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5歳児のしつけのポイント8つ!小学校入学前に身につけておきたい社会性と生活習慣のマナー

5歳児のしつけのポイント8つ!小学校入学前に身につけておきたい社会性と生活習慣のマナー

2019年1月7日 公開

イヤイヤ期がやっと落ち着いたと思ったら、またやってくる「反抗期」。5歳児ともなると、力も強くなり、自己主張もはっきりとしてくるので、周りとのトラブルも多くなります。自分の思い通りにならず、時にはそのイライラから周囲に当たり散らしてしまうことも。 そんな大事な時期でもある5歳児へのしつけのポイントについて詳しくご紹介します。これを機に、社会性や生活習慣をしっかりと身につけることが肝心です。小学校に入ったら、これまでのようにいつもママの傍にいるわけではありませんから、最低限のことは教えておきたいですね。 5歳の反抗期は、立派に成長している証です。これまで以上にしっかりと向き合っていきましょう。

5歳児ってこんな時期!

Children Sisters Cute · Free photo on Pixabay (137118)

5歳児ともなると、体つきも言葉遣いもこれまでよりグッと成長し、頼もしくなる時期。自分の意見や意志をしっかりと持ち、自分なりに表現できるようになる時期でもあります。
まずは、一般的な5歳児の成長目安について見ていきましょう。

◆身長・体重の平均

まずは、男女別の身長や体重の平均についてご紹介します。これはあくまでも目安ですので、これより大きい・小さいはあまり気にしないようにしてくださいね。

【男の子の身長・体重の平均】
身長 106.7~112.7cm
体重 17.7~20.1kg

【女の子の身長・体重の平均】
身長 106.2~112.2cm
体重 17.4~19.3kg

◆運動能力の目安

5歳になると、上記のとおり、体つきがしっかりとしてきて、運動能力もより活発になってきます。5歳児の運動能力の目安は以下の通りです。

・体のバランスをとるのがうまくなる(片足ケンケンなどが上手)
・スキップも上手になる
・鉄棒やうんていにぶら下がるのが上手になる
・練習すれば自転車に乗るのも上手になる


これまでよりもアクティブに行動することが出来るようになるため、けがに気を付けたい時期でもありますね。

◆言葉の発達の目安

自分の言いたいことがきちんと表現できるようになる時期。比較的、はっきりと発音することが出来ますので、赤ちゃん言葉もなくなり、聞き取りにくい言葉もなくなるでしょう。

また、数字やひらがな、カタカナなど文字への興味が広がって来る時期です。
読み・書きを教えるのには絶好のチャンスでもありますので、本人が覚えたがっていたら、ゆっくり教えていきましょう。

記憶力もUPしていますので、繰り返し練習することで覚えていきます。自分の名前を読めるようになったり、書けるようになる子もいます。短い簡単な絵本なら、読めてしまう子もいるようです。

◆心の発達の目安

5歳ともなると、集団生活にもだいぶ慣れ、社会性や協調性が身に付く時期です。友達への思いやりの心も生まれる時期でもありますので、色々な年齢の子供と遊ばせると、より心の成長に良い影響があるでしょう。

ただし、自分の意志がはっきりとしてきて、自分のやりたいことが明確になってきた分、周りとのトラブルも増えてきます。お友達だけでなく、ママの言うことをきかず、反抗的な態度に出ることも多くなる時期です。これまでのイヤイヤ期とはまた違った対処法が必要となってきますので、親子でコミュニケーションをしっかりとり、上手に乗り越えていきましょう。

ポイント①自分のことは自分でやらせる!

Abacus Calculus Classroom · Free photo on Pixabay (137119)

5歳児は、ママの言葉の理解力もあり、手先も器用になっていますので、なるべく「自分のことは自分で」やらせるようにしましょう。

おもちゃや絵本のお片付け、着替え幼稚園・保育園で使う用具などの管理もしっかりやらせます。こうすることで、自立心も生まれ、本人も「任されている」という認識から頑張ってやってくれるはずです。特にこの時期は、なんでも自分でやりたがるので、それを「しつけのチャンス」だと思って大いに活用しましょう!

