建売住宅のメリットとデメリットをチェック!自分に合う家の見極め方
2017年2月15日 公開
建売住宅とは分譲住宅のこと
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建売住宅は、建物と土地を一緒に販売する住宅です。本来、土地に建物を建ててから販売することを建売住宅と言いました。しかし、最近では建てる前や途中で販売している場合も多くなっています。建物かすでに完成している場合は、家の中を見学できて安心ですが、建てる前や途中の場合は予想と違っていたなどのトラブルが起きてしまうことがあります。分譲とは土地を分割して販売してることなので、分譲の土地と建物が一緒に販売されていたら、建売住宅と同じ意味になります。
建売や分譲など、違いが分からない方は多いのではないでしょうか。大きい買い物をするのなら、何がどう良いのかを細かく知る事が後悔しないポイントになります。
建売や分譲など、違いが分からない方は多いのではないでしょうか。大きい買い物をするのなら、何がどう良いのかを細かく知る事が後悔しないポイントになります。
建売住宅と注文住宅の違い
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注文住宅は土地と建物は別で購入しなければいけません。持っている土地に建てる場合は土地代がかからないので料金を抑えられます。家のデザインから内装から全てを決めることができますが、それによって料金も大幅に変わってきます。しかし全て自由なので自分の住みやすい空間にすることができるのが大きなポイントです。建て売り住宅は、注文住宅とは違い、土地と建物がセットで販売されています。しかし注文住宅とは違い、間取りや設備などを自分で細かく決めることができません。もう少しリビングが広い方が良かった、キッチン周りの収納が足りないなどがあるかもしれません。しかし間取りやデザインさえ気に入いれば、価格も比較的安いのでお得です。家族が長く住む家にどのような理想を持っているのかで注文住宅にするか、建売住宅にするかを決めるのが良いでしょう。
間違えやすい建築条件付きとの違い
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マイホームを建てたくて探すとき、上記で説明した、建売住宅と注文住宅の他に建築条件付き土地の3タイプがあります。建築条件付き土地は、土地を購入すれば土地の売り主が建物を建ててくれる、建築工事請負契約を結ぶことことです。建売住宅とは違い、建物の間取りなどは購入者が自由に決められるはずですが、制限はあるものの建築業者がほぼ強引に決めてしまう場合もあり問題にもなっています。自由度が高いと言うのが建築条件付き土地のメリットのはずですが、注意すべき大きな問題点になっているそうです。契約内容をきちんと確認し、トラブルを避けましょう。
建売住宅のメリット
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手続きが少なくてすむ
建売住宅は土地と建物がセットになっているので、別々に購入しなくて良いのです。2つの購入手続きが1回でできるので、手続きが少なくすみます。価格も決まっているので、住宅ローン申請も難しくないのが良いですね。時間がない方や手続きなどは早く済ませたい方におすすめです。
事前に見学できる
建売住宅の場合は事前に見学ができるのがメリットになっています。家が完成してみると予想していたのと間取りが違ったり、雰囲気が違ったなんて事はよく耳にします。やはり素人では図面や話だけでは想像しづらいですよね。そのような時は、建売住宅のように完成している家を自分の目で見られるのは良いですよね。長
く住む家は自分が住みやすい設備や間取りが揃っていて欲しいものですよね。見学する際には、何件も見学に行き見比べてから購入するのが後悔しないポイントです。
即入居できる
注文住宅の場合だと家のデザインや間取りなどを事前に打ち合わせで決めてから家を建て始めます。そうすると、実際に引っ越しができる様になるまで何ヶ月も時間がかかってしまいます。しかし建売住宅は、見学して気に入って購入すれば即入居ができるので時間を短縮する事ができます。家を建てるのには何ヶ月もかかります。何度も打ち合わせをしたり、何ヶ月も待つのが面倒な方にはおすすめです。
デメリットは?
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間取りを細かく決められない
注文住宅だの場合は、間取りやデザインを自分の希望通りにすることができます。しかし、建売住宅の場合は建物が完成しているので間取りやデザインが決まっています。最近では、建てる前に購入できる建売住宅もあり、その場合は間取り変更もできることがあるそうです。しかし、建売業者の意向のほうが強く出るようなので、そこまで自由には決められません。家にはこだわりを出したい方は注文住宅の方がいいでしょう。
欠陥を見つけられない
完成している建物の欠陥を見つけるのはとても難しいです。住み始めてから家が傾いてきた、欠陥がでてきたというのも少なくありません。やはり工事途中を見る事ができないので、見えない場所に欠陥があっても気づく事ができません。家は大きな買い物なので、心配な方には不向きと言えます。しかし着工前や施行途中に購入できる建売もあるのでしっかり調べた方が良いでしょう。
設備変更にお金がかかる場合もある
比較的安いつもりで建売住宅を購入したつもりでも、設備変更を頼んだら追加料金がかかったという事も少なくありません。そういった設備変更に関する料金など疑問に思った事は全部、購入する前に事前に聞いておくと余計な料金トラブルなども避けられるでしょう。
最近は設計を変更できる物件もある
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建売住宅だと、気に入ったら即入居できて時間がかからずにすみます。しかし、一生に一度の大きな買い物はじっくり考えたいですよね。間取りが少しでも気に入らないと購入する気になれない方もいると思います。最近では建物を建てる前に購入できる場合もあり、設計を変更できる物件もあります。設計を自由に変更できるのは嬉しいですよね。設計を変更できるといっても、建売業者が選択肢を出してきたりと自由度が低い場合もあるので、事前にしっかり調べることが重要です。契約を結んでから後悔するのは避けましょう。
着工前や施工途中に購入することも可能
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完成した家を購入するのは、欠陥などが気になってしまう方もいるでしょう。最近では、着港前や施工途中に購入することも可能な物件もあります。工事状況などが見られるので、間取りやデザインさえ気に入ってしまえば注文住宅とあまり変わらないでしょう。着工前だとデザインや間取り、設備などの変更ができることもあるので聞いてみることをおすすめします。
建売住宅の探し方
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建売住宅はどのように探すのか良く分からない方も多いと思います。新聞に入っている広告を見るか、不動産屋に入って聞く、展示場を探す事が多いでしょう。ネットなどでも出ていることがあるのでケータイで簡単に調べられ
ます。間取りを見て気に入ったら実際に見学しに行って、気になる点や料金などについてを尋ねて、自分の目で見極める事をおすすめします。
建売住宅を購入するときに注意すべきこと
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値段を聞いてあまり安いからといって購入するのも要注意になります。見えない場所に欠陥があり住み始めてから家の異変に気づいてしまう事もあります。一軒家の購入にはローンを組んだりと大金がかかるものです。悪質な建売業者との引き渡しトラブルや料金トラブルなどの問題も耳にします。一生に一度の大きな買い物は慎重にしましょう。何件も見学しに行き、信用できる建売業者を見つけるのが一番です。余計なトラブルは避けるように事前に準備をするのが重要です。
よく見極めて、住み良いマイホームを見つけよう!
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みなさんいかがでしたか?家を購入するのは人生での大きな出来事になります。土地もセットになっている建売住宅はお得!と思っている方は特にしっかり調べたほうがいいでしょう。お得な建売住宅にもメリットもあれば、デメリットもあります。決して安くはない買い物です。実際に家を購入しようと悩んでいる方は納得するまでどういった購入方法にするか、家にしたいかを考えて選ぶことをおすすめします。購入して住んでみて、後から後悔することのないようにしましょう。
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