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一人っ子には協調性が必要?一人っ子におすすめの習い事を紹介!

一人っ子には協調性が必要?一人っ子におすすめの習い事を紹介!

2024年4月15日 公開

一人っ子=マイペースというイメージはありませんか?

マイペースは悪いことではありません!ですが周りに合わせられるような協調性がないのは正直大きくなると不安になってしまいます。

協調性などは兄弟がいる家庭では自然に身につくものですが、一人っ子の場合だと小さなうちから協調性や社交性を身につけておく必要があります。

その身につける方法として一番いいのが「習い事」です。
色々なジャンルの習い事がありますがどの習い事でも集中力・協調性・社交性は少なからず身につきます。

子供が楽しく身につけてくれるのであれば親としても安心ですね!

今回は一人っ子の特徴を生かした習い事や協調性がつきやすい習い事などをリサーチしました!
是非最後までご覧ください。

一人っ子の特徴は?

一人っ子の特徴は?
一人っ子の子供を持つ親は「うちの子供は一人っ子だからワガママになってしまっている」などよく聞く話ですが本当なのでしょうか?
習い事を紹介する前に一人っ子の特徴や一人っ子ならではの強みをご紹介します!

集中力が高い

兄弟がいる子に比べて一人っ子の方が集中力が高いと言われています。
兄弟がいると互いの邪魔をしてしまったり、集中しようと思っても中々できるものではありません。
しかし一人っ子は邪魔をされることがないので一つのことに集中してやり遂げることができます。

マイペース

「一人っ子はマイペースでおっとりしてる」というイメージがあるのではないでしょうか?
実はその通りで一人っ子の子はマイペースな子が多いです。
もちろん一人ひとり個人差はあります。
兄弟がいるとどうしても自分のペースで何かをするのが難しいので「マイペース」さというのは一人っ子ならではの特徴ですね!

想像力が豊か

兄弟がいる子供に比べ、一人っ子の子供は幼いころから一人遊びが自然と得意になりますよね!
なので幼いころから一人で遊び、自分の世界を作り出すことが出来るので想像力が兄弟がいる子供よりも豊かだと言われています。

社交的

一人っ子の子供は基本的に社交的だとも言われています。
その理由は兄弟がいないため自宅で過ごす時間が長く、親とのコミュニケーションも十分にとりことが出来るので、大人になってからも親や友達との関係を大切にするという社交的な部分があります。
そして一人っ子は自己主張も兄弟がいる子供と比べると激しい傾向があり、グループでの話し合いなどでも積極的に意見を述べることが出来るのも特徴です。

一人っ子の習い事の数

一人っ子の習い事の数
一人っ子が習い事をする際にどれぐらいの習い事をするのがベストなのでしょうか?
出来るだけ信憑性のある数をリサーチしたかったのでネットの情報に加え、一人っ子の子供を持つ私のママ友にも協力していただきました。
結果がより身近に感じていただけると思います。
「習い事の数と理由」も聞いてきましたのでそちらも参考にしてください!
それでは「未就学児」「小学1年生〜3年生」「小学4年生〜6年生」の三つに分けてご紹介していきますね。

「未就学児」一人っ子の習い事の数

まだ小学校に入る前の未就学児で一人っ子の習い事をしている数をリサーチしたところ一番多かったのは「1つ〜2つ」の習い事の数でした。
まだ身体が未熟なため習い事の数が増えると子供の疲労がたまってしまうからでしょうか。
そしてリサーチで分かったことがもう一つあります。
未就学児と行っても「保育園児」と「幼稚園児」では数に違いがありました。
保育園児は習い事1つが多かったのに対し、幼稚園児は習い事2つが多かったです
幼稚園は文部科学省、保育園は厚生労働省となり幼稚園の方が預かり時間が短いのでその分習い事が保育園の子よりも多く通えるのかもしれませんね。

「小学1年生〜3年生」一人っ子の習い事の数

小学校へ入学すると習い事を始める子が多くなります!
そんな小学1年生〜3年生の一人っ子が通う習い事の数は「2つ」が多いです。
もちろん国語や算数などの勉強が始まり、これを機に塾へ習いに行く子や身体の成長はまだ未熟なところもありますがスポーツ系の習い事を始める子など様々です。
様子見で「1つだけ習わせている」という保護者もいました。
「一人っ子なので色々心配で習い事の送迎などは毎回保護者がおこなっている」という声もありました!

