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生後9ヶ月の赤ちゃんってどんな感じ?成長や特徴、この頃におすすめの遊びをご紹介!

生後9ヶ月の赤ちゃんってどんな感じ?成長や特徴、この頃におすすめの遊びをご紹介!

2017年7月19日 公開

生後9ヶ月の赤ちゃんができることや身長・体重など成長過程の特徴をご紹介しています。だんだんと行動範囲も広がりできることが増えてきた赤ちゃんはよりママを困らせることがありますが、今だけの特権ということもあります。生後9ヶ月にもなると赤ちゃんによって個人差がよりわかるようになってきますが、私たちに個人差はつきものです。後ろ向きに考えず、今ある喜びを分かち合いましょう!

生後9ヶ月の赤ちゃんってどんなことができる?

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寝るだけだった赤ちゃんが寝がえりを打てるようになり、腰が座り一人でも座れるようにと日々目まぐるしく成長していく赤ちゃんはこれからさらに目が離せなくなります。生後9ヶ月の赤ちゃんはハイハイができるようになり、好奇心がさらに旺盛になるため色々なところへ自分で行こうとします。中には後追いが始まっている子もいるので、ママはさらに大変になるでしょう。離乳食も食べられるものが増えてきて、よりママやパパと同じような生活に近づいてきます。

成長には個人差がありますが、生後9ヶ月の赤ちゃんは概ね一人で座れる、ハイハイができるようになります。家の中にはたくさんケガをする恐れのある場所が潜んでいるので、ママやパパは赤かちゃんがケガをしないようにベビーゲートを設置する、赤ちゃんから目を離さないようにして大事に至らないように注意しましょう。

生後9ヶ月の赤ちゃんの身長と体重の目安は?

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生後9ヶ月にもなると赤ちゃんも生まれたときよりもサイズが大きくなっています。体重もより増えて、ママは抱っこをするのが大変と感じるようになります。

生後9ヶ月の赤ちゃんの身長と体重の目安ですが、男の子の場合は全体統計(※厚生労働省 乳幼児身体発育調査)で平均身長が67.4cm~76.2㎝、中央値が71.3㎝です。体重は7.16kg~10.37kg、中央値が8.70kgです。生まれたときが3000g前後とすると約4㎏~5㎏は体重が増えています。

女の子の場合は全体統計で身長が65.5cm~74.5㎝、中央値が70.4㎝です。体重は6.71kg~9.85kg、中央値が8.17kgです。女の子も男の子と同じように大体生まれたときに比べて4~5㎏の増量です。

これよりも増えていない、増えすぎている場合でも個人差があるため多少であれば問題ありません。心配な場合にはかかりつけの小児科に相談すると良いでしょう。まずは食事内容や運動量を見直して、食べ過ぎてはいないかや足りないのではないかなど、改善できるところが無いか探してみましょう。

生後9ヶ月の赤ちゃんの離乳食について

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生後9ヶ月になると離乳食は後期へと突入します。カミカミ期といわれる時期に入り、歯茎を使う練習が始まります。食べられるものも初期に比べると増えてくるため、ママはレシピに迷うこともあるでしょう。また離乳食が順調に進んでいる場合には朝・昼・晩の3回食が始まります。ママは朝から晩の離乳食でさらにストレスが溜まるかもしれませんが、赤ちゃんの成長のために必要なことなので、赤ちゃんといっしょに向き合っていくように試行錯誤しながら進めましょう。

生後9ヶ月の赤ちゃんが食べられるもの

生後9ヶ月の赤ちゃんが食べられるものは5倍粥~軟飯、食パンの白い部分、米粉、ロールパンなど汁状のものから柔らかいものが食べられるようになります。麺類ではスパゲッティやマカロニも食べられるようになりますが、歯茎で潰せるくらいの柔らかさにする必要があります。また小さく切ってあげることも忘れてはいけません。他にもたまごや白身魚、マグロやカツオ、ヨーグルト、お肉なども食べられますが、アレルギーの恐れがあるものを与えるときはよく注意して観察することを忘れずに。離乳食で異常があった際には慌てずかかりつけの小児科に電話するか、症状によりすぐに受診するようにしましょう。

この頃の赤ちゃんにおすすめの遊びやおもちゃは?

