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敏感肌の基礎知識をチェック☆おすすめスキンケアと化粧品選びで肌トラブルに負けない肌へ!

敏感肌の基礎知識をチェック☆おすすめスキンケアと化粧品選びで肌トラブルに負けない肌へ!

2017年10月24日 公開

わたしは敏感肌なのかも?とか、敏感な肌状態のときはどうしたらいいの?と戸惑うことも多いはず。敏感肌の基礎知識を確認して、自身の肌状態をチェックしてみましょう!敏感な肌へのおすすめのスキンケアやおすすめの化粧品もご紹介します。

敏感肌ってどんな肌?

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一般的に敏感肌と呼ばれる症状は、外からの刺激(化粧品、洗剤、日焼けなど)によって、ピリピリしたり、赤くなったり反応が出てしまう肌のことをいいます。医学的な病名というわけではないんですね。

さまざまな要因から、肌のバリア機能が低下した状態になっている場合、化粧品などに使用されているわずかな成分、例えばアルコールなどに刺激を感じてピリピリしたり、赤くかぶれを起こしてしまいます。

お肌に合っていなスキンケアや化粧品などの刺激は、肌の状態をますます悪くしてしまうので注意が必要です。

敏感肌だからといって、ダメなんだということではなく、自身の肌の状態を把握してどうしたらいいのか、どう気を付けるのかわかっていればいいということなんです。
敏感肌、肌トラブルに負けない肌になるために知っておきたいアレコレをご紹介していきます。

敏感肌チェック!

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この記事にたどり着いた方は、ご自身が敏感肌である自覚がおありかと思います。改めて、ご自身の肌が敏感肌なのかチェックして、確認しておきましょう。

*敏感肌チェックリスト*

□化粧品で痒くなったり、ピリピリ刺激を感じたりしたたことがある
□化粧品で赤くなったり、腫れを起こしたりしたことがある
□いつも使っている化粧品で赤みや腫れ、かゆみを起こしたことがある
□肌が乾燥して、粉をふいた状態になることがある
□肌が乾燥すると、かゆみがあったり痛みがあったりする
□汗の刺激でかゆみがあることがある
□ストレスが溜まっている
□外食など食生活が乱れ気味
□睡眠不足な状態
□原因不明の肌荒れやアトピー性皮膚炎と診断されたことがある

チェックが0~3個の場合は、まだ心配するほどではないでしょう
チェックが4~6個の場合は、敏感肌の予備軍かもしれません
チェックが7~8個の場合は、敏感肌になっています。
チェックが9個以上の場合は、敏感肌です。症状が重くなるようなときは皮膚科なのどの専門医へ


敏感肌の予備軍の状態から正しく対応していくことで、肌トラブルを重くしないためには必要なことではないでしょうか。

敏感肌によくある肌トラブル

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肌が敏感な状態にあるときは、どんな刺激にも敏感な状態です。日差し、空気の乾燥、化粧品、間違ったスキンケアなどあらゆることに気を配る必要があります。

敏感な肌に起こりやすい肌トラブルは【カサつき】【ピリピリするなどの痛み】【かゆみ】【赤み】【ニキビや吹き出物】などがあげられます。

そして厄介なのが、これらのトラブルが起こったとき、敏感な肌の状態では回復も遅れがちです。さらに、重症化もしやすいとされているんです。

肌の状態が敏感で弱った状態だから、刺激にも反応しやすい、反応すると治りにくい、トラブルが起きた肌は非常に敏感というような悪循環になってしまいます。

敏感肌に考えられる原因

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はじめに考えられる原因としては【乾燥】があげられます。
肌には、水分を保って外的刺激から守るバリア機能が備わっています。水分を保つために大切なものが【セラミド】です。そのセラミドが減って水分が保てなくなり、乾燥していきます。
セラミドが減る原因としては、年齢やさまざまな要因によってターンオーバーのサイクル(通常28日サイクル)が崩れることがあげられます。

セラミドが減り、乾燥してバリア機能が働かなくなってしまっている状態では、さまざまな外的刺激(間違ったスキンケアや化粧品、ほこりや花粉など)への抵抗力が弱くなってしまいます。

