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母乳とミルク、どちらがいいの?理想と現実のギャップに悩むママを助ける!母乳相談室

母乳とミルク、どちらがいいの?理想と現実のギャップに悩むママを助ける!母乳相談室

2016年11月24日 公開

母乳をあげたいと思っているのになかなか出ずに悩んでいるママ、仕事のためにミルクに慣れて欲しいのにミルクを飲んでくれない赤ちゃんなど、授乳に関する悩みは尽きないもの。中には第一子は母乳だったのに第二子はミルクしか飲まなかったというケースもあります。赤ちゃんによってもママによっても授乳スタイルは変わるもの。周りの子と違うと悩まずに、あなたにぴったりの授乳スタイルを見つけましょう!

母乳育児の理想と現実

妊娠中のママの理想は…?「母乳で育てたい」

子供が生まれたら母乳で育てたいですか?

子供が生まれたら母乳で育てたいですか?

母乳は飲む点滴と言われているほど栄養価が高く、赤ちゃんとママのコミュニケーションにも役立つなど、その良さはどの育児書やサイトでも言われています。また、ユニ・チャームが行ったアンケートによると、母乳で育てたいと答えたプレママは9割を超えており、この事からも母乳が良いものだという知識がママたちにも浸透している事が分かります。母乳育児が浸透した背景にはWHOやユニセフによる母乳育児支援が浸透したこと、芸能人やタレントママがブログ内で自身の母乳育児について多く語るようになったことなどの影響があると思われます。しかしこれにより母乳の存在が過度に神格化され、「完全母乳で育てるのが当たり前」という母乳神話が生まれてしまったのも事実です。

出産後のママが直面する悩みは…?

では実際に、ママたちが授乳で困っている事について見てみましょう。あなたと同じ悩みを持つママがきっといるバズです。

理想とのギャップに困惑…。母乳神話がママたちを困らせる!!

理想通りにはいかない事も多いです!

理想通りにはいかない事も多いです!

実際に子供が生まれ、おっぱいをあげてみると様々な問題に直面するママは多くいます。

・母乳が出ない、母乳の量が足りない気がする
・母乳が出過ぎて困っている
・母乳育児がつらい、授乳がうまくできない、赤ちゃんが飲んでくれない
・乳房・乳首が痛い、乳首が切れてしまった、乳房にしこりがある
・乳腺がつまった、乳腺炎になったかもしれない(急な高熱、寒気など)
・赤ちゃんの体重が増えなくて心配
・ミルクと混合にしたいが母乳との割合をどうしたらよいかわからない

など、悩みは様々。ママも初めての事ばかりなので、育児書のお手本通りに上手くいかず焦ってしまう事があるかもしれません。でも大丈夫。ママも赤ちゃんも性格や癖が違う様に、体格や体質にも個人差があるのは当たり前です。上の画像を見ても分かる様に、先輩ママたちは妊娠中に立てていた母乳育児計画を出産後は赤ちゃんに合わせて上手に切り替えています。何よりも大切なのは、赤ちゃんに充分な栄養を取らせてあげる事。完全母乳と躍起にならずに、母乳とミルクそれぞれの良さを知っておき、使い分けるのが今流です。

母乳育児の人が増えているというニュースも…

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最近のこんなニュースに焦った方も多いかもしれません。でも、“母乳で育児、5割超す”という言葉だけに惑わされないで!!よくよくグラフを見てください。2015年の生後1ヶ月と生後3ヶ月を比べてみると、母乳で育児をする人はどちらも5割を超えていますが、粉ミルクだけをあげている人も増えています。これは育児に慣れて母乳が出る様になって母乳に切り替えるママもいれば、粉ミルクに慣れさせて仕事復帰を目指すワーキングママもいるからです。ライフスタイルが違えば、母乳に対する考えも人それぞれ。自分にあった授乳法を見つけましょう。

母乳とミルク♡それぞれの良さを知っておこう!

母乳でもミルクでも混合でも…、そのやり方は千差万別!何を選択するかは赤ちゃんとママ次第です。それぞれのメリットを頭に入れながら、場合によって使い分けましょう。愛する赤ちゃんとの食事タイムは貴重な時間です。余計なストレスは減らして楽しんで出来ると良いですね♪
Free photo: Breastfeeding, Mother - Free Image on Pixabay - 1570695 (5839)

母乳のメリット

・コストが掛からない
・出先でも哺乳瓶などの荷物が要らない
・栄養価が高い
・赤ちゃんの免疫力がつく
・母乳をあげるときのホルモンがママの子宮回復に役立つ
・消化吸収が早い

ミルクのメリット

・あげる量が一目瞭然
・母乳に捕われるストレスがない
・どこでも誰でも授乳出来る(パパにも任せられる)
・母乳よりも消化に時間がかかる為、腹持ちが良い
・ママは薬が飲める/好きなものが食べられる
・栄養のバランスを考えて作られているので偏りがない

SOS!悩んだ時にするべきことは??

母乳外来を活用しよう♪

ネットでの情報収集は簡単ですが、専門のお医者さんに状況を見てもらって話を聞くのが1番手っ取り早い解決法です。いざという時に頼れる病院をあらかじめチェックしておくと安心ですね。
乳房・乳首のトラブルをできるだけ予防し、授乳の疑問や心配をできる限り解消するために、乳房ケアの専門外来(母乳外来)を開設している病院が増えています。
主に出産した病院で受診できますが、出産した病院に母乳外来がなくても、他の母乳外来がある病院でも受診可能です。

おっぱいマッサージをしてみよう♪

母乳をあげたいママも美乳を保ちたいママも気になる産後のバストケア。ケアの目的だけでなく、気持ちのリラックスも意識して行ってみましょう。

痛くない♡やさしい母乳マッサージ

1分で見られます!忙しいママはこちらをチェック♡

まとめ

先輩ママも皆悩んできた授乳のこと。一人で悩まず周りに頼ることも大切です。情報が溢れるネット社会だからこそ、いろんな側面から情報を得て、あなたにぴったりの方法を見つけましょう。育児は十人十色。「絶対にコレが良い!」なんてことは一つもないんです。
頑張るママが悩みから解放されて、ストレスフリーな育児ができます様に…♡