約9割の親が感動する2分の1成人式!!本当に子どもにとって必要なこと?

最近多くの小学校で行われてい「2分の1成人式」をご存知ですか?子どもの成長を実感できる2分の1成人式は、親や保護者にとって感動的な行事になりつつあります。しかし感動的な2分の1成人式に問題点や批判があるのも事実です。10歳の子どもにとって必要なことは何か考えるきっかけを親として作っていきましょう。

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2017/10/24 公開 | 287 view

約9割の親が感動する2分の1成人式!!本当に子どもにとって必要なこと?

2分の1成人式の発祥

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最近小学校で行われている「2分の1成人式」に、参加されているママもいるかもしれません。
私の小学生時代にはなかった2分の1成人式ですが、名前の通り20歳の半分である10歳のときに行われます。この2分の1成人式は今から約37年ほど前にささやかな学校行事として始まりました。

始まりは国語の教科書?

この2分の1成人式は、兵庫県西宮市のとある小学校で今から37年ほど前に初めて行われました。そのきっかけとなったのが、小学校の「国語の教科書」だそうです。
国語の教科書に「10歳を祝おう」という単元があり、ある先生が高学年にあがる前に「背筋を伸ばす」ことを意識して参加できるイベントをと思い始めたそうです。

高学年に上がる前に、将来の夢や決意を考える子どもにとっての機会になっていた2分の1成人式ですが、広まるうちに形が変わり、今のような盛大な2分の1成人式になりました。
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立志式

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2分の1成人式と似ているものに「立志式」があります。私はこの立志式には参加(生徒として)したことがあります。
この立志式は、中学2年生ごろに行われます。

この立志式は、奈良時代に行われていた「元服の儀」が由来とされているようです。奈良時代の15歳前後の男の子は、子どもの着物から元服(成人の着物)を着せ立派な大人として認められていました。いわば元服の儀は、今の成人式のようなものに当たります。

明治時代の憲法に成人が20歳と明記され、洋服が日本に入ってきたことによりこの儀式が行われなくなってきたようです。
しかし、地域ではこの儀式が立志式として根付いているようです。

内容も2分の1成人式のように、合唱や感謝の手紙、将来の夢など書くことが多いようです。私のときは、元プロ野球選手が講演に来ていました。保護者を招待して何かするということはありませんでしたが、将来について考える機会にはなったように感じます。

2分の1成人式はどんなことをするの?

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成人式よりも盛大なのではないかと思うほど、2分の1成人式に力が入っているところもあります。
成人式と同じ1月か2月に行われることが多いようです。写真館では、成人式の撮影と同じように2分の1成人式用のプランがあるほどです。

この2分の1成人式は学校によって内容は様々です。
ある小学校のプログラムは
1.入場
2.校長先生の話
3.合唱
4.手紙の交換
5.記念撮影
6.退場
という形だそうです。
合唱が将来の夢を生徒が一言ずつ発言するような形のところもありますが、共通しているのは保護屋への「手紙」です。
実際に読む学校もあれば、交換して後で読むなど学校によって違いはあるようです。

親の満足度は高めだけど子どもは?

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この2分の1成人式は、保護者である親にとって感動するものばかりです。時には感涙してしまうほど感動的なものまであります。
それは「子どもの成長」が実感できるからだと思います。

小学校に入学すると1日の大半を学校で過ごすことになります。ほとんどの保護者がそうだと思いますが、学校での我が子を知る機会はなかなか少ないでしょう。
2分の1成人式では、子どもが書いた絵や習字、将来の夢などたくさんの展示物もあり、合唱などの催しもあります。

そこで家では見られない子どもの成長を実感することになると思います。そして極めつけが「手紙」です。今まで育ててくれた感謝の言葉が詰まった手紙が、保護者の気持ちに感動を与えるのです。

親の立場からしたら、今まで頑張って育ててきてよかったと感じることができる式かもしれませんが、子どもにとってはどうでしょうか?
まだ10歳の子どもです。この先反抗期を迎えたり受験などの進路で悩むことがこの先に待っています。
子どもにとって、この2分の1成人式で大切なことは何か。

親を感動させるだけではなく、子どもにとってこれからの未来を考えるきっかけや自己肯定感を高める機会になるような行事だといいなと思います。
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