うまく片付けが出来ない場合は、最初だけ一緒にやってあげます。この箱にはクレヨン、この棚にはぬいぐるみなど、それぞれのおもちゃのお部屋を用意してあげ、分かりやすく色分けしたり、イラストを描いた紙を貼っておくことで、片付けやすくなるはずです。

お着替えも、なるべく手伝わずにやらせてみましょう。前と後ろが逆だったり、靴下の右と左が逆でもOKです。失敗したら優しく教えてあげましょう。肌着など、前後にマークが付いていないものは、前にワッペンやリボンを付けるなどして、前後分かりやすくしてあげるのもおすすめです♡

◆身の回りのことを自分でやらせる!便利家具

子供がお片づけしやすい設計がされているキッズ家具がおすすめ♡
これならおもちゃや洋服のお片づけも率先してやってくれるかもしれませんね!

お片付け上手な絵本本棚|通販のベルメゾンネット

10900~17800
「片づけられる子どもに育つ」収納を保育園の先生と一緒に考えました

明日の服がわかりやすいハンガーラック|通販のベルメゾンネット

9900~13900
着ていく服を準備しておけるから、朝の支度もスムーズに

ポイント②挨拶習慣はママがお手本になって教える

Peonies Flowers Background · Free photo on Pixabay (137120)

これから成長していくうえで、とても大切なことである「挨拶」も、この時期に習慣づけましょう。
近所の人や幼稚園・保育園の先生やお友達のお母さんなど、元気よく挨拶出来ると気持ちがいいですよね。

どうしても恥ずかしがり屋さん・人見知りの子は、なかなか自分から挨拶出来ないものですよね。そんな時は、まずはママがお手本になってあげましょう!
ママがしっかりと挨拶をしている姿を見れば、「挨拶をすることは良いことなんだ」という認識が子供に生まれます。
外出先だけでなく、家庭内でも家族間で挨拶の習慣をつければ、自然と言葉に出てくるものです。

恥ずかしがり屋さんや人見知りの子は、少しずつでもいいので、挨拶が出来るよう、ママが優しく促してあげるのもいいですね。最初は会釈からでもOKです。少しでも出来たら褒めてあげ、自信をつけてあげましょう。

ポイント③毎日の生活リズムを身につけさせる

Hourglass Clock Sand · Free photo on Pixabay (137121)

5歳になると、多くの子供が幼稚園・保育園に通っているはずです。これまでお家でずっとママと過ごしてきたのとは違い、時間を守って行動することが必要になってきますよね。
しかし、まだ大人のように時間の感覚がありませんから、今のうちからしっかりとした生活リズムを身につけさせることが肝心です。

起床の時間、就寝の時間はもちろんですが、朝起きて顔を洗って歯を磨いて…などと言った毎日のルーティンワークを自分でやらせるようにします。ママが言わなくても自分で出来るようになれば、小学校に入ってからも役に立ちますね。

「早くしなさい」「次はお着替えやってね」などと厳しく言わなくても、朝の準備がグッと楽になるはずです♡
早寝早起きの習慣も、今のうちから身につけておけば、小学校に入ってからも寝坊せずに済むはずです。

◆生活習慣を身につけさせるサポートグッズ

まだ時間の管理や時計を読むことが出来ない5歳児には、目で見て分かりやすく、毎日の習慣を教えることが大切です。

以下におすすめのサポートグッズをご紹介します。他にもこれらのグッズを参考に、100円ショップで売られているホワイトボードを活用して手作りすることも可能です。是非試してみてください!

ポイント④食事のマナーをしっかり教える

Breakfast Food Eating · Free photo on Pixabay (137123)

食事のマナーも、きちんと教えてあげなければ、大きくなった時に恥ずかしい思いをしますよね。
お箸の正しい持ち方や使い方はもちろんですが、口の中に食べ物が入ったままお喋りしない・足をぶらぶらさせない好き嫌いをせずに食べるなど、基本的なことからスタートしましょう。

「何でダメなの?」と言った理由を明確に説明すると、より理解しやすいと思いますよ♡

また、食事中に歩き回ったり、お喋りばかりして進まない子には、時間を決めて食べさせるのも1つです。「長い針が〇の数字のところまで来たら、ごちそうさまをするから、しっかり集中して食べちゃおうね」と言った具合に、ダラダラ食べをさせないのもしつけのポイントです。

ポイント⑤お手伝いはどんどんさせる!