「小学4年生〜6年生」一人っ子の習い事の数

小学4年生〜の一人っ子が通っている習い事の数で一番多かったのは「1つ」でした。
先程の小学1年生〜3年生の一人っ子が通う習い事の数よりも減ってしまっています。
理由は小学4年生以上になると教科も増え、委員会やクラブ活動などがあり、習い事にあまり時間が取れないのが原因のようです。
「元々2つの習い事をしていたけど学校との両立が難しくなった」や「委員会などで帰宅時間が遅くなってしまった」など声が上がっていました。

一人っ子の課題

一人っ子の課題
一人っ子の特徴はご紹介しましたが、逆に一人っ子の課題となるのは「協調性」と「マイペース」であることです。
兄弟がいる子に比べるとこの二つが大きな課題になるでしょう。

協調性

「協調性」というのは成長の過程で自然に学んでいくものですが兄弟がいる子に比べ、一人っ子はそのスピードが遅い傾向にあります。
幼いころから一人で遊ぶことになれている一人っ子はグループやチームで何かをするときに「この子はこうしたいんだろうな」と場の空気を読むことや話し合いが苦手なため多くの人に「空気が読めない・自分勝手」だと思われることが多いです。
一人っ子の子が習い事を始める際は協調性や社交性を深めるという意味でも人が多く集まる習い事が良いかもしれませんね!

マイペース

「マイペース」はもう一人っ子ならではの特徴で、周りに合わせるのが苦手なため大きな課題とも言えるでしょう。
例えばサッカーを習い始めて練習をしている中で一人だけ周りのペースにあわさずチームワークが乱れてしまう・・なんてことがあるかもしれません。
「周りをよく見て」と言われてもピンと来ない子が多いでしょう。
自分のペースはとても大切ですが、周りに合わせることも大切なのでマイペースな一人っ子にはこれも大きな課題ですね。

一人っ子におすすめな習い事

一人っ子におすすめな習い事
上記で述べた「協調性」「マイペース」の大きな二つの課題をどんな習い事で克服することが出来るのか、また一人っ子ならではの良いところも活かせる習い事はどんなものがあるのかご紹介します!

一人っ子の課題を克服できる習い事

子供のうちに出来ることなら協調性のなさやマイペースなところを克服して社交性を身につけてあげたい!という親御さんに是非参考にしていただきたい習い事をいくつか紹介します。

①野球

野球は皆さんのイメージの通りチームワークが必須なスポーツの習い事です。
「一人っ子で協調性がないのにチームにはいれるの?」と不安に思う親御さんもいると思いますが、子供は環境に慣れるのが早いためそこまで心配はいりません。
もちろん一人ひとり個人差がありますが「協調性」と「マイペースさ」を克服するのが一番の目的なのであれば野球が一番おすすめです。

②サッカー

サッカーも野球と同様にチームで行動するので社交性も学べるうえ「協調性」と「マイペースさ」を克服するのにも最適なスポーツです。
野球と違うところは習う時の費用が野球よりも安いところです。

③スイミング

スイミングといえば個人の競技ですが多くのスイミングスクールでは集団での指導をしています。
野球やサッカーなどアクティブすぎる習い事はちょっと・・という方はスイミングはいかがでしょうか?
男女ともに通いやすく未就学児〜大人まで幅広い年齢の方に人気の習い事です。
指導は学年、もしくはクラスで教えていただけるので同じぐらいの年齢の子と接する機会も増え自然に社交性が身につくのではないでしょうか?
泳ぐのが好き、プールや海が好きという一人っ子の子はスイミングが良いかもしれませんね。

一人っ子の特徴を活かした習い事

では次に一人っ子の良いところ、特徴を活かした習い事を紹介していきます!

①習字

習字は少人数で教えてくれるところがほとんどで自分のペースで集中して習うことが出来るため一人っ子には一番向いていると言える習い事ではないでしょうか?
小さいうちから習字を習っておくと大人になってからも役に立ちますし、集中力もある一人っ子におすすめです!

