなど亜熱帯地域でも年間通してインフルエンザの発生がみられているそうです。
つまり、私たちがイメージする「インフルエンザ=冬」という考え方は全く通用しないというわけなんですね。では、どうしてこのように季節を問わずインフルエンザが流行るようになってしまったのでしょうか?
というのも、実は最近では「春のインフルエンザ」が流行しているんです。また、春だけでなく過去には夏にもインフルエンザが大流行した例もありました。夏のインフルエンザと言うと、10年以上前から沖縄ではよく起きている現象だそうで、台湾や東南アジアなど亜熱帯地域でも年間通してインフルエンザの発生がみられているそうです。
つまり、私たちがイメージする「インフルエンザ=冬」という考え方は全く通用しないというわけなんですね。では、どうしてこのように季節を問わずインフルエンザが流行るようになってしまったのでしょうか?
◆日本の気候が亜熱帯型に近づいている
今年の酷暑をとってもそうですが、年々、日本の夏の平均気温は上昇しており、まるで亜熱帯地域のような気候になっていますよね。ジメジメとした湿度の高さやゲリラ豪雨など、これまでの日本の気候とは異なってきているように感じられます。
また、春夏秋冬と言った季節の温度変化も少なく、明確な四季の訪れを感じにくくなってきていますよね。特に今年は、3月中旬頃からグッと気温が上昇し、4月の入学シーズンを待たずに桜が満開になってしまったこともありました。
このように日本の気候が亜熱帯型に近づいている影響から流行るインフルエンザのことを「亜熱帯型インフルエンザ」と呼び、特に沖縄を中心に亜熱帯型インフルエンザが発生していると言われています。
また、春夏秋冬と言った季節の温度変化も少なく、明確な四季の訪れを感じにくくなってきていますよね。特に今年は、3月中旬頃からグッと気温が上昇し、4月の入学シーズンを待たずに桜が満開になってしまったこともありました。
このように日本の気候が亜熱帯型に近づいている影響から流行るインフルエンザのことを「亜熱帯型インフルエンザ」と呼び、特に沖縄を中心に亜熱帯型インフルエンザが発生していると言われています。
◆海外旅行者の増加
東南アジア諸国などの亜熱帯地域への海外旅行者が増加している影響により、知らず知らずのうちにウイルスが日本に持ち込まれ、日本の季節問わず流行してしまうケースがあると言われています。