Cooks Confectioner Children'S · Free photo on Pixabay (137124)

5歳ならお手伝いはどんどんさせましょう!特に女の子は、ママの真似がしたい時期。
料理も、簡単で危なくないものなら積極的にお手伝いしてもらうと良いですね♡

洗濯物を畳んだり、お皿を拭いたり、ゆで卵の殻をむいたり、レタスをちぎったり、テーブルを拭いたり、お箸を出したりするなど、何でもOKです。
「さすが!お兄ちゃん、お姉ちゃんになったね」と沢山褒めてお手伝いをする習慣をつけましょう!

この時、失敗しても叱らずに、また頑張ろうねと優しく励ましてあげることが次に繋がります。

ポイント⑥交通ルールを教える

Bicycle Bike Parked · Free photo on Pixabay (137125)

5歳になると、自転車を乗りはじめる子も増えて来ますよね。好奇心も旺盛なので、外出先でも走り回ったりと動きが活発になってきます。

そこで気をつけたいのが交通事故。
外出する際は、必ず交通ルールを教え、ママやパパも子供の手本となるよう行動しましょう。

「白線の内側を歩くのよ」「道を渡るときは左右確認してからね」など、よーく言い聞かせながら歩きましょう。

ポイント⑦清潔習慣を身につけさせる

Bathroom Clean Faucet · Free photo on Pixabay (137126)

手洗い、うがい、洗顔や歯磨きなど、人として最低限の清潔さを保つための習慣を教えるのも大事なこと。

今のうちからしっかりと習慣づけておかないと、6歳になって「お泊まり保育」をする際に、本人が困ってしまいますよね。
また、遊びに夢中になるあまり、面倒くさがる場合もありますので、何故手洗いやうがいが必要なのか?何故歯磨きをしなければならないのか?など、理由も分かりやすく説明してあげると良いでしょう。もちろん、ママやパパがお手本になることも大切です。

ポイント⑧社会のルール・マナーを教える

Children Siblings Brother · Free photo on Pixabay (137127)

社会のルールやマナーを教えてあげることも、これからはとても大切です。
・公共の場で騒いではいけない
・レストランやスーパーなどで走り回ってはいけない
・お店の商品を触ってはいけない
・約束の時間は守る

など、大人にとってみればごく当たり前のことですが、子供には分からないことばかりですよね。

細かいことですが、小さいうちから社会のルールやマナーをきちんと理解させ、守らせることで良識のある大人に育っていきます。
まだ全てを理解出来なくても、今から教えておくことが肝心です。

ある程度大きくなってから突然注意されても、子供は戸惑ってしまいますよ!

暴力や口ごたえにはどう対処する?

Fist Strength Anger · Free photo on Pixabay (137129)

5歳になると、自己主張がさらに激しくなり、自分の思う通りにならないと、そのイライラを時には暴力や暴言を吐くことで発散しようとします。

ママやお友達を叩いてしまったり、「ママなんて大嫌い」なんて言葉を投げかけることもあるでしょう。

そんなときは、まず気持ちを落ち着かせるためにギュッと抱きしめてあげてください。ワガママではなく、これは「甘え」なんです。本心で「嫌い」なんて言っているわけではないことを理解しましょう。

ママもつい感情的になってしまいますが、なるべく受け止めてあげることが必要ですね。

お友達を叩いたり、激しくぶつかり合うことがあったら、まずは止めに入り、必ず何があったのかをしっかり聞いてあげましょう。
この時、頭ごなしに叱ることがないよう注意して下さいね!

まとめ

Adult Mothe Daughter · Free photo on Pixabay (137130)

いかがでしたか?
2〜3歳のイヤイヤ期とはまた違った反抗期が訪れる5歳。意外と苦戦してしまうママも多いと聞きます。

赤ちゃん期から脱して、お兄ちゃん・お姉ちゃんに成長している難しい時でもあるので、自分でやりたいのに出来ない歯痒さや、ストレスを抱えやすい頃でもありますね。

大きくなったとは言え、まだまだ5歳。でも今がこれからの成長においてとても大切な時期でもあります。上手にママやパパがサポートしながら、心と体の成長を促してあげましょう。

毎日一緒にいるママは、あれこれとぶつかり合うことも多くなりますが、ピンチはチャンスです!間違っていることを正してあげる良い機会と捉えて、しっかりとコミュニケーションを取るようにしてくださいね♡

今が辛くても1〜2年後には必ず楽に感じる時が来るはずですよ!