③ピアノ

「一人っ子で音楽が好き」という子にはピアノがおすすめです。
集中して練習ができるため飲み込みが早く、ピアノは感性や表現力の向上もできるので自分のペースでスキルアップすることが可能です。

④絵画

一人っ子は独特の世界観があると言われています。
想像力も豊かなので絵画などを習うと思わぬ才能が開花するかもしれませんね!
個人での指導なので子供も楽しく習うことが出来るのではないでしょうか。

習い事を選ぶときの注意点

習い事を選ぶときの注意点
一人っ子の習い事はどれが良いのかを子供と話し合って決めるときに親がやってしまいがちなことを3つに分けてご紹介します。
これに注意しないと今後の親子関係に傷が入ってしまうかもしれません。

自分で習い事を選ばせてあげる

たくさんある習い事の中で子供と話し合っているうちに「子供がしたい習い事」よりも「親が習わせたい習い事」を子供にすすめていませんか?
「一人っ子で協調性がないから野球を習わせたい!」と親が思っていてもスポーツが苦手な子は「野球よりも習字がいいな」と思っているかもしれません。
一人っ子は小さいうちに社交性などは身につけておいた方がいいのは事実ですが、無理強いをしてまで身につける必要はないと個人的に思います。
先程紹介したピアノや習字など個人でマイペースに習える習い事でも他の子と接する機会はあり、少なからず社交性は身についてきます。
子供が習いたいものを優先、またはその意見を尊重したうえで家族で話し合うようにしないと長く習い事を続けることはできないでしょう。

体験や見学に行く

習い事を選ぶ際にすぐに入会や習い始めるのではなく、体験学習や見学などに行く方が良いです。
というのも一人っ子はあまり他の子とかかわりを持たずにいきなり環境が変わると不安に思う子がほとんどのため、練習内容や教室の雰囲気などは必ず見ておきましょう。
先生や指導者と話すことで親自身も安心できるのではないでしょうか?

合わない場合はすぐに辞めさせる

大人にも「合う・合わない」がありますよね。
子供も同じです。
子供に合わない習い事をズルズルと続けていても上達するものも上達しません。
背中を押してあげるのは大事ですが、子供の話や態度に気づかず「せっかく習い始めたんだから行きなさい!」と叱ったりすると兄弟がいない一人っ子は相談する相手がおらず我慢してストレスが溜まります。
「やめたい」と言ってきたり親から見て子供に合っていなさそうだと判断した場合は家族で話し合って辞めさせてあげましょう。

一人っ子の習い事の体験談

一人っ子の習い事の体験談

・子ども:8歳 習い事:習字

子供が小学校に入り漢字を習うタイミングで習字を習わせました。
一人っ子で昔から集中力はある方だと思っていましたが、習字を始めて半年で書初めで金賞を取ることができました。
習い事の宿題が終わっても黙々と一人で字の練習をしているのを見ていると習字を習わせて良かったと心から思います。

・子ども:5歳 習い事:スイミング

スイミングは3歳から習い始めました。
兄弟がいないので仲の良い友達を作ってあげるのが目的でしたが、一番は子供が習いたいと言ってきた事で通い始めました。
習い始めて2年経った今では仲の良い友達もできて協調性も出てきたように感じます。

・子ども:7歳 習い事:野球

人見知りも激しく一人っ子の息子は誰かと何かをすることが苦手でしたが、パパが草野球を昔からしていたことで息子も野球に興味があり6歳から習い始めました。
初めはチームの輪に入れずに迎えに行くと一人でいることが多かったですが、野球は好きなのでそのまま習っていました。
「なんで友達が出来ないんだろう」と不安に思っていたのは親だけだったようで知らないうちに友達が出来て休日には一緒に公園で遊ぶ仲に!
協調性も出てきたのか野球でも周りのことをしっかり見れるようになりました。

・子ども:10歳 習い事:野球

あまり何事にも関心がなく一人っ子でマイペースな子なので何かに夢中になってもらいたく野球を習わせました。
初めは周りの環境に慣れずに居心地が悪そうにしていましたが、段々チームになじみ楽しく今も通っています。

・子ども:7歳 習い事:ピアノ

私が子供のころにピアノを習っていて自宅に電子ピアノがあったので3歳ごろからピアノには触れさせていました。
すると自分からピアノをやりたいといい、私が教えていましたがあまりにも子供の集中力と好奇心がすごかったんです。
それからこれはプロに教えてもらうべきだと判断してピアノ教室へ通うことを決めました。
ピアノの先生から聞いたお話ですが一人っ子は集中力も高いけど何かをやり遂げる力も強いらしいですよ。

まとめ

まとめ
一人っ子の習い事についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
何度も言いますがマイペースは悪いことではありません。
協調性や社交性も必要ではありますが無理強いをしてまで決まった習い事をするのではなく、子供が興味ある「習いたい」と思うものを優先してあげてくださいね。
一人っ子は集中力が凄いですからもしかすると才能が開花され、大人になったときに将来の選択肢が増えるかもしれませんよ。