また、ストレスや生活習慣、食生活などの体調面も肌に影響を及ぼします。便秘など腸内環境の悪化も肌の状態を悪化させるといわれていますよね。
規則正しい生活やバランスの整った食生活は肌にとって重要といえます。< br />

敏感肌におすすめスキンケア

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敏感な肌へのスキンケアの基本は【しっかり保湿】です。肌がしっかりと水分を保持した状態に戻すことが大切とされています。

肌への負担は最小限に

クレンジングや洗顔はゴシゴシ洗いをやめましょう。ゴシゴシ擦ることは、敏感な肌でなくても刺激が強い行為です。
オイルクレンジング、ミルククレンジングなどさまざまなクレンジング剤があります。肌の状態やその日のメイクのタイプによって使い分けをしましょう。
ウォータープルーフなど落としにくいものは、ゴシゴシせずに専用リムーバーを使うのが一番負担になりません。

肌の乾燥がひどいときや、肌がより敏感なときはせっけんなどやさしい洗顔料で落とせる程度のメイクで済ませるのも手ですね。
せっけんの使い方にもポイントがあります。しっかり泡立てることです。より刺激を少なくして洗顔をしましょう。

肌の状態に合わせて、保湿を

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皮膚の表面の表皮ではなく、その下の角質層へ水分を届かせることが重要となりますので、ただバシャバシャ量をつければいいということではありません。
そして、角質層まで届くように保湿したら、それを蒸発しないように蓋をしてあげることも重要になります。

一番の保湿タイミングは、お風呂上りです。その日の肌状態にあった化粧水を肌につけたら、手のひらで押し込むようにやさしく包みこんでみましょう。決して強くしないようにします。手のひらの体温で、肌に浸透していく感覚を目指します。
その後は、乳液やクリームなどその日の状態にあわせて蓋をして保護しましょう。

シートマスクを使用する場合は、時間に気を付けましょう。紙タイプのものは、パックしている間に保湿成分(水分など)蒸発していきます。
3分を目安に、長時間しないようにしてください。長時間となると、シートマスクの水分の蒸発ともに肌の水分も蒸発しはじめて、パックの効果が台無しですから、注意しましょう。

敏感肌の化粧品選びのポイント

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基礎化粧品については、ヒアルロン酸など保湿成分がしっかりと配合されていることが第一条件です。【セラミド】が配合されているものがよりおすすめです。
配合成分がシンプルで、刺激となるようなものが多く含まれていないというのも化粧品選びのポイントになるでしょう。

メイク化粧品に関しても、肌の負担を第一に考えて選ぶことがポイントになります。ファンデーションやリキッドタイプよりもパウダーやルースパウダーの方が負担は少なめといえるでしょう。
TPOに応じてメイクする必要はありますが、濃いメイクは避けたいところです。
メイクを落とす際の刺激は大きな負担になるので、肌が敏感だと感じるときはメイクを落とすことを考えて、落としやすいこともポイントになるでしょう。

敏感肌に注意したい成分

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日本の法律では肌への負担や刺激などを考慮して、配合できる成分や量が厳しく定められています。肌が健やかで、なにも問題ない場合は、それほど心配する必要はないといえます。
ただ、より肌にいいものを考えると、注意したい成分はしっておきたいですよね。そして、肌が敏感な状態のときには特に、最低限注意したい成分を確認しておきましょう。

化粧品類は、成分を表示する義務もありますのでなにが入っているのか気にかけてみるのは大切なことかもしれません。
成分表示は、量が多く入っているものや特別強調したい成分から先に書いてあります。その辺りもチェックしてもいいかもしれません。

防腐剤・保存料

化粧品の防腐剤・保存料としてよく知られているのが【パラベン】でしょうか。他にも、【フェノキシエタノール】【ヒノキチオール】【ローズマリーエキス】【銀】【BG】などがあげられますよね。

防腐剤や保存料は、肌が敏感な状態のときなど刺激とある可能性があるものです。入っていないものを選びたいところです。
完全に防腐剤や保存料を入れず、保管は冷蔵で使用期間が短期間に限られるもあります。
しかし、化粧品をそのままの状態で長期間保存、長期間使用するためには何らかの防腐剤や保存料に準ずるものを入れる必要があります。
それがどういうものなのかを把握して、どの成分が自分にあわないものなのかを理解しておきたいところです。

