子どもの「だるい…」は病気!?SOSを見逃さないで!【起立性調節障害】の症状や治療法を解説

いつも元気に遊びまわっているイメージの子ども。そんな子どもが、「だるい…」と言ってきたらどう思いますか?朝起きられない、無気力状態…まずは心配になりますよね。でもそれが続くと、甘えているだけなんじゃないか、怠けているだけなんじゃないか、と思ってしまいがち。でも、それって子どもからの病気のサインかもしれませんよ!

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2017/04/27 公開 | 621 view

子どもの「だるい…」は病気!?SOSを見逃さないで!【起立性調節障害】の症状や治療法を解説

子どもの「だるい…」は病気なの?!

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誰にだって、「今日はしんどいな」「本調子じゃないな」ってときありますよね。小さな子どもにだってもちろんあります。元気に遊びまわった後、「疲れて眠くなっちゃった」「今日は甘えたいな」なんてこともたくさんありますので、全ての「だるい…」という言葉が病気!というわけではありません。

しかし、何もしていないのに朝からだるそう、毎日無気力状態が続く…という状態であれば要注意!その子どもの症状、もしかしたら病気につながるサインかもしれませんよ!

考えられる病気【起立性調節障害】って何?

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子どもがだるそうにしているので考えられる病気としては、「起立性調節障害」という病気があります。自律神経のバランスの崩れにより引き起こされる病気とのこと。急激な血圧の低下や心拍数の上昇によって、体の不調が産まれるようです。

この病気は特に10歳以降の思春期の子どもに病気との事。小学生から高校生くらいの子に多いようです。起立性調節障害が続くと、不登校、引きこもりへとつながる子どももいるとのこと。早めにこの病気のサインに気付いてあげることが大切です。

◆症状によって4つのタイプに分かれる

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この起立性調整障害の中にも、4つの種類があり、少しずつ症状の現れるタイミングや症状が違うとのこと。お子さんのだるいという症状は、どのタイプでしょうか。

・【起立直後性低血圧】
名前そのままに、起立した直後に血圧が大きく低下する状態を指します。回復するまでに時間がかかり、ふらつき、だるさが見られるようです。

・【体位性頻脈症候群】
立ち上がった後しばらくしてから、急激な心拍数の上昇がみられるタイプ。ふらつき、体のだるさが症状としてあります。

・【神経調節性失神】
起立直後ではないのですが、しばらくすると急に血圧が低下し、失神するタイプ。朝礼などで倒れる子どもはこのタイプが多いとの事。

・【遷延性起立性低血圧(せんえんせいきりつせいていけつあつ)】
起立した直後の血圧と心拍は正常ですが、3分~10分経ってから急激に血圧が下がり、動機や気分不良を起こすタイプです。比較的めずらしいタイプとの事。

起立直後性低血圧と体位性頻脈症候群は体がだるいという感覚が特にあるので、この2つのどちらかに当てはまる子どものが多いかもしれません。

【起立性調節障害】の原因や対処法は?

この病気の原因はどういうところにあるのでしょうか。なぜ10歳以降の子どもに多いのでしょうか。

◆考えられる原因

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普通は、横になって寝たりリラックスしていたりする時は「副交感神経」が活発に働き、目覚めて、立って動いている時には「交感神経」が活発になるもの。しかし、交感神経と副交感神経のバランスが崩れた時に、この病気になると考えられます。起立した時に交感神経がうまく働かず、血圧が急に下がってしまうことで起こるとの事。

思春期の子どもにそれが多いのは、子どもから大人の体へとなる成長過程にあることにより、バランスが崩れやすいのが原因のようです。

その他、生活リズムの乱れやストレスも原因の一つとして考えられることもあります。

◆具体的な診断基準となる症状

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