七五三の初穂料って?どれくらいが相場?どう書くの?お参り前に確認しておきたいこと

七五三のお参りに欠かせないのが初穂料です。どれくらい用意したらいいのか、のし袋はどう書いたらいいのか不安になることも多いかもしれません。そんな七五三の初穂料について、書き方の画像など含めお参りの前に確認しておきたいことをご紹介します。

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2017/08/08 公開 | 785 view

七五三の初穂料って?どれくらいが相場?どう書くの?お参り前に確認しておきたいこと

七五三と初穂料について

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こどもがいるママやパパ、そして祖父母が楽しみにしている行事のひとつといえるのが七五三ですよね。

七五三とは、こどもの成長を祝ってお参りする行事のことです。数え3歳(満2歳になる年)・数え5歳(満4歳になる年)・数え7歳(満6歳になる年)に順を追って儀礼を行い子供の成長を祈願します。

最近では、満3歳・満5歳・満7歳で七五三をすることも増えていますし、地域や地方によっても違いがあるようですね。
女の子は3歳と7歳、男の子は5歳で行うといわれていたり、どの年齢も男の子も行うといわれていたりさまざまあるようです。

七五三でお参りといえば神社にということが多いでしょう。お参りをする際は初穂料をお納めします。
初穂料っていったいなんのことか・・と思うかもしれません。初穂料についてみていきます。

初穂料ってなに?

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初穂料(はつほりょう)のことを簡単にいってみると【ご祈祷していただく際にお納めするお金】のことを指します。

初穂料は、その年に取れた最初の稲穂を束にしたものを神前に奉納して、豊作を祈願、感謝をするということが起源となっているようです。現代では、稲穂のかわりに金銭をお納めすることへと変わっています。

こどもの健やかな成長を祈願、感謝することをご祈祷いただくことになりますので、そのお礼としお納めすると考えるとよいでしょう。

七五三の初穂料の相場ってどれくらい?

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では、初穂料としてお納めするときの金額はどれくらいなのでしょうか。

相場としては、5,000円~10,000円といったところです。お礼としてお納めするものですので上限はないものと考えてもいいでしょう。
ですが、下限はあると考えた方がいいかもしれません。神社によっては『初穂料は5,000円から承ります』などと決まりを設けているところがあります。

お参りする神社が決まったら、事前に調べてから用意する方がいいでしょう。神社のホームページがある場合は明記されているでしょうし、電話で問い合わせれば教えてくれます。

ちなみに、これを書いているわたしが結婚式から事あるごとにお世話になっている神社は8,000円が下限です。長男(3歳)のお宮参りでお世話になったときは5,000円でしたが、値上がりしていて驚いたことを覚えています。

そのようなこともあるので、事前の確認はしておいた方が無難です。

また、ご祈祷のあとにお守りや千歳飴などがいただける場合がありますが、その内容がお納めする金額で変わったりする場合があるのでその辺りもあわせて確認してお納めする金額を決めるのがいいかもしれませんね。

七五三の初穂料を入れるのし袋の書き方

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via いちか
初穂料をお納めする際にはのし袋を使用します。のし袋の書き方についてご紹介します。

のし袋は慶事用の紅白で水引は蝶結びの物を使用します。
表書き、上部中央に【御初穂料】と書き、下部中央に七五三のご祈祷を受ける【こどもの名前】フルネームで書きます。
こどもの名前にはふりがなを書いておくと間違われずに済むので、ふりがなを書いておきましょう。

お納めする金額が高額でない場合は、水引が印刷されたタイプののし袋でも問題はありません。金額に見合ったのし袋を用意するようにしましょう。

内袋の書き方

いちか (82261)

via いちか
のし袋に内袋(中袋)がついているものを使用するときは表に【金 〇〇円】と書きます。その場合は数字の書き方は通常使用する漢数字とは違うので注意が必要です。

「一」⇒「壱」
「二」⇒「弐」
「三」⇒「参」
「五」⇒「伍」
「十」⇒「拾」
「千」⇒「仟」または「阡」
「万」⇒「萬」

このように書くので間違わないようにしましょう。
金額「円」のあとに「也」と書くのか書かないのかということですが、これはどちらでも構いません。
※四・六・七・八・九はそのままです。

裏には、住所とご祈祷を受けるこどもの名前を書きましょう。

内袋に金額を書く欄があったり、住所や名前を書く欄などある場合はそれに従ってかいていいです。
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