産後に痩せないのはどうして?産後、元の体型に戻すためにしたいこと

産後痩せたくても痩せられないという人にその原因と産後に合ったダイエット法をご紹介します。産後はなにかと痩せにくいですが、その理由を知れば今までとは違うはずです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  •  
  •  

2017/01/11 公開 | 218 view

産後に痩せないのはどうして?産後、元の体型に戻すためにしたいこと

出産前と産後で違うこと

Free photo: Pregnant, Maternity, Unborn, Person - Free Image on Pixabay - 971982 (18883)

出産前と産後ではお母さんの身体は見た目も中身も違っています。体内ホルモンのバランスはもちろん、体型や筋肉量といったことまで。

自分の身体なのにおかしいなと感じることでしょう。しかし、子供を産むという事はそれだけ自分の身体にとっても負担が大きく、慣れない赤ちゃんとの生活は今までのような生活リズムではなくなります。

そういった理由からも産後は前とは違うと感じやすくなります。今までは効果があったダイエット法でも産後は全く効果が無くなることだってあります。では産後痩せにく身体を元の体型に戻す為にはどうしたら良いのでしょうか?

産後は痩せにくい? その理由とは

Free photo: Tape, Fork, Diet, Health, Loss - Free Image on Pixabay - 403586 (18884)

産後痩せにくいとされる理由はいくつかあります。自分の身体のことは自分が良く分かっているつもりでも、実は思ってもみなかった落とし穴があることだって。

ではどんな理由から産後は痩せにくいとされているのでしょう?

ホルモンバランスが乱れている

体内の女性ホルモンが出産を機に一気に減少してしまうとホルモンバランスが乱れてしまい、結果痩せにくい体質になってしまいます。ホルモンバランスが乱れると体調が思わしくなかったり、人によっては更年期のような症状が出てしまうことも。

産後は全く女性ホルモンが分泌されていないわけではありませんが、妊娠中は「エストロゲン」と「プロゲステロン」というホルモンが多く分泌されていたのに対し、産後は母乳の分泌を促す「プロラクチン」というホルモンが多く分泌されます。

こういったホルモンの入れ替わりによってバランスが保てなくなっているのです。

筋肉量が低下しているため

妊娠中は激しい運動や筋肉トレーニングなどはしてはいけない、と人によっては言われていたと思います。それに加えて大きなお腹をしていると妊娠前みたいには動けなくなっていますよね。

そのため筋肉量が妊娠中からだんだんと減っていき、産後には低下している状態となっているためカロリーを燃やす事が難しくなっています。また妊娠中は赤ちゃんを守るために脂肪がつきやすく、脂肪を蓄積してしまい燃焼がしづらい体になってしまったことも原因です。

筋肉量が少ないと燃焼(代謝)出来るカロリー量も限られるため、ダイエットをしていても筋肉量を増やさないことには痩せないといったことが起きてしまうのです。 

摂取カロリーが消費量を上回っている

筋肉量の低下と関係していますが、体内で消費できるカロリーの数値よりも摂取するカロリーが多いために痩せられないことが考えられます。

母乳育児の場合必要なカロリーは「妊娠前の必要カロリー+350カロリー」となっています。菓子パン一つ食べるだけでこの350カロリーはすぐに摂取出来てしまいます。また運動量に直すと早歩きのウォーキング1時間に相当します。

産後は好きなモノが食べられるとバランスを考えずに食べていると当然痩せにくく、脂肪もつきやすくなります。どうしても痩せたい場合は食事バランスを考えつつ運動を取り入れる必要があります。

骨盤の歪みが原因

出産時に骨盤が大きく開きますが、産後はこの骨盤が開いたままとなっており、1年~2年かけて骨盤は元の位置に戻ろうとします。しかし、骨盤が間違った位置に固定されてしまうと歪んだ状態となり骨盤回りの血行が悪くなります。

また産後は骨盤が広がったままなので内蔵が下に下がりやすくなっています。内臓が下に下がると内蔵機能も弱くなってしまうため身体の筋肉バランスが崩れることになります。また見た目も下っ腹がポッコリと出ているような形になるため太って見えることもあります。

母乳育児とミルク育児では痩せやすさに違いはあるのか?

35 件

関連する記事