赤ちゃんの熱が下がらない!受診の目安は?
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赤ちゃんが突然熱を出すとママやパパもびっくりしてしまいますよね。すぐに受診した方が良いのか、それとも様子を見ても良いのか迷うでしょう。そんな時は、まず赤ちゃんの様子をよく観察しておきます。赤ちゃんの平熱は36.5℃~37.5℃と大人よりも少し高めです。そのため熱が38℃近くあっても元気にしているのであれば、様子を見ても良いといえます。しかし反対に39℃の熱や40℃近くの熱があり、かつぐったりしている場合には受診をした方が良いです。
赤ちゃんの様子を観察するときは記録をつけておくようにしましょう。
①こまめに熱を測る
②ミルク・母乳の飲みがいつもと変わらないか、どのくらい飲んでいるか
③おしっこやうんちの変化があるか
④汗をかいているか、吐いてはいないか
⑤唇の色や泣き声に元気があるか
などをよく観察し、細かく記録しておきましょう。当日に受診しない場合でも、熱を出している期間は観察・記録をしておいた方が良いです。病院で詳しく聞かれるため、何となくでは病気の発見を遅くしてしまう恐れがあります。
もし赤ちゃんが高熱を出していつもとは違う状況であれば迷わず小児科を受診しましょう。また記録したものは持参して看護師さんに渡しておきましょう。
赤ちゃんの様子を観察するときは記録をつけておくようにしましょう。
①こまめに熱を測る
②ミルク・母乳の飲みがいつもと変わらないか、どのくらい飲んでいるか
③おしっこやうんちの変化があるか
④汗をかいているか、吐いてはいないか
⑤唇の色や泣き声に元気があるか
などをよく観察し、細かく記録しておきましょう。当日に受診しない場合でも、熱を出している期間は観察・記録をしておいた方が良いです。病院で詳しく聞かれるため、何となくでは病気の発見を遅くしてしまう恐れがあります。
もし赤ちゃんが高熱を出していつもとは違う状況であれば迷わず小児科を受診しましょう。また記録したものは持参して看護師さんに渡しておきましょう。
病院を受診後、数日経っても下がらない熱は病気の可能性が?
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数日経っても熱が下がらない場合は風邪ではなく病気にかかっている可能性があります。最初に病院を受けた時は何ともない、ただの風邪だと判断され解熱剤や抗生剤を処方されたものの、一向に改善せずにまた受診する…というパターンもあります。そんなときに慌てないためにも、どんな病気が考えられるのか知っておきましょう。
突発性発疹
乳幼児に多いのがこの突発性発疹です。2歳までに約9割以上の乳幼児が一度は経験するともいわれています。38.5℃以上の熱が突然表れ3~4日続きます。熱が下がると体幹を中心に発疹が出るので分かりやすい病気です。熱を出した直後はあまり見分けがつきませんが、初めて熱を出す赤ちゃんであれば突発性発疹の可能性が大きいでしょう。しかし4日経っても熱が下がらない場合には他の病気の可能性があるため自己判断で楽観視するのは避けましょう。
尿路感染症
おしっこや尿道にばい菌が入ってしまい高熱を出す病気です。主に女の子に多い病気で、口から薬が飲めない場合は入院になります。うんちやおしっこを下側から上側に拭いている場合などに多く考えられる病気です。39℃~40℃の高い熱が続き、ばい菌に合った薬でなければ改善が難しい病気です。生まれたときの腎臓の形や体質でかかりやすい赤ちゃんもいるので、4日以上も熱が下がらない、おしっこがドロドロとしている場合には尿路感染症を疑ってみましょう。
ヒトメタニューモウイルス感染症
毎年春~6月ごろにかけて発症する病気で5歳以下の乳幼児がかかりやすい病気です。38℃以上の熱と共に咳や鼻水が続きます。症状が悪化すると喘息や脱水症状、肺炎などの危険性があるため、数日経っても熱が下がらない場合には医療機関で診てもらいましょう。RSウイルスに似ているため自己判断しないようにしましょう。
インフルエンザ
39℃以上の熱や咳、下痢、嘔吐が続く病気です。赤ちゃんもかかる病気なので流行時期には特に気をつけたい病気です。感染力が強いため、家族の中に感染者がいる場合は赤ちゃんだけでも隔離するなどの対策が必要です。赤ちゃんであろうと検査には鼻に綿棒を突っ込んで検査します。高熱が続く、下痢や嘔吐を繰り返す場合にはインフルエンザ検査も視野にいれて受診した方が良いでしょう。