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生後9ヶ月になると自分でできることが増えてくるため、おもちゃを渡したら離そうとしない子もいます。この頃の遊びはママやパパの真似ができるようになってくるので、真似っこ遊びをすると良いでしょう。記憶力がだんだんと伸びてくるので、バイバイと手を振ることを覚えさせたり、こんにちわなど動作だけでも遊びの中に取り入れながら教えると赤ちゃんも楽しく覚えることができます。おもちゃを与えるのも良いですが、基本はママやパパとの繋がりをより強くするためにいっしょに遊ぶことをベースとしてあげましょう。

この頃におすすめのおもちゃは積み木やラッパ、絵本などです。月齢が幼いと絵本も途中で飽きてしまったり、よく分からないままでしたが、生後9ヶ月にもなると絵本への興味が増えることがあります。最後まで絵本を集中して聞く子もいますから、これを機にたくさんの絵本を読み言葉を教えていくと良いでしょう。まだまだ喋ることはかなわなくても、言葉の音はきちんと聞こえています。真似っこ遊びと組み合わせることでより知育遊びとしても活躍します。

赤ちゃんによって歯が生えていたり掴まり立ちする時期

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赤ちゃんによっては歯が生えている子もいます。歯の生え方には個人差がありますが、遅い子でも生後9ヶ月には歯が生えているのがわかるようになります。歯が生え始めたら虫歯にならないように歯磨きを教えてあげましょう。最初はママの膝の上に寝転がるようにして口を空けさせます。嫌がる場合には遊びを取り入れたり、何か気の紛れるものを持たせておきましょう。ママやパパの食べたものを直接与えていなければ虫歯になることは稀ですが、今後の予防のためにも歯が生えたら歯磨きは必ずやっていきましょう。小さい頃から教えて習慣化することで赤ちゃんも自然とやらなきゃいけないことと分かってきます。

また成長の早い赤ちゃんだと掴まり立ちをする子もいるでしょう。ママのいないところでつかまり立ちを行う可能性もあるので、赤ちゃんの手の届く上下横には小さいものや落下の恐れがあるものは予め片づけておきましょう。まだまだ一人では立てない子が多いので、生後9ヶ月になっても掴まり立ちしないと心配することはありません。赤ちゃんや私たちには個人差があります。あまり気にしすぎてもママやパパのストレスが溜まるだけなので、今は日々できていくことが増える喜びをかみしめましょう。

生後9ヶ月は人見知りや夜泣きってまだ続いている?

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生後9ヶ月では知っている人とそうでない人の判断ができるようになっています。そのため人見知りが続いている場合やこれまでなかった赤ちゃんでも人見知りが始まることがあります。しかし人見知りがいけないことではなく、人見知りは赤ちゃんの心の葛藤の表れなのでママやパパは優しく見守ってあげましょう。

また生後9ヶ月になっても夜泣きが治まらない子もいます。中には2歳近くになっても夜泣きが続く子もいるので、ママは大変ですがいつか治まるものなので今は生活リズムを整えてあげたり赤ちゃんが安心して眠れるように工夫をしてあげましょう。人見知りや夜泣きは赤ちゃんの成長が進むにつれいつか無くなります。今はつらいと感じることも、将来は懐かしいように思える日が来ますから、前向きに捉えて共に成長できる喜びを家族で分かち合いましょう。

まだまだ成長する赤ちゃんから目を離さないで

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これから赤ちゃんは自分の足で歩けるようになり、さらに行動範囲が広がっていきます。ときにはママを困らせることや悲しませるような出来事を引き起こすかもしれません。しかしそれは赤ちゃんがきちんと成長している証でもあります。ときにはママを困らせて子憎たらしく見えるときもありますが、成長を喜び前向きに捉え、赤ちゃんといっしょに過ごせる今を大切にしていきましょう。赤ちゃんの成長は目まぐるしいものです。育児の大変さからついつい見逃してしまいそうになりますが、日々赤ちゃんをよく観察しているとさまざまな発見と出会えます。
これからも成長していく赤ちゃんから目を離さないようにして、より家族の絆を深めていきましょう。

まとめ

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生後9ヶ月といっても、赤ちゃんによってさまざまな違いがみられます。周りと違うから、成長が遅いからとあまり心配にならずに、赤ちゃんが何か新しいことができたら喜んであげましょう。人に個性があるように、赤ちゃんにも個性や個人差があります。急かしたところですぐに成長できるわけでもありませんから、今できることや今ある喜びを台無しにしないように赤ちゃんといっしょに過ごしていきましょう。