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ファミサポはワーママの強い味方!!保育園の一時預かりと上手く使い分けよう♪

ファミサポはワーママの強い味方!!保育園の一時預かりと上手く使い分けよう♪

2017年7月11日 公開

ファミサポをご存知ですか?ファミサポは「地域のみんなで子育ての援助を」という考えのもと各自治体で行われている公的サービスです。すでに利用している方もいるかもしれませんが、まだ利用していない方のためにファミサポについて調べました!ファミサポには依頼会員と援助会員があります。援助会員の方が年配の方だと育児法の違いがあったりとトラブルもあるようですが、デメリットを理解して、上手に活用していきましょう♪気になる料金や登録の仕方についてもご紹介しているので、ワーママだけではなく、忙しいママもぜひ利用してみてくださいね。

ファミサポって何?

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皆さんはファミサポを知っていますか?
私はまだ利用していませんが、ずっと気になっていたのでファミサポについて調べてみました!

ファミサポとはファミリーサポートのことです。
この事業は厚生省が、「働く人が仕事と育児や介護を両立できるように」と始めたようです。
今では小さな子どもを持つすべての過程が対象になっています。

ファミサポは、各自治体が行っている事業ですが、女性労働協会がネットワークの拠点となっているようです。

ファミサポの仕組みは?

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ファミサポですが、依頼会員と提供会員が所属しています。
依頼会員とは、サービスを受けたい人たちのことです。
提供会員とは、サービスをする人たちのことです。(援助会員ともいう)

依頼会員は、事前に登録が必要ですが登録しておけば必要な時に援助を受けることが可能です。
各自治体のファミサポセンターに援助申請を行うことで、育児などの援助を受けることができます。
援助会員も事前に講習などを受け登録をする必要があります。
ファミサポセンターに援助依頼があった場合、援助を行います。

ファミサポの特徴としては、援助会員と依頼会員の両方に登録が可能あるということです。
だから、ある時は依頼会員として依頼し、ある時は援助会員として援助を行うことができるのです。

ファミサポのメリット・デメリットとは?

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ファミサポを利用するにあたってメリットやデメリットを知りたいですよね。
今回は口コミなどを元にメリット、デメリットをまとめてみました!

【メリット】

ファミサポで受けることができる援助は、
・保育園や習い事などの送迎
・保育園の開始や終了の前後での預かり
・学校の放課後や学童の終了後に子どもを預かる
・冠婚葬祭など子どもを連れていけない場に行くときに預ける
・親の急な用事ができた場合に預ける
・ちょっとした買い物などで預ける
・病後で保育園に行けないときに預ける(自治体による)
以上がファミサポで受けることができるサポートです。

保育園などの一時的保育や預かり保育を受けることが出来なかったり、残業でお迎えに間に合わない時にはとても助かりますよね。

病後保育については、行っている自治体がまだ限られているようなので、お住まいのファミサポにお問い合わせください。

公的なサービスになるので料金がベビーシッターなどに比べると安いのも魅力的ではないでしょうか。
また、育児を終えた方や保育士など有資格者の人材活用が期待できると思います。

デメリット

とても便利に思えるファミサポですが、デメリットももちろんあります。
例えば、全ての要望に応えてもらえないということです。
地域のボランティアという位置づけのファミサポでは、援助できないものもあります。
例えば、宿泊や入浴、アレルギーなどの対応です。

自治体によっても差があるようですが、アレルギーなどの恐れがあることから食事面は援助を行えないようです。
また、援助会員の能力の差もあります。

援助会員の中には、保育士や幼稚園教諭などの有資格者がいる反面、そうでない会員ももちろんいます。
「地域で子育てのお手伝いを」という考えでファミサポは行われているので、子育てが終わった年配の方などもいます。
もちろん講習を受けているようですが、個人の差があるようです。

しかし、地域の方と親密になることができるのもファミサポの魅力だと、私は思います。

実際にあった!?ファミサポのトラブル

約4年前の大阪府八尾市の事故を覚えている方もいるのではないでしょうか?

