【予習】勉強しておこう!緊急帝王切開で焦らないための知識と心得

出産方法として経膣出産が当たり前だと思っている人も、実は帝王切開が多いことを知っていましたか?当日になって緊急で帝王切開することも少なくないことを知ってもらい、その時に焦らないで冷静にいれるように今回は帝王切開の場合の知識と心得をお伝えしたと思います。

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2017/01/06 公開 | 905 view

【予習】勉強しておこう!緊急帝王切開で焦らないための知識と心得

帝王切開とは?

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帝王切開とは、一般的な出産方法ですが、理由により経膣分娩が出来ない場合に帝王切開での出産となります。
お腹と子宮切開によって胎児をとりだす手術方法です。大体が、腰椎麻酔の部分麻酔で行いますが、稀に全身麻酔で行う場合もあるようです。

筆者も、子供が2人いますがどちらも帝王切開で出産しています。初めての子は、破水から陣痛が始まりましたが、子宮口がなかなか開かずにその内、赤ちゃんの心拍が下がり始めたので緊急帝王切開になりました。2人目は、産院の方針で予定帝王切開で産みました。
帝王切開をするなんて、予想打にしてなかった出来事でしたので、これから出産を控えているプレママさんたちに、少しでも心構えが参考になればと思い帝王切開についてまとめてみました。

「緊急」と「予定」帝王切開の違いは?

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緊急帝王切開

<緊急帝王切開>
胎児仮死、回旋異常、軟産道強靭(陣痛があるのに子宮口が開かず、赤ちゃんが下がってこられない)、常位胎盤早期剥離、臍帯脱出(逆子で破水したとき、赤ちゃんよりも臍帯が先に出てきてしまうこと。赤ちゃんに酸素がいかなくなってしまう)、前期破水後の子宮内感染など。
 
通常の経膣出産をする予定でいながら上記の様な事が起こり緊急で手術に変更される場合のことを緊急帝王切開と言います。
最初から帝王切開する予定では無いために、医師から緊急帝王切開の提案をされたら同意書にサインをし、30分後には出産しているような緊急の場合が多いです。心の準備も出来ないままなので放心状態である場合が多いです。

予定帝王切開

双子、逆子、前置胎盤(胎盤が子宮口をふさぐ位置にある場合など)、子宮筋腫、児頭骨盤不適合、前回帝王切開など。
前もって妊婦検診で、上記のような状態から出産方法を予定帝王切開として提案されます。逆子が治らずに帝王切開になる場合や、妊娠中毒症により予定帝王切開になることも多いようです。

実は割合の多い帝王切開率!なんと5人に1人が帝王切開での出産

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少し前の日本では帝王切開での出産は15%以下でした。しかし、ここ最近の数字でみると約20%。つまり5人に1人は帝王切開での出産になっているようです。

なぜ、増えているのかは産婦人科の減少や医療の発展によってかなり深い意味があるのです。産婦人科の減少で、医師が少なくなる中、安全に出産をさせるために帝王切開を提案することもあるのだそうです。そして医療の発展に伴い、モニターなどの機械がお腹の中の赤ちゃんの様子を見ることが出来るようになり状況を判断する材料が増えたため、帝王切開の選択が増えたのです。

もちろん、赤ちゃんを安全にかつ、正確に判断できるようになったため、いいことではありますがその分、帝王切開になる可能性があると、頭の片隅に入れておくことも大切です!

私の緊急帝王切開になった時の話

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筆者が緊急帝王切開を経験した時の話ですが、破水をしてしまったので即入院になり、自然に陣痛を待ちましたがあまり強くならず12時間経っても子宮口が6センチまでしか開きませんでした。胎児モニターでは、赤ちゃんの心拍が少し弱っていると言うことで医師からはもう少し様子を見ても変化が無ければ赤ちゃんに何かあると困るので帝王切開をしませんか?と提案されました。
強制ではなく、提案でしたが陣痛にも疲れて朦朧としている所に、帝王切開と言われパニック!
急遽家族に連絡をして同意書にサインをして、すぐさま手術着を着せられました。
部分麻酔を入れてもらったら、陣痛が無くなり楽になったのを凄く覚えています。ただ、パニック状態だったので首をふったり、麻酔の感覚が気持ち悪くて泣いたりと大変でした。

そして、バースプランでお願いしていた事が、出来ないということがその後わかりました...。
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