パラベンなど の防腐剤・保存料については以前にわたしが書いた記事がありますのでご参照いただければと思います。

アルコール

アルコールには、防腐剤としての機能のほか、収れん効果(肌の引き締め効果)やスーッとさっぱりとした使用感などのメリットがあります。
逆に、乾燥しやすいほか、刺激がが強い、アレルギー反応を引き起こす可能性のある成分です。
敏感な状態の肌には刺激が強い成分といえます。

これを書いているわたしは、アルコールが使用されている化粧品はヒリヒリして肌が赤くなってくるので、使用できないため、避ける成分です。

合う、合わないは個人差があるので、刺激になるかもしれまない成分だと覚えておく程度でよいでしょう。

着色料・香料

商品の見栄えをよくするための着色料や合成香料は、肌への刺激が強いものとして知られています。
合成香料はアレルギーを引き起こしやすいものともいわれています。

香りが必要な場合は、香水など服やハンカチなど肌に直接触れない部分につけて楽しむのがいいかもしれませんね。

敏感肌にはパッチテストが必須

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どんな化粧品を使用するにしても、敏感肌にはパッチテストをして肌に合うかどうか確かめてみる必要があります。パッチテストは、難しいものではありません。ぜひ、やってみてほしいと思います。

*一般的なパッチテストの方法*

①二の腕の内側に少量塗ります。(入浴後がベスト)
②24時間の変化を観察し、腫れ・赤み・かゆみが出ていないか確認します。
③24時間で何も起きていなかったら、フェイスラインの目立たないところでも試します。

※腫れや赤み、かゆみがあったときはすぐに中断して洗い流します。症状が治まらないときは、テストした化粧品をもって皮膚科を受診しましょう。

せっけんやクレンジング、シャンプーなどは精製水で薄めてからパッチテストしてください。

敏感肌におすすめの化粧品

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わたし自身、とても敏感な肌の持ち主で、化粧品はいろいろ試して大変な思いをしてきたひとりです。
そんなわたしが、おすすめしたいと思えた化粧品をいくつかご紹介します。
もちろん、これは、わたしがおすすめしたいと思っているだけで、どなたにも合うものとは限りません。
使用の際は、トライアルセットなどを使ってパッチテストしてから使用することをおすすめします。

肌トラブルが起きてしまったら

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化粧品などを使って、肌トラブルが起きてしまったときは、使用していた化粧品などの使用をまずは中止してください。そして、どのような状態か確認します。
トラブルとして多いのが【ピリピリという刺激(痛み)】【かぶれ】【かゆみ】などがあげられます。
トラブルと疑われる症状としては【化粧のりが悪くなる】【吹き出物やニキビ】【赤や肌色のポツポツしたものができる】このような症状も注意したいところです。

使用を中止した後、肌への負担のないように特に何もせずに回復を待ちます。洗顔もせっけんなしがベストです。
様子見をしても回復しそうにない、症状がひどいという場合は、使用していた化粧品などを持って皮膚科を受診してください。

また、化粧品などのメーカーのお客様相談室に肌が荒れてしまったことを連絡してみましょう。場合によって、返品・返金に応じてくれる場合があります。

まとめ

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敏感肌についてご紹介してきましたがいかがでしたか?

まずは、自身の肌の状態がどのような状態にあるかチェックしておく必要がありますよね。敏感肌でなくても、敏感肌でも用心するに越したことはないのかもしれません。

市販の化粧品などの商品は、日本の法律が定めた基準にのっとって作られた商品ですから、必要以上に気にする必要はないのかもしれません。
それに、どんなに『いいものですよ!』『低刺激ですよ!』とうたっていても、体調などさまざまな要因から肌が敏感に反応してしまうことはあります。

自身の肌の状態、体調などを考慮して『今の自分にはこれだ!』というものを探すというのが一番のようです。
面倒ですし、合うものがないときは凹みますが、こればっかりは仕方がないのかもしれませんね。

地道に探していきましょう。
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