この事故は、5ヶ月の女の子の赤ちゃんを預かった援助会員が、うつぶせ寝にさせたことによって、赤ちゃんが死亡してしまった悲しい事故です。

私の母(50代)もうつぶせ寝は頭の形が良くなると言われていた時代に、私や私の兄弟の育児を子なっていました。

今では、うつぶせ寝は「乳児突然死症候群(SIDS)」の恐れがあるので、推奨はされていませんが時代によって育児法にも違いがあります。

このような育児法の違いによって起こるトラブルは多いようです。
講習などで十分に知識を得ることができればよいですが、そうでない自治体も多いようです。

援助をお願いするときは、援助会員と打ち合わせをする機会があるので、事前に知識のすり合わせを行うことが大切だと思います。

ファミサポより保育園の一時預かり!

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ファミサポの料金は自治体によって若干異なるようです。
都市部では、午前7時~午後6時は、1時間800円で、それ以外の時間帯は1時間1000円というところが多いようです。

ファミサポは金額の上限がないので、長時間預ける場合は保育園などの一時預かり保育の方が安い場合があります。

しかし、時間が通常の保育園とは異なり預かり時間が短かったり、使用できる月の上限が決まっていたりと何かと制限もあります。

私のママ友で、預かり保育を利用しながら働いているママ(待機児童)がいましたが、月の利用制限などで苦労していました。

しかし、保育園は保育士の方がしっかりと面倒を見てくれるので、利用できる時間内に用事を済ませることができるのなら、一時預かりが安心かもしれません。

ファミサポの活用例

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ファミサポですが、近くに親や親戚が住んでいたら利用することは少ないかもしれませんが、転勤族の方は、離れていることが多いですよね。
また、最近は核家族化も進んでいるので、近くに頼れる方がいない!というママもいると思います。

そんなときに頼りになるのが、ファミサポです。
そのファミサポの活用例をご紹介します!

保育園や幼稚園から自宅までの送迎

ママだって人間です。
体調を崩してしまうことがあるでしょう。

保育園や幼稚園の送迎をパパができればいいですが、できない場合困りますよね。
そんなときはファミサポを活用しましょう。

自宅から保育園や幼稚園の送迎を行ってくれます。
料金も30分以内なら1時間の料金の半分という自治体が多いので、無理して送迎するよりは楽かもしれません。

残業でお迎えが間に合わない!お迎えとその後の預かり

ワーママは、お迎えの時間に間に合うように仕事を調節していると思います。
しかし残業をしてしまうこともあるかと…

保育園の預かりぎりぎりまでに仕事が片付けばよいですが、間に合わないときはファミサポを活用しましょう!

お迎えとその後も預かってもらえれば、残業後慌てて迎えに行くということがなくなると思いますし、心的なストレスからも解放されるのではないでしょうか。

ママだって少しは一人になりたい!

子どもはかわいいけれど、ママだってひとりで好きなことしたいときがありますよね。
そんな時は保育園などの一時預かりやファミサポを利用しましょう!

美容院に行くなどママのリフレッシュタイムは必要だと思います。
保育園の預かりには条件や制限があるので、利用したいところを下調べしておくことも大切。

ファミサポを利用するためには?

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ファミサポを利用するためには事前の登録が必要です。

ここでは名古屋市の登録方法を例にご紹介します。

【依頼会員】
資格:名古屋市に在住、在勤、在学の方で、生後57日から小学校6年生までの子どもをお持ちの方。
登録方法:担当支部へ連絡後、説明を受けて登録。
用意する書類:入会申込書(写真添付)、入会登録料
書類は、支部で説明を受けるときに持参します。
また申し込みは随時受け付けています。

【提供会員】
資格:名古屋市在住で、20歳以上の方。
登録方法:講習会を受講後、各支部にて登録。

依頼会員の登録は随時というところが多いとは思いますが、自治体によっては、説明会の日が決まっているところもあります。
事前にHPなど確認してくださいね。
また、支援センターや子どもの定期健診のときにファミサポの方がいらっしゃるときがあります。
そのときに、登録方法など詳しいお話が聞けると思います。

ファミサポはワーママの強い味方!!

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いかがでしたか?
私自身、今は育休中で活用する機会がほとんどないですが仕事に復帰後は御世話になると思います。

近くに頼れる方がいないママやフルタイムで働くワーママには強い味方だと思います。

ファミサポはデメリットもありますが、なるべくデメリットを解消しながら上手に活用したいですね。