オーガニック日焼け止めで紫外線対策！選び方のポイントと親子で使える3アイテムを紹介！

2020年5月28日公開

気温が上がると気になってくるのは日焼け。自分だけでなく、子どもの日焼け対策もしっかりしたいですよね。でも、日焼け止めって数が多く、どれを選べばいいか迷いますよね。使うなら肌にいいものを選びたい、そんなママにおすすめなのはオーガニックの日焼け止め。「オーガニックコスメ」ってよく聞くけど、肌に優しいイメージだけでよくわからない…なんて人も多いはず。今回は日焼け止めの選び方やおすすすめの日焼け止めを3つ紹介します。

オーガニック日焼け止めの選び方のポイント

via www.photo-ac.com

ここ数年でよく聞くようになった「オーガニックコスメ」ですが、そもそも「オーガニック」とは何でしょうか？
それは、直訳すると、「有機栽培の」という意味です。ですので、「オーガニックコスメ」とは、有機栽培の農産物を原料にして作られた化粧品のことを指します。

肌に優しいイメージを持つ人もいると思いますが、本来はそういった意味ではありません。自然が持つ力はとてもパワフルで、それが肌に合わない人もいます。ですので、自分の肌に合ったものを選んでくださいね。

紫外線散乱剤の方が肌への負担が少ない

まず最初に気にしたいのは、「紫外線散乱剤」かどうかです。日焼け止めには「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類があります。それぞれどう違うのか、説明します。

・紫外線吸収剤
紫外線の熱を吸収してから蒸発させることで紫外線をカットする日焼け止め。白浮きせず伸びがいいのですが、肌への負担が大きいことがデメリットです。

・紫外線散乱剤
酸化チタンやアルミニウムなどの粉体で、物理的に紫外線を肌の上で跳ね返す日焼け止め。肌に優しいのですが、白浮きしやすく、汗や水に弱いことがデメリットです。

このように、日焼け止めにはそれぞれ作用の仕方が違います。もし肌のことを考えて選ぶなら、紫外線散乱剤を選びましょう。

簡単に落とせるもの

次に気にしたいのは、簡単に落とせるかという点です。クレンジングじゃないと落ちないものや、何度も洗わないと落ちないものは、それだけ肌に負担をかけてしまいます。

では、どんなものが簡単に落とせるものなのかというと、「石鹸で落ちる」や「お湯で落ちる」といったものです。肌のことを考えると、こういったものを選ぶのがおすすめです。

シーンに合わせる

最後のポイントは、使う場面で日焼け止めを選ぶことです。日焼け止めのパッケージにはほとんど書いてある「SPF」や「PA」ですが、これがなにを表しているか、ご存知ですか？以下で説明していきます。

・SPF

SPFとは、シミやそばかすの原因となる紫外線B波を防ぐ程度を表したものです。ここで書かれている数値は、紫外線が当たってから日焼けを起こすまでの時間を遅らせる時間のこと。
ですので、SPF45なら45倍遅らせる、ということです。ちなみに、紫外線が当たって日焼けになる時間は人それぞれちがうので、SPF45だから45時間遅らせる、というわけではありませんので注意してくださいね。

SPFの数値の選び方は

・通勤や買い物などの、1時間以内のお出かけ…SPF35程度

・1時間以上のレジャーやスポーツ…SPF50以上

を選んでください。

・PA

PAとは、シワやたるみの原因となる紫外線A波を防ぐ程度を表したものです。PA＋～＋＋＋＋まであり、＋が多いほど効果が高いことを示しています。「使い分けるのが面倒だから、一番数値の高いやつを使えばいいんじゃないの？」と思いますよね。でも、SPF値が高くなるほど肌へのダメージは大きくなります。ですので、シーンに合った使い分けが大切です。

では、次はおすすめのオーガニック日焼け止めを3つ紹介していきます。