【実録】二世帯住宅のメリットデメリットは?住み替え時に後悔しない為の重要ポイント5つ (page 3)

近年、意外と増えてきている「二世帯住宅」。経済面や子育て面などでメリットの多い二世帯住宅ですが、その一方で当然デメリットもあります。今回は住み替え時に後悔しないために考えたい・二世帯住宅を検討する際の重要ポイントについてご紹介します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  •  
  •  

2018/07/18 公開 | 595 view

【実録】二世帯住宅のメリットデメリットは?住み替え時に後悔しない為の重要ポイント5つ

◆A子さんの場合…(完全分離型)

知人のA子さんの場合は、玄関も全て別の「完全分離型」の二世帯住宅です。プライバシーが確保され、過ごしやすいように思えるのですが、意外とストレスを感じることがあるそうです。

完全分離型と言っても、1階と2階の違いだけなので、何だかんだ生活音を気にしてしまうことや、子供が祖父母に気軽に会いに行ってしまう為、結局のところ一緒に過ごす時間が長くなり、義理の親に気を遣わなければならないなど不満も多いそうです。

親世帯と近い分、子供のイベントやお出かけの際など、知らん顔出来ませんから、毎回誘わなければならないプレッシャーにも悩まされています。

◆B子さんの場合…(一部共用型)

B子さんの場合は、玄関が共用の二世帯住宅だそうですが、「玄関だけ」と思って納得して同居してみたものの、意外とストレスが多いそうです。

例えば、通販などで買い物した際。自分が不在で、親世帯が代わりに受け取ってくれた時など、「よく届くわね」「また何か買ったの?」などと嫌味を言われてしまうのだとか。

また、子供が友達を連れて来る時もいちいち祖父母に伝えないといけないルールなのだそうで、面倒に感じてしまうそうです。スペースの関係上、止む無く玄関を共用にした場合も気を遣う瞬間は意外と多いようですね。

◆C子さんの場合…(一部共用型)

こちらも玄関とお風呂が共用の一部共用型。幼稚園のママ友とのお茶会に義母が介入して来たり、子育てに意見されるとことが多いそうで頭を悩ませていました。

一方で、仕事をしているママとしては、時々幼稚園のお迎えをお願い出来るなどのメリットも感じているようでした。程度にもよりますが、あまりにも子育てに口を出されてしまうのは困りものですから、しっかりと話し合いをしてから同居を始めた方が良さそうですね。

二世帯にするなら…「形式」を決める!

Architecture Family House Front · Free photo on Pixabay (122781)

失敗しない二世帯住宅のポイントとして挙げられるのが、二世帯住宅の「形式」です。主に以下のような3タイプに分けられます。限られた土地の広さに建てるので、全て希望通りの間取りとはいかないかもしれませんが、二世帯住宅を建てるにあたって、同居の形式は、非常に重要なポイントとなりますので、しっかりと話しあっておきましょう。

◆完全分離型

完全分離型とは、いわば玄関も水回りもすべて別々の二世帯住宅のことを言います。同じ敷地にあってもすべて別々の住居となりますので、プライバシーは十分確保されます。しかも、頼りたいときはすぐにお互いを頼ることが出来るので、最も人気の形式と言えるでしょう。

メリットが大きいように見える完全分離型の二世帯住宅ですが、実はデメリットもあります。それは「家の価格」。水回りを1階と2階と2か所設置するとなると、それなりの費用が掛かります。電気やガスなどのメーターも各々つけるとなれば、当然費用がかかります。基本料金だって倍にとられるわけですよね。

場合によっては家を2軒建てるのとほとんど変わらない金額になってしまうこともありますので、
予算を考えて検討する必要があります。

◆一部スペース共用型

玄関が一緒、お風呂やキッチンが一緒など、住居の一部スペースのみが共用となっているタイプの二世帯住宅のことです。

キッチンやお風呂などの水回りスペースは、別々につくると費用がかかるため、お風呂のみ共用して、キッチンだけは別にするといった家庭も多いようです。キッチンはどうしても、主婦にとっては「聖域」的な考えがあるので、嫁姑のトラブルが起きやすい場所です。別々の方が双方にとっても気楽と言えるのでしょう。

実は、予算的にも一部共用型の二世帯住宅を建てる方が多くいます。完全分離型だと、賃貸として貸し出すことが出来るので、アパートなどと同じ基準で建築することになりますから、費用がそれだけかかってしまうからなんです。

低予算で、家具や内装にこだわりたいという方は、一部共用型の二世帯も検討してみると良いですね。

◆完全同居型

完全同居型は、玄関や水回りなどすべて共用にし、親世帯の部屋だけをプラスしてつくるパターンです。二世帯とはいえ、部屋を増やすだけなので、費用もさほどかからず済むのが最大のメリットです。

しかしこの場合、完全に「同居」という感覚が強いため、プライバシーがなく、互いにストレスを抱えてしまうことが多いようです。

生活スペースが区切られていない分、トラブルが多くなるでしょう。特に育った環境に違いがあるお嫁さんは、些細なことでも不満やストレスを感じてしまうものです。あらかじめ生活ルールを細かく決めておくなど、しっかりとした話し合いが必要不可欠です。
63 件