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妊娠初期症状はいつから?生理前との違いは?体や心に現れる8つの変化をマスターしよう!

妊娠初期症状はいつから?生理前との違いは?体や心に現れる8つの変化をマスターしよう!

2019年11月22日 公開

妊娠初期には様々な体や心の変化が現れることが多いですが、では一体いつから症状が出るのか気になる人も多いですよね。また妊娠初期症状は、妊娠を知るうえで重要なポイントの一つとも言われています。そこで妊娠初期症状はいつから現れることが多いのか、具体的にどんな症状が出るのか詳しく解説!さらに見分けがつきにくい妊娠初期症状と生理前の症状の違い、妊娠超初期症状などについても触れていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

妊娠初期症状はいつから出る?

Hands Pregnant Woman - Free photo on Pixabay (166974)

妊娠初期症状とは妊娠によって起こる体や心の変化のことを言います。では妊娠初期症状はいつから現れ始めるのかというと、妊娠5週目前後からと言われています。

そもそも妊娠週数は最後に生理が来た初日を妊娠0週目、その2週間後あたりに排卵&受精(妊娠2週目)、受精後10日~14日(妊娠3週目~4週目頃)ほどかけて着床します。

子宮に着床すると妊娠を継続させるための性腺刺激ホルモン(hCG)が分泌されるなど、徐々に変化が表れることから、5週目頃に症状が出始める人が多いんですよ。

妊娠超初期でも症状が出るって本当?

White Sheet Bed - Free photo on Pixabay (166975)

通常着床後1週間程度の5週目頃から妊娠初期症状が現れることが多いです。でも中には着床した辺りの妊娠3~4週目の超初期の段階から症状を感じることがあると言われています。

実際超初期症状があったという人は、生理予定日前後に刺すような痛みや微量の出血(着床出血)があった、すでにつわりのような吐き気があったなどです。ただしこの時期はまだ体への変化も非常に少ないことから、症状に気づかない人がほとんどです。

体に現れる6つの妊娠初期症状をチェック!

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妊娠初期症状は体に大きな変化を引き起こします。ではどんな症状があるのか具体的に見ていきましょう。

体に現れる症状1:下腹部痛

下腹部のあたりがチクチク痛むといった症状を感じる人も多いです。この痛みは、妊娠によって子宮が急激に大きくなることから起きる症状と言われているんですよ。

体に現れる症状2:風邪の症状が出る

妊娠すると妊娠を継続するため体温を高くする黄体ホルモンの分泌が盛んになります。そのため高温期が長く続くことから、熱っぽく感じることがあるのです。

またくしゃみや鼻水・鼻詰まりなども初期症状の一つで、これらの症状を妊娠性鼻炎と呼ばれています。風邪の症状と非常によく似ているため、うっかり風邪薬を飲んでしまうという人もいるので注意が必要です。

体に現れる症状3:眠気やだるさ

しっかり眠っているのに眠い、なんだか体がだるいといった症状も妊娠初期症状の一つ。妊娠すると高温期が続くため、熱っぽく体がだるく感じます。

また妊娠すると体への負担も大きく、ちょっとしたことでも疲れやすくなります。その上体温が上がると眠気が増量することから、やたらと眠いといった症状が現れるのです。

体に現れる症状4:頻尿になる

妊娠すると赤ちゃんを育てるため体の中の水分量が増え、腎臓も活発に動くようになり、おしっこの量が増えます。さらに大きくなった子宮が膀胱を圧迫するため、頻繁におしっこに行きたくなるのも妊娠初期症状の一つなんですよ。

体に現れる症状5:便秘になる

妊娠すると黄体ホルモン(妊娠を継続するためのホルモン)の分泌が盛んになることから、腸の働きが悪くなり便秘の症状が出ることがあります。ただ便秘は多くの女性が悩んでいるため、便秘で妊娠に気づく人は少ないかもしれませんね。

体に現れる症状6:吐き気や味覚の変化など

吐き気・おう吐・唾液の量が増える・食欲がない又は食欲が増えるなど、いわゆるつわりの症状も妊娠初期症状の一つ。つわりは早い人は妊娠5週目頃から始まり、12週頃には徐々に落ち着くと言われています。

精神面からわかる2つの妊娠初期症状をチェック!

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妊娠したことによって体だけでなく精神面にも影響をもたらすと言われています。ではどんな症状が出るのか、詳しく見ていきましょう。

精神面からわかる症状1:イライラしたり気分が落ち込む

妊娠すると急激にホルモンが変化するため、やたらイライラしたりちょっとしたことで悲しくなったりするのも妊娠初期症状の一つ。イライラや気分の落ち込みは、胎盤が完成する妊娠4ヶ月頃には落ち着くことが多いです。

精神面からわかる症状2:やる気が出ない

やる気が出なかったり集中力がすぐに切れてしまうといった症状が出るのも、妊娠初期の症状です。最近何にもやる気が出ないな、と思っていたら妊娠していたなんてことも少なくありません。

こちらも女性ホルモンの影響なので、妊娠中期に入ることにも徐々に治まっていくことが多いですが、中には鬱に発展することもありますので、改善されないときは医師に相談することをお勧めします。

妊娠初期症状と生理前の違いは?

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実は生理前の症状も眠気・吐き気・倦怠感・頭痛など妊娠初期症状とよく似た症状が現れることも多いです。症状が似ているため、症状だけで判断するのは非常に難しいんですよ。

ではどうやって妊娠しているか見分ければ良いのかチェックしていきましょう。

高温期が17日以上続く

生理前症状と妊娠症状の大きな違いに、高温期が17日以上続くという点があります。そもそも生理周期には、生理~排卵までの「低温期」と、排卵後~生理までの「高温期」に分かれています。

通常高温期は生理周期が正しい人・不規則な人関係なく、10~14日、長くても16日程度と言われています。でも妊娠すると妊娠を継続するため黄体ホルモンを分泌し続けることから高温期が続くのです。そのため17日以上高温期が続いた場合、妊娠している可能性があると考えられます。

おりものの変化

妊娠初期症状と生理前の違いの一つに、「おりもの」があります。通常おりものは排卵を境に徐々に減少していきますが、妊娠するとおりものが増えるのです。

また妊娠していないときのおりものは透明や白色をしていますが、妊娠初期のおりものはちょっと茶色がかっていたり卵白状だったりするのも特徴の一つと言えます。ただしおりものも個人差が大きいため、これだけで妊娠の有無を判断するのは控えてくださいね。

妊娠初期症状がなくても妊娠していることもある?

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妊娠初期には多くの人が体調不良や精神が不安定になるなど、初期症状を経験します。でも中には症状が全くでなかったという人も!

実は妊娠初期症状は個人差が大きいのも特徴の一つ。例えば妊娠初期症状中で最も経験する人が多いと言われている「つわり」も、約20%前後の人は全く症状が現れないとのことです。そのため上記で紹介した症状がなくても、妊娠している可能性は十分考えられます。

妊娠の可能性があるときは早めに検査&病院へ!

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妊娠初期症状は早くて妊娠5週目頃から現れ始め、色々な症状があるということがわかりましたよね。中には生理予定日頃から症状が現れたり、逆に全く症状が出ないという人もいます。

ただし妊娠初期症状は生理前症状と非常によく似ているため、体や心の変化だけで妊娠の有無を特定するのは避けてくださいね。もし妊娠の可能性がある場合は早めに妊娠検査薬で検査し、陽性が出たら速やかに病院を受診するようにしましょう。