妊娠初期のまさかの出血!「流産かも?!」と不安になる前に確認したいこととは

妊娠が分かったと思ったらまさかの出血…怖いですよね。妊娠初期は流産の多い時期でもあるので、出血しているのを見ると、驚くとともに、「もしかして流産してしまったのかも…」と思ってしまう人も多いでしょう。でも、妊娠初期の出血は全てが流産というわけではありません。今回は妊娠初期に考えられる出血の原因をご紹介します。また受診の目安などもご紹介しますので、不安になる前に原因を知っておき、焦らず冷静に対処してみてください。

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2019/11/11 公開 | 73 view

妊娠初期のまさかの出血!「流産かも?!」と不安になる前に確認したいこととは

妊娠初期の出血の原因は?実は珍しくない?!

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妊娠中に出血してしまうと、びっくりしてしまいますよね。でも、意外と出血を経験している人はいるようですよ。

少量の出血は珍しくない

妊娠初期の少量の出血は実は珍しくなく、30%の妊婦さんが経験したことがあると言われています。初期なので生理と勘違いしてしまう方も。そして、出血したからと言って即流産というわけではないようです。

妊娠初期の出血で考えられる原因とは

妊娠初期の出血の原因は、次のようなものが考えられます。

≪妊娠の過程で起こる出血≫
・着床出血

珍しくないのが着床出血です。全妊娠の8〜25%の割合で見られる症状で、赤ちゃんの細毛である繊毛が子宮内膜の血管を破り入っていくときに出血するのです。経産婦に多いと言われています。

≪安静が必要な出血≫
・絨毛膜化血腫
・切迫流産

また、絨毛膜化血腫も妊娠初期から中期に起こることがあります。子宮内に何らかが原因で血液が溜まり、それが外に出てることで出血が起こります。切迫流産は流産しかかっている状態ではありますが、流産ではありません。どちらも出血が見られたら、安静が必要です。

≪流産・異常妊娠によるものが原因の出血≫
・流産
・子宮外妊娠
・胞状奇胎

流産は全妊娠の15%に起こると言われ、けして珍しいものではありません。この場合は出血も多く、腹痛が伴います。子宮外妊娠や胞状奇胎などの異常妊娠でも出血することがあります。病院を受診して、処置をしてもらいます。

≪ハイリスク妊娠による出血≫
・前置胎盤
・子宮頸管無力症


胎盤が子宮口(全体か一部)を塞いだ状態を前置胎盤と言いますが、これは初期よりも中期以降によく出血が見られます。ハイリスク妊娠のひとつで、帝王切開での出産になります。

頸管無気力症は正産期に入るまで閉じているはずの子宮頸管が開いてくる症状。少量の性器出血などが見られることがあるようです。この場合は早産の可能性が高まるため、子宮頸部の縫合手術を行うことが多いようです。

≪妊娠関係なく起こる出血≫
・子宮腟部びらん
・子宮頸管ポリープ
・子宮頸がん


これらは妊娠期でなくても起こることのある不正出血です。

さまざまな原因がありますが、流産につながるものもありますし、継続できる原因のものもあります。しかし、なかなか自分では原因の特定は難しいです。

妊娠初期の出血はいつ多い?!

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着床出血の場合はそれより前である、生理予定日より1週間前(妊娠3週目)くらいから生理予定日(妊娠4週目)くらいに起こります。また、絨毛膜化出血の場合は妊娠4週目頃から妊娠10週頃まで見られるとのこと。

他の原因の場合は、時期はまちまちのことが多いようです。次にご紹介するその他の症状にも注目し、受診しましょう。

妊娠初期に出血したときに確認しておきたいこと

Checklist Check List - Free photo on Pixabay (167018)

妊娠初期に出血したときに、確認したいことをまとめました。慌てず、しっかりと出血の状態を確認しましょう。

出血の量

まず確認したいのが出血の量。ちょっとだけ下着につく程度でしょうか、それとも生理用のナプキンがないと下着から漏れてしまう程度の量でしょうか。

少量の出血なら、先述したように珍しくはありませんので、他の症状に注目してみましょう。

病院でも妊娠を確認された上で、出血の量が多い場合は病院へ連絡しましょう。病院へかかっていない時点での多量の出血の場合は生理かどうか判断がつきにくいですね。いつもの生理と違った様子が見られるなら、病院を受診します。
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